【感想】サイドストーリーズ

東直己, 冲方丁, 貴志祐介, 中山七里, 狗飼恭子, 中田永一, 宮木あや子, 垣根涼介, 貫井徳郎, 笹本稜平, 誉田哲也, 三浦しをん, ダ・ヴィンチ編集部 / 角川文庫
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
2
8
5
3
0
  • 贅沢で、面白い企画。

    著者も作品も贅沢なこの一冊。それぞれの作家の入門編としても、物語の導入編としてもおすすめです。

    私もすべての作品を読んでいた訳ではないのですが、サイドストーリーだけでも十分楽しめます。ちゃんと本編のあらすじもついているので安心ですよ。

    しかし贅沢なラインナップだなぁ…と思っていたのですが「ダ・ヴィンチ」に掲載されていたというので納得です。
    アンソロジーの魅力はいろんな文体の作品を並べて読めること。今作は、「一つのテーマをオリジナルで競作」というのではなく、「本編のある物語のサイドストーリー」という形なので、それがより顕著になっているように思います。

    といっても、実はあるテーマが隠されています。読み進めていくとあら…?と気づくという、凝った構成。

    好きな作品から気軽に読むこともできるし、アンソロジーはそれがいいですね。
    続きを読む

    投稿日:2015.05.09

  • また会えました。

    『まほろ駅前多田便利軒』のファンです。
    またあの二人に会えました、相変わらずな二人の掛け合いに思わず笑ってしまいます。
    読んだことがない本も読んでみたくなる一冊です。

    投稿日:2015.04.12

  • お試しに

     いろんな作家の作風が味わえるお試し品として,すぐに読めてしまうのでおすすめです。

    「一服広場」のようなたばこを吸う場所や場面がそれぞれの物語の中で共通するワードとして出てきます。

    投稿日:2015.07.05

ブクログレビュー

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  • ゆうゆ

    ゆうゆ

    やはり読んだことのある本だと面白さが格段に違う。まほろは何度読んでも好きなお話だし、空気感がとてもいい。どのお話にも必ず喫煙シーンが出てきて一服ひろばが登場すると思ったらJTの企画だったとは。無理なくストーリーに溶け込んでいたからよかったものの、短編集だとやはり物足りない勘はぬぐえない。新しい作家さんやお話の発掘も兼ねていたけれどあんまりだったかな。
    天地明察を読むか否か、迷うところ。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.03

  • 2341cocoa

    2341cocoa

    推理小説は、短すぎると大分物足りない浅ーいお話になってしまいますね。本編を知っている人が読めば、もっと楽しめるかもしれません。さよならドビュッシーシリーズは読んだことがありませんが、このサイドストーリーは超短編ながらなかなかどんでん返しされました。多田便利軒のお話がいちばん好きでした。続きを読む

    投稿日:2021.02.02

  • agiantam

    agiantam

    元の作品を読んでいたものも、読んでいなかったものも
    面白く読め、元の作品の雰囲気を感じることがでる。

    もっとサイドストーリーズで主人公の物語が読みたくなる。

    元の作品を読みたくなって読みたいリストに加えた。続きを読む

    投稿日:2019.06.25

  • stardancer

    stardancer

    まあまあまあ、短篇は得手不得手があるので全体的な評価は 微妙になってしまいました。
    しかし、自分が思い入れがある作品のサイドストーリーはやはり気になります。
    百瀬~の田辺くんを主人公とした『鯨と煙の冒険』はよかった。百瀬~でも田辺くんのキャラクターは光っていたのでこの話が読めて嬉しかったです。
    『多田便利軒、探偵業に挑戦する』は話はどうということもないのですが、相変わらずの多田×行天コンビにニヤつきます。
    ただ全てのストーリーにJTの企画らしく必ず煙草、喫煙シーンがあって(不必要に)もうそれだけで気持ちが削がれた。
    今の世にこういう企画は合わないと思う。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.31

  • akasake

    akasake

    大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
    正直楽しかったです。
    作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
    冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
    貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
    限られた数の本しか読むことができないわけですから、
    こういう本から情報をもらうのも面白いですね。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.11

  • kojirok1222

    kojirok1222

    JTがスポンサーとなって「一服ひろば」をテーマに書かれたアンソロジー。

    気合いの入らなさが半端ない。

    投稿日:2016.07.19

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