【感想】ハードラック

薬丸岳 / 講談社文庫
(69件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
9
30
24
4
0
  • そこまでハードじゃない…

    薬丸作品にしては、ハラハラ感は
    あまりない。
    割と平凡なミステリーの王道をゆく
    内容でしょうね。
    個人的には、もう少しドキドキした
    かったですが、これだけのページ数を
    サックリと読めたので薬丸マジック
    には引っかかってるのかもしれません。
    ラストはスッキリでもないけど、
    あまりモヤモヤは残さない終わり方です。
    全体的には腑に落ちないところばかり
    ですが、最近あまり面白いと思える本に
    当たってなかった反動か、比較的最後
    まで楽しめました。
    欲を言えば薬丸氏の作品は、やはり
    少年犯罪を題材にしたものがたまらなく
    面白いかなぁ~(*'ε`*)
    続きを読む

    投稿日:2016.07.26

  • 読み応えあります。

    サカイと名乗る人物に対して感じていた気持ちが、最後にコロッと180度かえられてしまう、いったい誰が悪いのかわからなくなってしまう・・・あ~、やっぱり薬丸さんの本は、おもしろいなあと思わせてくれます。うんとせつないです。続きを読む

    投稿日:2015.03.14

  • 謎解きの妙

    ミステリーを読む楽しみは謎解き。
    一つ一つ謎が解け絡み合った糸がときほぐされる醍醐味が味わえます。
    トリックと伏線を散りばめながらもスピード感を損なわず、ぞくぞくするような追跡の緊張感も相まって一気に読み進めました。続きを読む

    投稿日:2015.03.30

  • テーマは重めですが、面白い

    タイトルの意味は後半で判明。ベースのテーマは重いけどやっぱりこの人の作品は面白いですね。最後の展開も読めなかったっす。

    投稿日:2015.03.24

  • 2日で読んでしまいました。

    最近は池井戸作品にはまっていましたが、GWで時間があるということもあり、前から気になっていたこの作品を読んでみました。想像以上に面白かったです。現実にこんなことが起きたらと思うとぞっとしますが、自分の些細な経験に照らして考えると、確かに人を安易に信じてはいけないとあらためて思います。元々、新保裕一の作品が好きなのですが、こちらは電子化されていないようで、作風が似ていて良かったです。続きを読む

    投稿日:2015.05.05

ブクログレビュー

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  • 海月

    海月

    久々読む薬丸作品。
    やっぱり、さすがの薬丸さん!大満足!!
    とにかく面白くて面白くて読むのが止まらず、他の大事な用事も全部後回しにしそうなところをなんとか我慢して、約1日半で読み切りました。
    強いていうなら最後の解決編だけはサラッとしすぎていてちょっとだけ「ん?」という感じ。
    でもそれも含めての★4つ。
    若い頃は読書大好きを自負してた私も最近メッキリ読書量は減ってしまったけど、こういう小説を読むと私はやっぱり読書が好きだなぁ〜と実感。
    繰り返しますが、大満足の作品でした!!
    (2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了当時の記録。)
    続きを読む

    投稿日:2023.10.08

  • 読ブログ

    読ブログ

    大どんでん返し。
    ミステリーと言えば読んでいて一番気持ちが良い瞬間がソレを味わう瞬間。
    本作は序盤から気付かない程度の伏線を少しずつ残していきラストに繋げていくという王道のミステリーだが、ラストまでの繋げ方がとても巧妙なので、普段からミステリーを読んでいる人でも存分に楽しめる一冊となっている。

    主要登場人物は主人公を含め「人生がうまくいかず、日々なんとか食いつないでる」という点で共通している。
    そんな同じ境遇の人間同士が集まって何か大きな事をして一発逆転を狙うというのが冒頭だが、想定を遥かに超える事態に巻き込まれていくというものになっている。

    だが正直なところ、境遇に関しては自業自得な部分も往々にしてあり、登場人物に対して肯定の気持ちはあまり強く持てないが、
    一つ掛け違えると誰しもそうなるというような意味では同情できる部分もある。
    そういった微妙なバランスの人物達を描くことにより、本作はトリック部分と心情部分が良い按配で構成されていると思う。

    結果として、
    先が気になってしょうがないという、
    長編でありながらスラスラと最後まで一気に読ませる物となっている。

    続きを読む

    投稿日:2023.08.25

  • おらおら

    おらおら

    仁の人間ぽさや不運な人生、引き込まれるもがあったのに、後半むりのある設定?複雑にしすぎ感に気持ちが入り込めなかった。

    投稿日:2023.06.20

  • suzuka

    suzuka

    このレビューはネタバレを含みます

    2015.7.15読了

    再読本
    搾取される人生から搾取する人生へ。
    仕事もお金もなくなった仁。闇掲示板で仲間を集め軽井沢の金持ちの屋敷に強盗計画をたてる。最中に誰かに頭を殴られ、自分だけ屋敷の外に放りだされていた。屋敷は全焼、3人の焼死体が見つかったことで、仁は殺人事件の犯人として指名手配される。
    誰かにはめられた、その真犯人を探すため東京に戻る。
    森下に言われた『お人よしのジンくん』まさにその通り。
    どこまでも人を信じる…
    いい方に考えれば、親に愛情込めて育てられたってことかもしれないけど、闇社会を生きるには不必要なスキルだ。

    薬丸岳作品は、日の当たる成功人生より一歩間違えたら誰でも落ちそうなギリギリを描くのが本当に上手い。私もいつこうなってもおかしくない、読むたびに強く思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.09

  • mono93

    mono93

     そうきたか!
     と一文の感想を読後すぐに投稿した。
     で、4週間後、次に読んだ本を登録しにブクログにアクセスしたとき、この本を登録していたことに気がついた。
     こんな本読んでたっけ? 全く思い出せない。あらすじを読んでもなかなか思い出せない。しばらくして、闇バイトって最近ニュースでも話題になっているよな、というところから思い出した。
     確かに半日で一気読み。GWで暇だったのもあるが、面白かったから一気読みできた。星も4個つけているではないか。
     でも、4週間たつと忘れている。この一つ前に読んだ『ルパンの娘』は覚えているのに。日記にも書いていない。読んだ本はタイトルだけでも必ず書くようにしているのに。
     そんな小説だ。
     と書いていても、中身をよく思い出せない。不気味な闇バイト紹介人しか頭に浮かばない。
     ということで、星を一つ減らすことにした。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.06

  • エコ☆ミュウ

    エコ☆ミュウ

    自分が闇サイトで募集した連中に、逆にハメられた
    主人公に同情出来ません!
    首謀者は誰なのか?
    謎が多すぎて満腹です

    投稿日:2022.11.17

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