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横山秀夫 / 文春文庫 (357件のレビュー)
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総合評価:
ホゲホゲ笹かま
13
ドラマ化&映画化 決定!!
上巻から続き。 次第にタイトルの64が主人公に降りかかってきます。 確かに64の結末に向かうのですが えーそうなの?という展開に。 ネタバレになるので書けない!ですが、 ただ読みごたえはばっちりです…よ! NHKのドラマも原作の雰囲気が出てて、良かった。続きを読む
投稿日:2015.02.18
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getsu
9
壮絶な14年
上下巻まとめてのレビューです NHKにてドラマ化された作品。 警察ものを書かせたらこの人の他にいないでしょう。 どの作品も面白いですがその中でもこの「64」は秀逸だと思います。 あれこれ書く必要もない…でしょう。 読んで損は無い1冊です。続きを読む
投稿日:2015.06.24
ゆいちゃんまる
8
一気読み間違いなし
久しぶりに一気読みしました。いや、させられたというほうが正しい。息もつかせぬ展開に、詳細な心理描写。自分だったらどう行動するか。いろいろ考えさせられる時間でした。ぜひお勧めです!
投稿日:2015.04.06
あっくん
7
一気読み必至の重厚な警察小説の佳作!
横山秀夫による長編ミステリ。 主人公は刑事部から広報に異動した広報官・三上。その娘は失踪しており、気が気ではないが、そんな最中に警察庁長官による視察と未解決になっている誘拐事件「ロクヨン」の解決に向け…た会見を開くという話が持ち上がる。これが刑事部と警務部の対立を激化させる火種となる。 ロクヨンにまつわる不可解な謎や、刑事部と警務部の確執、刑事に戻りたいがあゆみの捜索を警務部長に依頼したことで弱みを握られている三上の葛藤などをおり混ぜ、ストーリーが展開する。 本作には非常に魅力的な男たちがたくさん登場する。主人公・三上も弱みを握られてどっちつかずな態度でモヤモヤしていたが、後半の覚悟を決めてからの漢っぷりがカッコいいし、松岡参事官がまたシビれるほどカッコいい。広報室の諏訪でさえも、この事件を通して大きく成長し、カッコよくなっていく。そんな男たちのカッコよさも本作の魅力を高めている要素の一つだろう。 物語はラストで一つの終結を見るが、いわゆる本格ミステリのようにキッチリと全てが解決するわけではない。しかし、それでこそ人の人生の一部を切り取った物語としてのリアリティが生まれるのではないかと感じた。続きを読む
投稿日:2015.06.22
たかじ56
6
何を書いてもネタバレに
上巻に引き続き下巻読みました。 感想は? 良かったとしか書けません。 どう良かったかを書くとネタバレになってしまい、これから読む方から面白さを取ってしまいそうです。 そうは言っても・・。 ということで…、ひと言だけ、 物語は思いもよらぬ方向へ進む。 上巻を読まれた方は、是非下巻もどうぞ。 続きを読む
投稿日:2015.04.05
kazu
5
64下
64上を読み終え64下を読みたくてすぐ購入しました!三上広報官の次回異動は、刑事1課に間違いなし。娘の所在が不明なので続編があるかも? テレビドラマが楽しみです!!!
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kスケ
クライマックスまでの息詰まる展開はお見事です。 クライマーズ・ハイ面白かったから期待してたけど、期待通りの面白さ。 横山先生は嫌な人を書くのが上手いよなあ笑 警察内部、記者クラブの関係も知れたし面白…かった。続きを読む
投稿日:2024.04.14
瀬戸内海の太刀魚
あまりハマりませんでした。 展開に期待が高まったところで、結局は常識的な落とし所に落ち着くみたいな…
AT
150ページまでのくだり……中だるんだかな……主人公(作家?)の言いたい事ばかりの一方通行感がちょっとしんどかった……。中盤も勢いが落ちストーリーも停滞したのもしんどかった。 赤間や石井も急に出てこな…くなったりするから……四方八方に話が飛んだ感は少し感じたが、心理描写中心の事件展開をここまで読ませるのは流石だと……三上にこの先どんな人生が待っているのか、そんな事を感じさせる終わり方も好みだった。 殴り合った手で握手も出来る……この話はそんな関係性がたくさん出てきた。 最後の二渡……惚れたわ!続きを読む
投稿日:2024.04.11
neko damashi
最初から最後まで張り詰めっぱなしで、緊張感がすごくありました。どう終わるのか、終われるのか、全然予測つかず、おもしろかったです。
投稿日:2024.04.10
O.K
前編までで、かなり伏線が広がっていたので、どのような結末になるのか、ワクワクしながら読みました。いわゆる起承転結でいっても、起承承承・・ってくらい期待が乗っかってましたからね。 毎日、夜遅くまで寝不足…になるくらい読み応えありました。面白かったです。 欲を言えば、前編から丁寧に書かれていて本筋と思っていた長官視察の件が、少し横に逸れたように感じた終わり方だったことや、個人的には三上の娘の結末もハッキリさせて欲しかったのですが、そこは全体のボリューム感からすれば、致し方なしといったところでしょうか。 また、三上が仕事に対するスタンスや考え方について、悩み、迷い、違う選択をすることもあり、作品として一貫した考え方があるわけではなく、人の揺れ動く感情を忠実に描いているんだというところも良いと思いました。 その分、話としてゴチャゴチャ分かりにくくなってしまった部分もあるとは思いますが、実際の人の心はそんな感じですし、リアルだと思います。 横山秀夫氏の小説は、警察の世界を嘘くさくなく、よりリアルに体験させてくれる、それが良さだと思っています。続きを読む
投稿日:2024.02.19
天須次郎
読んだ本 64ロクヨン 下 横山秀夫 20240216 去年読んだ本で一番面白かったって思ったのが横山秀夫の「ノースライト」だっだんだけど、今年ひょっとしたらこれかもって感じです。 とにかく警察…組織の中でいろんな軋轢に身をすり減らしていく主人公の姿を追うのが息苦しく、上巻から下巻の真ん中までは窒息しそうになりながらも止まらない。真ん中でようやく警察小説らしく事件が起きるんだけど、むしろ事件が起きた方が軽くなる感じ。そしてラストに近づけば近づくほど読み飛ばしていたことがこういうことだったのかって追いかけてくる。 ラスト、何もかもが解決しないのに、消化して前に進んで行くしかないと自覚していく姿が清々しかったな。重々しかった分。 映画も観てみようかなってキャスト見たら、容姿の悪い主人公が佐藤浩市、父親似の顔に絶望して自閉症になった上に家出した娘が芳根京子。って、なんじゃそりゃ。読む前に知ってたらここまでのめりこめなかったかも。続きを読む
投稿日:2024.02.16
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