【感想】ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI

宇野朴人, 竜徹, さんば挿 / 電撃文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
5
3
3
0
0
  • 軍のクーデター発生!三つ巴の戦い!

    帝国軍でクーデターが発生します。
    イグゼム派・レミオン派・イクタ率いる旭日連隊。

    全員自分の行動を正当化するため皇帝の後ろ盾が必要なんですが、
    その皇帝が行方不明、さらに皇帝の居場所を宰相トリスナイから伝えられます。

    元帥イグセムの叔父まで加わり昨日まで一緒に飯を食った仲間を殺しあう三つ巴の戦い。
    その中でトルウェイが神懸かり的な戦いをして、元帥イグセムの叔父である烈将ヨルンザフを退かせます。
    イグゼム派にいるヤトリと旭日連隊の戦いはなかったけど、
    このままみんな仲良くで終わらないのがこのシリーズ。
    必ずもう一波乱あるな!と思わせて終わりました。

    それにしても、この巻から絵が変わったんですけど“ひどすぎる”。
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    投稿日:2017.09.05

  • 本格的な戦記ファンタジーものです\(^o^)/

    5巻まで紙媒体で読了。
    6巻より電子版に切り替えました。

    怠け者で熟女好きな青年将校が主人公です。
    登場人物たちのキャラが立っていて魅力的ですね。
    戦略とかもしっかりと考えられていて面白いです。
    リアスなだけではなく、笑わせてくれるところもありますのでストーリーも気に入っています。
    コミック版も出ていますので、気になる方はそちらもどうぞ。
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    投稿日:2015.01.19

ブクログレビュー

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  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    クーデター編。マシュートルウェイvsヨルンザフ。

    いつの間にやらイクタは2人のお父さんと三つ巴な関係になっちゃって、、ガンガン成り上がってますねえ

    サリハ兄さまはあんなキャラにする予定だったの?最初の登場のときはひたすら悪キャラだった気がするけど、、
    また出るにしても憎んで敵として出てくるのかと思いきや、トルウェイ大好きお兄さんでした。

    今回はイクタ少なめだったし、ヤトリがどんどん孤立してくし、その辺が次から掘り下げられてくのかな?
    という期待で次に。

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    投稿日:2022.04.14

  • ショーン

    ショーン

    このレビューはネタバレを含みます

    9/10.
    シバ少将がイクタの副官になったのは少し納得がいかなかった。相変わらずイクタが関連する事は御大層で、それ以外の事はほぼ完璧なバランスで書かれている。

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    投稿日:2020.07.18

  • より

    より

    図書館で。
    ひっじょーに残念な事に何故かネタバレを読んでしまい彼らのその後を知ってしまったんだなぁ…
    イクタとヤトリの魂の絆みたいなのが熱くて、そしてツライ。ヤトリみたいな軍人は愛国心を良いように政治の材料として使われるんだろうな…と思うとさらに辛い。そしてミニスカはどうなんだ?(笑)この世界観にあってないよなぁ~と思う。

    というわけで海はマシューだったからか今回はトル…えと、トルエン?…違う…彼の名前微妙に覚えられないんだな… まあ三男坊が一皮むける話。お兄ちゃんも悪い人じゃなかったんだ~

    個人的には副官の女性がえらいウェットで恋愛脳で正直びっくり。このお話、あまり恋愛に振りきった人が居なかったんで…。個人的には彼女はあそこで投降するべきだったと思う。死ぬよりも生きて彼女の選んだ将に最後まで付き従うべきであった、と思うんだけどどうなんだろう?
    ヤトリにえらいマウント取ってましたけど…そこもなんだか唐突で良くわからなかった。女の幸せが結婚して子供産む事だったらアンタ、軍人辞めて奥さん業してた方がよかったのでは?自分だって軍役で血なまぐさい戦争してるくせにアタシの方が女として幸せ、とか言われてもねぇ(笑)そりゃヤトリも困惑しかないわな(笑)
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    投稿日:2018.03.07

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     遂に(ただし、勿論のこと予想どおりではある)クーデター。そして内乱から三つ巴の戦いへ。
     しかし、もっとも重要な「玉」を握るのは狐。

     本巻での人物像の掘り下げはトルウェイか。
     ただ、主展開が風雲急を告げているので、今一歩、踏み込み足らずの感じは否めない。

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    投稿日:2016.12.13

  • 恵

    登場時は嫌なヤツだったのが、後に良い人になって仲間になるってパターンは

    何であのバカを許せるの?とか、何であのクズが急に改心するの?とか
    納得出来ない事が多くて好きじゃなかったんだけど

    今回のサリハスラグは、その辺の展開が上手くて良い!続きを読む

    投稿日:2016.10.19

  • 明太子

    明太子

    このレビューはネタバレを含みます

    評価:☆5

    前回、イクタが旭日連隊を立ち上げたので三すくみの状態からスタート。
    トリスナイの企みによってクーデターは泥沼状態に陥ってしまう。
    イクタは何とか争いをコントロールし、レミオン派有利の痛み分けにすることによってイグセムの、ひいてはヤトリの職責を減らそうとするが…といったところ。
    両大将にも引けを取らずにガンガン攻めていくイクタのカッコよさは安定してますな。

    隻腕のイグセムことヨルンザフの跳騎兵部隊の戦いっぷりは鳥肌ものだった。
    そしてそのヨルンザフとトルウェイの戦いも大きな見所だったのではないかと。
    マシューもそうだけどこうやって戦いを経験することで逞しくなっていくのがいいね。

    トリスナイがラスボスって感じですが一体どうなるか。

    「命を狙えなかったから……だから、代わりに誇りを狙ったんです」
    「ねぇ、ヤトリシノ・イグセム。……あなたは、何のために戦うの」

    レビューの続きを読む

    投稿日:2015.10.30

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