【感想】合本 竜馬がゆく(一)~(八)【文春e-Books】

司馬遼太郎 / 文春e-Books
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
2
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1
0
0
  • もっと若い時に読んでおくべきだった・・・(再レビュー)

    昨年6月か7月に「竜馬がゆく 全8巻セット」にレビューを投稿したのですが、いつの間にか「該当コンテンツは、現在取り扱っておりません。」と表示・・・(←レビュー投稿者にとっては、かなり悲しいですよね。)気づいたのがこれで3作目。Reader Storeさん、せめてレビューだけは削らないでくださいな。
    商品名?が変わっただけで、小説そのものが変わったわけではないので再投稿です。

    高校生の時、一度読もうとしましたが、
    部活でへとへとになっていることを言い訳に
    挫折してしまった本です。
    あれから うん十年、恥ずかしながら電子書籍化を機に
    ようやく全巻を読むことができました。
    読んだのは2013年の9月から10月にかけてです。
    (その時は文藝春秋の本はレビューを書くことが
    できなかった?のが、いつの間にか記入可能に…)
    司馬遼太郎氏によって、激動の時代の日本を生きた
    数多の人物がいきいきと描かれ、惹き込まれます。
    坂本龍馬の生き方、考え方、人生の軌跡に
    ますます魅力を感じ、憧れをも抱きます。
    仕事上の不平不満や目先の損得で物事を考えている
    小さい自分に気づかされ、猛省させられました。
    人生とは、人との出会い、そして別れの連続
    それは偶然なのか必然なのか どちらにせよ、
    人との出会いを大切にして人生を歩んでいきたい。
    私にとって 人生必読の本となりました。
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    投稿日:2015.01.31

  • 「坂本竜馬」を通して人間力を学ぶ本

    まず、とても長い小説ですが、
    本当に飽きがこない素晴らしい本でした。

    「坂の上の雲」同様に司馬遼太郎さんの筆力感服しました。

    時代背景としては、幕末。封建制度が当たり前の世の中の話です。

    そんな中、貧しくはないが位の低い侍の息子として「坂本竜馬」は活躍します。

    人に好かれ、誰にも思いつかない事を考え、行動するそんな人間です。

    有名な「海援隊」「船中八策」「大政奉還」など成した事が色々あります。

    全ての事を通して竜馬の仕事観や人間力に惚れてしまいます。
    どんなビジネス書よりも、仕事をする上で大切で忘れないでおきたいエッセンスがつまっています。

    「こんな男になりたい」そう思わせてくれた素晴らしい本でした。

    オススメの本です。
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    投稿日:2017.10.29

  • 強運の人

    先見性、知識欲、行動力、あと底抜けな前向き思考。確かに、維新回天において八面六臂の活躍をした方であるとは思います。
    でも、私は、只々彼は日本史上例のないほどの強運の持ち主ではなかったかと考えています。
    なぜなら、彼は旧暦慶応3年11月15日に暗殺され、その後の悲惨な戊辰戦争や新政府成立後の権力闘争に巻き込まれず(本人は世界の海援隊を目指すなどと言っていますが、情勢的に不可能なことは彼もわかっていたでしょう)、いわば悲劇の志士としてその後の日本史上最も有名な偉人の一人となったのですから。
    しかし、司馬史観後、時代小説において彼のことを市井の一人の人間として描くことが、いわばタブー視されていることに多少なりとも違和感を感じます。
    極悪人とは言いませんが、齢相応でダメ凡人の龍馬も読んでみたいものです。あっ、そもそも売れないか(;´д`)トホホ…
    続きを読む

    投稿日:2015.04.22

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