【感想】ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 3

弐尉マルコ, ガールズ&パンツァー製作委員会 / MFコミックス アライブシリーズ
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
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  • 正にアンツィオ日和の3巻

    ご一読ありがとうございます。
    本文を書く頃には既に7巻が絶賛発売中となっております。
    6巻と7巻でレビュー(実際はただの妄想)を書き2巻も書いたので、この巻も書いてみようと思いました。

    丁度アンツィオ戦がリリースされたのか表紙はプラウダなんだけど、アンツィオの描写が多いというか、面白い。
    中でもアンツィオ日和は河嶋桃がアンツィオの捕虜となるのだが、あれよあれよという間に桃がアンツィオの総統にまで登りつめてしまうという話が、お気に入り。
    結末は本作を読んで頂くとして、今回は河嶋桃について考察のふりをした妄想を、ほそぼそと書いてみようと思う。

    戦車道大会で優勝することとなる大洗女子、必然として指揮官の西住みほの評価は当然高い。しかし、大洗女子の真の恐ろしさは、恐るべき人材層だと考えている。
    特に、生徒会、バレー部、自動車部は凶悪のレベル。
    さらにその中では生徒会が洒落になっていない。悪魔と契約でもしているのか・・・とさえ思えてくる。
    その生徒会である河嶋桃の評価はファンの間でどのようになっているかは分からないが、少なくとも・・・しかし推測だが河嶋桃と、武部沙織の両名がいなかったら大洗女子は軍団として機能しかなかった公算が高いと思っている。
    目立った実績はなくても、組織の中核となる人物はいるのだ。これを見誤ると大体組織は崩壊する。
    生徒会の3名はそれぞれ役割分担ができているように見えるが、何気にお互いがそれぞれをカバーできる高い水準を有している。中でも河嶋桃(何故か広報)は生徒会長・角谷杏、生徒会長副会長・小山柚子の代役ができると考えた方が良い。
    杏不在の時は桃が実質指揮をしている。会長はあの性格のなので、普段から実務は柚子が取り仕切っているのだろうが、桃なら実務もこなすだろう。
    河嶋桃は良い意味で石田三成みたいな人物ではないかと思われる。
    逆に柚子は会長の代役は難しいかもしれないが、桃がパニックに陥った時は代わりに柚子が指示を出している。
    杏は何でもそつ無くこなせそうな印象があるが、普段の様子を見ると実務能力は柚子が最も高いかもしれない。だた、杏は構想力と人脈が凄い。これは桃、柚子には無い能力だ。

    生徒会は、今すぐ天下を狙った方が良い。

    話が少し逸れたが、河嶋桃の発言は割と現実的である。声優さんの力量がすごいのか砲弾同様あさっての方向を向いた発言をしているみたいだが、彼女は大洗女子の状況を全身全霊で如実に表している。無茶なことを言っているのは火砕流の中でも無理を突き通す西住流の方だ。
    更にはカチューシャをひとにらみで黙らせる西住まほに対しても強気のツッコミが出来るのも流石桃ちゃんである(劇場版)。私の聞き間違いでなければだが。

    こうして箇条書きにしても河嶋桃の魅力と実力は書ききれないほど凄い。
    縁の下の力持ちという印象は拭えないが、これだけ目立つ縁の下もないだろう。
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    投稿日:2016.10.29

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