【感想】未来放浪ガルディーン(1) 大熱血。

火浦功, 出渕裕 / 角川スニーカー文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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  • ガルちゃんと呼んでください

    巻末の対談を読むとこのシリーズは、ゆうきまさみ先生がアニメ誌に描いた「うる星やつら」の竜之介が「ストップひばりくん」のひばりくんに「お前に俺の気持ちが分かってたまるか!」と、どついてるイラストが元ネタになっているそうです、紙の本が出版されたのが1986年なのではや20年近く続いているシリーズになります。ちなみに現在本編3冊外伝2冊の合計5冊出版されています。今からでも追いつくのに苦労しないと思います。(火浦先生早く続巻たのみます・・)               〈大異変〉によって旧文明が崩壊し、地表のほとんどを荒野に覆われモンスターが徘徊する世界で、ヴァルマー帝国にフレイヤー家を滅ぼされ単身敵討ちに出たコロナ(筋肉娘)フレイヤーは、仇は取ったがお尋ねものになってしまう。そこで旅の踊り子のシャラ=シャール・酒姫(実は男)に助けられ逃避行の途中、旧文明の遺跡で自己判断機能付きの機動メカT・178「ガルディーン」に出会う。それが伝説の〈塔〉を探す旅の始まりだった・・ 久しぶりに読んでも出てくるキャラクターが個性が強い面々ばかりで面白かったです。      続きを読む

    投稿日:2015.09.10

  • コロナ フレイヤーだっ!!(CV 田中真弓)

    CD「大歌劇」きいて喜んでいたなー(当時)。わずか1行で倒される敵キャラなど、アニメ化するなら「監督の裁量で」、小説読むなら「行間を読め」というより「そのうちなんとかなーるだーろーう」てなノリの火浦先生の未完(ばっかり)の代表作(?)。ゆうき先生は今でも元気に連載がんばってますよ。火浦先生もどーかひとつ続編をお願いしますお代官様!!(執筆は計画的に。ね!)書いてくれないと、「トリガーマン」に依頼しちゃうぞっ!!
    落語・時代劇・クレージーキャッツ等、昭和なネタが満載です。お若い皆様は、これを機会に寄席に行ったり「まげ物(いわゆる時代劇・必殺シリーズ、素浪人シリーズ等)」や「無責任一代男(クレージーキャッツ)」「探偵物語(松田優作)」のDVD借りて、スリム・ブラウンの「ぶわーっと」やミッキー成田(外伝2・シェルブールの三度笠)・エドモンド中村(トリガーマン)を少しでも理解してもらいたい。
    続きを読む

    投稿日:2016.03.13

ブクログレビュー

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  • 大吉堂

    大吉堂

    昔ラジオでイメージアルバムの一部を聞き、気になりつつも30年ほど放ったらかしでした。
    今更と言わずに読む。面白い。このすちゃらか具合が堪らない。
    男として育てられた熱血少女と趣味で女装する男。丁々発止のやり取りが素敵。時代は感じるけどね。続きを読む

    投稿日:2022.02.21

  • Smith, Ordinary. Person.

    Smith, Ordinary. Person.

    このレビューはネタバレを含みます

     「おやじの仇を討つんだっ!」

     思い込んだら命がけ、男の子として育てられ、うだうだしたことが大っ嫌いな熱血少女コロナは、敵の本拠地ヴァルマーに、ひとり敢然と乗り込んでいく。
     一方、華奢な外見を利用して、女装することで女(!?)の武器を最大活用する踊り子シャラもまた、財宝を狙ってヴァルマーの宮殿に侵入していた。
     二人の運命(!?)の出会い。
     謎の人型機動兵器ガルディーンとは何なのか。
     シリアスかと思えばコミカル、コミカルかと思えばシリアスという、物語の方向性定まらぬ新感覚すちゃらか(!!)SF珍道中の傑作シリーズ。
    -----------------------------------------------------------------------------
     キャラクターデザインがゆうきまさみ、メカニック・デザインが出渕裕という、なんとも豪華なシリーズ。元々は火浦功、出渕裕、ゆうきまさみ、の三人が悪ノリ気分全開、寝不足で脳内麻薬分泌中の頭を無理矢理に回転させて作ったアニメーションの企画が元になっているので、巻末には三人の座談会というおまけがついている。
     だがあまりにも世界観を何も考えず、安直に企画したために、一作目(1986)から現在(2010)までに刊行された冊数が、本編三冊、外伝二冊、おまけに二巻刊行の14年後(!)に三巻が刊行されるという、本当にあらゆる意味で新感覚のSF。
     キャラクターにはそれぞれ二つ名があるのだが、ネーミングが面白い。
     筋肉娘、口先男、出戻り、無謀王、陰険王、軟弱王、そして、すちゃらか王……!
     思わず「なんじゃあそりゃあ」とツッコんでしまいました。
     そしてこの作品が他作品より一番凄い点は、物語にマスコミが登場していることである!
     代々の伝承により、事件の現場に必ず現れる「ますこみ族」……!
     もうね、初っ端から彼らが登場するのですから、否応なく笑えて物語に引き込まれます。
     ライトノベルと、お馬鹿なノリと、昭和のギャグが大好きな人にオススメです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.03.05

  • 魚住すくも

    魚住すくも

    男として育てられた王女と、女装が特技である旅の踊り子が繰り広げる珍道中の物語。

    ライトノベルの紹介本にこのシリーズのことが載ってて、気になっていた。
    ようやく読了である。

    投稿日:2011.10.04

  • 塩ぽん

    塩ぽん

     ガルディーン・シリーズを一括でレビューします。ナイトライダーのようなロボット・ガルディーンを巡るギャグストーリー。これを読んだのは、中学生くらいたったかな。文章が軽快で、とっても面白かった。人物が全てニックネーム(「陰険王」とか)付きなところがGOODでした。ただ…、続きがなかなか出ない。3巻が出たのが10年後くらいだったんじゃぁないかな?それに、まだ終わってないし。老後に続きが出たんじゃぁ、精神年齢的にきついです。続きを読む

    投稿日:2011.06.04

  • はるひ

    はるひ

    主人公のモチーフは『うる星やつら』の龍之介くん(男として育てられた女)と『ストップひばりくん』(女装の男)ではなかったかしら。
    火浦作品なので敵はショボく、どこかヌケている。

    投稿日:2010.06.13

  • show5

    show5

    久しぶりに読みたくなって買ってしまった。いや,やっぱ面白いね。火浦功の真骨頂であるC調が爽快です。新しい?カバーイラストも良いです。b

    投稿日:2010.01.14

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