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竹宮ゆゆこ, 駒都えーじ / 電撃文庫 (45件のレビュー)
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総合評価:
ホウトー
問題への拒絶
大学デビュー、東京デビュー、一人暮らしデビューの多田万里と一見完璧に見える加賀香子、そして加賀香子に付きまとわれる柳澤光央の三人を中心に大学生活とその恋愛模様が描かれる話。 2巻はそれぞれの、登場…人物たち同士の親交が進行(深行)していきます。主人公が、記憶を失う前の自分の人間関係の葛藤が描かれてます。 3時間くらいで読み終わりました。 著者の他の作品を見ても分かるように、淡い恋模様を存分に楽しめる作品です。そういうのが好きな方には断然おすすめです。続きを読む
投稿日:2015.01.18
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ヨッシー
読み始めてから読み終わるまでに2ヶ月以上の時が流れた……仕事が忙しかったなんてのは言い訳で、修羅場を脱してからひと月半ひたすら腑抜けていた。昔放送してたアニメを見てたから話の流れは把握できてるけど、こ…の二ヶ月まともに本を読んでいないことが問題なわけで。つーかこれ、本の感想ですらないわけで。 来月からまた頑張りましょう。続きを読む
投稿日:2017.03.31
reinou
このレビューはネタバレを含みます
大学生の、ビュアーでセンチなラブストーリーですね。コメディ要素はかなり後景に引いている。しかしまぁ、登場人物の皆の間の悪いこと悪いこと…。本当にイライラしてくるんだが、それがまたいい。転んで、間違って、グダグダになって…、それでも、大切な関係を、大切な人を思いやる。セックスも恋愛もお酒も行動も時間も、計り知れないほど自由になって、でも、責任があることを十分自覚せず、人の心を測りかねて失敗を重ね、人を傷つけ…。うまく言い表せないが、決して格好良くない等身大の大学生のラブストーリーである。 「青が散る」「春の夢」といった宮本輝の大学生の恋愛模様を描いた小説を思い返してしまった。リアルというか、等身大というか…。
投稿日:2017.01.22
永杜
同じサークルに入り、親友になってみた2人。 そして大学生らしく、飲み会に繰り出した。 人間関係やら展開やらも気になりますが 一番気になるのは240円の弁当です! 恩返しに入ったサークルにいる、元同級…生で 仲が良かったどころではないと思われる先輩。 一体過去のあの時、どう返事をしたのか、が 微妙に分かる1冊です。 というか、要所要所に出てくる元身体の持ち主が おっそろしいほど気になります! 最後にはどうにかこうにかなりましたが 締まらなさすぎる最後。 ちょっと前までシリアスでいい感じだったのに…w 警察、仕事早い(?)です。続きを読む
投稿日:2015.09.18
こや
告白した万里に香子は『友達』としてと返答。 なのに。 サークル合宿と称して妙な新興宗教から生還した記念にと、万里には似合わないミラーを香子からもうら。 が、しかし。 香子は万里に惹かれているのに、それが本当かどうか迷っていた。 再度告白した万里に会えて『ノー』を答える香子。 だが、それを機会に万里は壊れた。 香子との友達も解消して。 『誰も待たないし、追いかけない』と。 リンダとの関係も、酒の席で当人にぶっちゃけ。 トイレに逃げ込む万里に、ドアの外からリンダの説明。 だが、万里に届かず。 酒の席を立って、一人で抜けようとするも、香子が追って来て。 『追いかけてくれないなら私が追いかける』と宣言。 一応、これでカップル成立… ただ、追っかけて来てくれたは良いけど、途中チャリを奪取した様子でケーサツのお世話になる事に… 幽体離脱状態で誰からも見られない、聞こえない万里はアドバイスをするが意味無く。 これをどう料理していくのか楽しみです。
投稿日:2015.06.25
柏葉
あっという間に万里と香子が結ばれてしまった。「とらドラ!」の竜児と大河のすったもんだに比べれば呆気ない。香子は光央を追いかけてたが振られて挫折し自棄になり、万里に告白されて振ったが本心は違くて、結局気持ちに逆らえなくてハイテンションになってと、気持ちが上昇したり急降下したりと波乱万丈。一方万里は一貫して香子が好きなので面白みがない。記憶喪失にしても設定としては面白いと思うが、いまいちぴんとこない。記憶喪失者のもつ罪悪感だとか孤独だとかが壁の一枚向こう側の出来事のようで想像がつかない。 リンダ先輩との事情が少しずつ分かってきて、これからは記憶喪失部分がメインテーマになるのかな。面白くなることを期待して続きを読みます。
投稿日:2015.01.03
いつか
■よかったところ すごく何か大事件が起こるわけではないのだけれど(登場人物たちにすれば一大事だろうけれど)ぐんぐん引き込まれる。 一体何にそんなに惹かれてしまうのだろう? 文章なのか、内容なのか…。 幽霊になってしまった万里がいつも切ない。 ■悪かったところ これといって見つからないのだけれど、しいて上げるならば日常のお話なので大きな起伏は感じられない気がする。(でも面白いのだけれど)
投稿日:2014.11.24
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