【感想】桃山人夜話 ~絵本百物語~

竹原春泉 / 角川ソフィア文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

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  • 2回楽しめる

    まずは妖怪の絵。
    その妖怪の説明。
    さらにその説明文を現代語に訳したもの。
    単なる絵だけでなく説明文があり、どんな妖怪かよりわかりやすいかと。

    投稿日:2015.04.14

  • 妖怪の新知識

    京極夏彦氏の著作「後巷説百物語」を読んでこんな妖怪いたかな?この妖怪は自分の知っている妖怪とずいぶん違うと感じていましたが、この本を読んで疑問が氷解しました、面白くて妖怪の知識が増える良い本です。

    投稿日:2015.09.06

ブクログレビュー

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  • Pseudoscholar

    Pseudoscholar

    このレビューはネタバレを含みます

    鳥山石燕の妖怪画集と並ぶ知名度を誇る奇談集『絵本百物語』(著:桃山人・絵:竹原春泉・1841年)の文庫版。原著に掲載されている全妖怪画を収録しているほか、本文・詞書の翻刻・現代語訳を掲載している。本文の翻刻・現代語訳を安価な文庫本で読めるという点が本書の魅力であり、原著の妖怪画がフルカラーで掲載されているのも嬉しい(欲を言えば、各怪談の注釈・解説が欲しかった)。
    本書を読んで思った事は、先に言った鳥山石燕の妖怪画集とはスタンスが違っているという点である。本文を担当した桃山人(桃花園三千麿)が序文にて「春泉子、(略)、こヽに勧善の元興寺を描く。予又(略)、是に懲悪の文盲閑話を加ふ。」述べるように、本書は儒教的な道徳を説きたがる面が非常に強い。人間を「万物の霊(万物の頭)」として、人徳があれば妖怪に惑わされる事はないと述べている点も興味深かった。ある意味で、妖怪が「人智を超えた畏敬を払うべき存在」から変化しつつあるのを垣間見た気がした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.01.20

  • chlaenius

    chlaenius

    2年ほど前に購入したものを読み返す。
    有名な妖怪本なので、様々な妖怪ものの元ネタになってます。
    絵解きや古書の文字を読むことができないので、深くは掘り下げられないけど、現在の妖怪図鑑に通じるこの作品。大好きです。続きを読む

    投稿日:2010.11.11

  • いりやいちか

    いりやいちか

    現代語訳付きでカラー、文庫で持ち運びやすいです。初見の妖怪も多々有り。それぞれのエピソードも楽しめました。

    投稿日:2010.10.27

  • やもり

    やもり

    ●2009年4月6日読了
    著者桃山人、画工竹原春泉によって作られた江戸時代の人気妖怪本『絵本百物語』を文庫化したものです。
    妖怪画に加えて翻刻、現代語訳もつけられていて、理解しやすかったです。
    読み辛い当時の文字を読み解いていくのがおもしろく、絵も親しみやすくて楽しめましたw続きを読む

    投稿日:2009.04.08

  • たきひ

    たきひ

    狐者異、飛縁魔、風の神。ベストセラー作家、京極夏彦の第130回直木賞受賞作『後巷説百物語』のテーマとして一躍有名になった、江戸時代の人気妖怪本『絵本百物語』が文庫で登場!
    鳥山石燕や水木しげるら妖怪絵師たちに影響を与えた、妖怪画の原点ともいうべき作品を、妖怪画、翻刻、現代語訳の3章にわけて紹介したコンパクトな逸品!続きを読む

    投稿日:2008.08.20

  • りおん

    りおん

    絵と解説つきでなかなかいい 各妖怪の説明文が結構しっかりしているあたりは鳥山石燕のよりいいかも でも妖怪の数自体はそこまで多くないので2冊そろうとかなり強くなると思います

    投稿日:2008.04.05

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