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喜多見かなた, ぶーた / 角川スニーカー文庫 (5件のレビュー)
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総合評価:
シシン
自分の言葉で語れ
面白いかと言われたらそうでもない。それでも一気に読めた。名門中学に進学した、何でもできる主人公。そんな彼がなぜ灰色の高校生活を送ろうとしてるのか?ヒロインも全力だが実は秘密があり・・・ 論争というほ…どではないと思うけどやり取りはおもしろい。つい人は建前。 大勢の中では役割を全うしようとしてしまう。ヒロインがいうセリフは彼女がいうから重みがある。 メイン登場人物も少ないし、男女比率もいいから次巻に期待。 何気にみんないいやつ。続きを読む
投稿日:2014.09.09
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のこ
1冊のみ。壮絶な過去を乗り越えて今を全力で活きてバッテリー切れしちゃうヒロインの向原玲が大好き。あと博多弁娘よかばい。 続編あったらうれしかった。玲が元気になって欲しい。
投稿日:2022.11.17
bukuroguidkodama
題名からディベートとか『オカルトロジック』のような 痛さが快感の青年の主張な題材かと思いきや ガガガ文庫『やはり俺の(略)』式 作者はまじめに良いもの書こうとしているのだろうが 「ぼくの思いついた最高…娯楽作品」提供するより 「ライトノベル新人賞」課題で合格点にとらわれ 通りいっぺんすぎ 描きたいものと読んでほしいものを釣り合わせて娯楽商品 とはいえ『やはり俺の(ry)』と差は少なくないが 埋めようあるうちだとも思う続きを読む
投稿日:2018.10.25
永杜
人生を脱落した、という少年と 人生全力疾走する少女の話。 結局、人間心はそれほど死んでいませんよ? 熱くなっている人間を見て、うっとおしいとか ありえないとか思いつつ、憧れている、みたいな。 まぁ好…きなように叫んでくれ、と思う者も 中にはいると思うのですが、ここにはいない模様。 というか…何でしょう? 非常に青春チックに語られています。 そして雨降って地固まる、みたいになってます。 こんな風に、そううまくいくのか…と 穿った考えで見てしまってすみません。 ただ、現実にいたら眺めるだけでいい人種です。続きを読む
投稿日:2015.06.09
柏葉
投稿タイトルの「押忍!かたれ部」がこの小説の全て。 何事にも全力投球をモットーとするヒロインが主人公を巻き込み、自分の言葉で語ることを目的とする「かたれ部」を創設し、仲間を想い増やし青春する話。はじ…めはヒロインの強引さに嫌になった。新入生代表の答辞あんちょこを破り捨て「自分の言葉で語れ」と意味不明なことを言う。そのことを謝りもしない。熱血なのは構わないが、放置してほしい主人公を無理やり巻き込み迷惑をかける。中盤以降は仲間想いのヒロインの熱気にあてられて気にならなくなった。むしろちょっと感動してしまった。荒削りな感じもするが、読後感は悪くなかったです。続きを読む
投稿日:2014.10.11
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