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伊藤潤二 / 朝日コミックス (6件のレビュー)
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総合評価:
nak
1
押切マコトの異次元シリーズとフランケンシュタイン(原作)の傑作集第10巻。
今巻は前半は押切マコトを主人公とした短編シリーズとなっています。ストーリー自体に直接的な繫がりはありません。最初は登場人物と家等の設定が同じだけの完全に別のお話かと思いましたが意味がありました。 後…半はメアリーシェリー原作の「フランケンシュタイン」を漫画化したものになっています。「フランケンシュタイン」の原作ってこんな話だったのですね。この漫画を読んだ後、映画のストーリーと全然違うし、伊藤潤二のテイストとも違うので疑問に思いネットで調べて初めて知り、勉強になりました。とても面白かったです。 その他ショート・ショートが4本。 「地獄の人形葬」、「顔面固定」、「ノンノン親分」が2本です。 「顔面固定」は現実でもありえそうで地味に怖い話でした。 「ノンノン親分」はあまり意味はありません。筆者の飼い犬のお話で、巻末のオマケ漫画みたいなものでした。 全体的にはちょっとインパクト不足でしたが、「フランケンシュタイン」の原作を知らない人にはこれだけでも十分読む価値ありです。 続きを読む
投稿日:2014.08.23
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ふれでぃ
不思議なホラー
分類的に梅図かずおさんの流れを引き継いでいるような感じですが 真似ではなく、その発想や展開は今まで見たことのない部類かと思います。 ホラーなのかギャグなのかよくわからない境界線で物語が進み、 最後まで…オチ?がわからないまま終了して 何だったんだろう…という読者に対する問いかけをしているようにも感じます。 映画化されている「富江」や「うずまき」 B級映画の最高峰?「発狂する唇」等、ユニークなもの多数。 (実写ではストリーは微妙に違っていましたが) 個人的には短編集をじっくり読んでみる事をおすすめします。 詳細な部分を描ける画力がある事も、妙なリアル感がありやみつきになる事はまちがいなし。 この中のフランケンシュタインはとくに秀逸です 続きを読む
投稿日:2014.11.06
静
怪物よりも人の心が怖い
怪物の絵も描きこまれていて濃厚な怖さを醸し出していますが、本当に怖いのは怪異や化け物よりも登場人物である普通の人間の心の動きそのものです、恐怖から逃れるために、あるいは罪から逃れるために間違った判断を…繰り返し、自ら墓穴を掘っていく人間の怖さと哀れさが読む人の心の奥にある不安や恐れを暴き出していく作品です。続きを読む
投稿日:2015.04.03
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鬼村
異常に大きい人間、という容姿が 伊藤先生の画風と仲良しなのでは。 手足の長いすらっとした人物像をお描きになると 思います。たいへん美しいです。 首幻想、で体が伸びる。 押切異談、で人体実験。 異形の人…間を作るといえば、 どこかで聞き覚えがある… つぎはぎの怪人…。 フランケンシュタインはゴシック小説(18世紀末から19世紀初頭にかけて流行 wikipediaより)のひとつで、ホラーの源流であるらしい。ホラー漫画家はこのように影響を受けて、作品を作るのだ…時間の流れを逆行して辿った気がします。続きを読む
投稿日:2021.12.12
はちの
やはり初期の作品と中期以降の洗練された作品とを比べるとやや見劣りしてしまうな。それでもおもしろいけど フランケンシュタインの話は読んだことないけどこれはそのまま漫画化した感じなのだろうか
投稿日:2015.04.05
MS-K
珍しく長編(とまでは言えないか。中篇かな)の表題作が、オーソドックスなのだけれども非常に読ませられる。 話そのものはホラー漫画家J氏らしくないのだけれど、読んでいるとやはりJ氏の作品だ。
投稿日:2013.12.31
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