【感想】若おかみは小学生!(1) 花の湯温泉ストーリー

令丈ヒロ子, 亜沙美 / 講談社青い鳥文庫
(32件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
10
8
6
2
0
  • おもてなしの物語。

    若おかみは小学生!は、小学生だった頃、等身大の読者として読んでいました。
    とにかく、主人公・おっこと彼女を助ける幽霊・ウリ坊の会話が面白くて、
    何回も繰り返し読んだ記憶があります。

    今、オトナになって見て読み返してみると、
    このシリーズは「おもてなしの物語」だったのだなあ、と気が付きました。
    ある日突然温泉旅館の若おかみになった主人公は、
    ネット検索もマニュアルもなく相手を思うことを頼りに、
    手探りでおもてなしをすることを通して成長していくのです。

    オトナの再読にも、おすすめです。
    続きを読む

    投稿日:2014.11.16

ブクログレビュー

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  • べる

    べる

    小学生の頃よく見かけていて人気の本だった気がする
    愛菜ちゃんおすすめの本だったので初めて読んでみた
    大人が読んでも面白く、おっこが頑張る姿に元気をもらえる
    ウリ坊はなんとなくあの人かなという気がする
    全部読んでみたいなと思うのでちょっとずつ読み進めます続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • ミラク

    ミラク

    このレビューはネタバレを含みます

    アニメにもなっている作品を読んでみた。実はこれ、タイトルを見た時はアダルトゲームか何かを子供向けアニメにでもしたのかと思ってしまった。……余計な知識は邪推を産む。


    内容は児童書。
    小公女を思い出しそうな感じだなと思ったけど、もっとカジュアルでもっとシビアだった。

    両親を亡くしたおっこ(織子)が春の屋旅館の祖母の元に引き取られる話。
    そこで、幽霊のウリ坊に「旅館を立て直しておかみになれ」と言われ、不意な事から祖母やライバル旅館の前で「若おかみになる宣言」をしてしまい、奮闘する。

    アニメの他の人の感想でもあったけど、子供に仕事させるなよ……と突っ込みたい。仮にさせるとしても「出来る範囲のお手伝い」であって、寝不足になるほど頑張らせる必要はない。現おかみの祖母はなにしてるんだという話になってしまう。(祖母は過労で倒れている)
    都合がよすぎると思う点はあるけど、物語の範囲内なので突くのも野暮。

    私が知りたかったのは、作者の意図は何なのかという事。
    後書きを読んで理解した。そこまで考えていないという事を。子供がお仕事に励んだら面白そうだと思ったのかなと。両親が死んでいるのは、動機付けのためなのだろうけど、そのために「両親がいないのだから旅館で生きていくしか道がない」という逃げ場のない設定になっていて、祖母が酷い人間に見えてしまう。別に祖母は強制していないけど、おっこのおかみになる宣言をそのまま受け入れてるのは、大人としてどうなのだろうか。


    登場人物全て「小学生」と思って読めば、読める。祖母も祖母と言う設定の「小学生の経験値しかないキャラクター」



    アニメも散々な感想を持ったけど、小説にはまた別の事が書かれているかも……と期待して読んだのが間違いだったかもしれない。小説もアニメと同じく、キャラクターが小学生。

    小学生向けだから、そう書いても小学生読者は気が付かないだろうけど、大人が読むとキツイ。大人の責任放棄なのか……でも、時代かなと思って何とか飲み込む。これ、スマホが出て来たりしたら現代に近くなるので、児童虐待……と思ってしまいそう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.10

  • nullmog

    nullmog

    昔から読み続けているシリーズ
    大人になって読み返してみたがやっぱり面白い。
    この世界に自分もいるかのような錯覚をしているかも。
    とにかく楽しくて大好き

    投稿日:2024.01.20

  • コロ(コロ山ホン太郎改め)

    コロ(コロ山ホン太郎改め)

    両親を亡くしたおっこ(小6)は、祖母が営む旅館「春の屋」へ引き取られる。幽霊のウリ坊と出会い、はずみで旅館の後継を宣言してしまい、おっこは若おかみ修行を始めることに。
    危なっかしいおっこを思わず応援したくなる、楽しい奮戦記でした。

    自分の子どもが将来手にとるかな〜という期待半分、あとは以前、偶然見た映画版が非常によかったという個人的興味から読み始めました。
    ノベライズ等を含め20巻以上ある人気シリーズなので、ゆっくり読んでいきたいです。
    子ども向け小説ですが、おじさんも楽しく読んでいます。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.28

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「6年生のおっこは交通事故で両親をなくし、祖母の経営する旅館"春の屋"に引きとられる。そこに住みつくユーレイ少年・ウリ坊や、転校先の同級生でライバル旅館のあととり娘の真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の"若おかみ"修業を始めることに。きびしい修業の日々、失敗の連続…。負けるな、おっこ!コメディ新シリーズ第1話」続きを読む

    投稿日:2023.08.27

  • ねこねこねこん

    ねこねこねこん

    勘違いから若女将を目指すことに。最初は流されていただけだったが、祖母が体調を崩したのをきっかけに本心で女将になれるように努力を始める。旅館の発展のためだと思いやったことが空回りし、怒られてしまうもめげずに頑張る様子が応援したくなる。続きを読む

    投稿日:2021.09.18

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