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清水玲子 / メロディ (24件のレビュー)
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薪さんは情が深すぎるんですね
妹の葵をかばうためとはいえ、尚の一生は可哀想です。貧乏くじを引いたのは尚です。掘り返さなくていい事もある。全てを最初から俯瞰していた薪はどんな思いをしていたのか。 最愛の子供を殺された95歳の母の言う…、この私にまだ守らなくてはならないものがありますか・・・、と言う言葉がすごく切ないです。もし同じ立場になったら・・・続きを読む
投稿日:2016.08.27
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ちっちゅう
このレビューはネタバレを含みます
一つの告白から見つかる二つの事件 兄の妹を想う気持ちに胸が締め付けられる。 子を持つ母として、一人残された老婆の行動に賛同せずにいられない。 事件化するかどうかはともかく このような苦しみの中で生きている人は実際にいるのだろう 二つの哀しい事件
投稿日:2022.06.12
虹風 憂璃
青木氏にとって雪子さんはかなりレベルが高いというか、難しい女性だと思うが果たして。 こういう事件って、えてして一番ひどいやつが一番救われる結果になったりして、なんとも後味の悪い気持ちになる。
投稿日:2017.08.01
ナオコ
親子とか兄弟とかのテーマが多かった巻でした。 雪子さんの友達の事件は悲しかったし、 このことで雪子さんと薪さんの関係性がわかってきた。 切ない関係だ。
投稿日:2017.02.18
さら
再読。今回もまた切ない話でした。哀しいことにどうして連鎖してしまうのでしょうね、DV。妹にもっと男を見る目があったら…と思いました。ひたすら頑張って見守ってきた兄が不憫でした。そして雪子さん。再読する度に嫌いになっていく気がします…。 それから番外編。兄弟の話はほんとに胸を突かれる話でした。岡部さんの顏に似合わない優しさと不器用さが出ていて、グッときました。
投稿日:2016.12.04
多紀
今回も悲しく切ない事件でした。 そして三好…好かない人認定!(ぉぃ) 前回は(精神的に)凄い人だなぁ、と好印象でしたが、今回の事件の無神経さで一気に悪印象に…。 いるんですよね、想像力がない人。 本人…は好意でやってるものだから性質が悪い。 でも彼女の場合は『監察医』という仕事上、気づかなきゃならなかったと思います。 凶器の刺入角度なんて初歩なんじゃないでしょうか? その時点で彼女は”仕事”をしてなかった訳で…。 まあ、その後の行動も…。 好きな人に自分の欠陥を指摘されて、一矢報いようとしたのかは分かりませんが、あの言葉を聞けばそうなんだろうなぁと思えます。 まさに”可愛さあまって憎さ百倍”。 彼女は青木のプロポーズを受け入れるんでしょうか? いつもの彼女ならば受け入れないと思いますが、好きな人に否定された今の状況を考えれば受け入れてしまうかも? それに薪への当てつけに、ということも。 薪はどんどん追いついめられてますね。 青木が薪を壊してしまうかも知れません。 当たらないといいけれど、ふとそんな予感めいたものが…。 今回は本編の他に岡部が主役の特別編が入っているんですが、そちらもグッと来ました。 そして岡部の株が上がりました。 あの男の子は岡部に出会っていて、良かったですね。MRIがなくても岡部が彼の気持ちを代弁してくれましたし。 岡部の言葉じゃないけど、本当に母親にまで「証拠」を見せないと分かって貰えないって切なすぎる。MRIが在ろうが無かろうが、こういう関係ってあるんでしょうね…。 学とZIPへの態度をみても、もう青木は放っておいて、岡部に薪を支えて欲しいです(まあ、無理だろうけど)。続きを読む
投稿日:2016.05.07
hiroko
この間は家族間の事件。 やはり重い。真相を知れば知るほどやりきれない。作品タイトルからして、そういう想いも込められているんだろうけれど。巻末の岡部さんの話が好きです。 そしてこの巻の薪さん。だんだん…感情の制御がきかなくなっているというか、彼を覆っている膜のようなものが剥がされてきてる。剥がれ落ちてるのか、剥がされてるのかはわからないけど、余裕のない、雪子さんにつんけん突っかかってる薪さんは、いつもとは少し違う顔をしていて大好きです。続きを読む
投稿日:2013.07.18
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