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乙一 / 集英社文庫 (252件のレビュー)
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総合評価:
になの読書履歴
4
読めば分かるタイトルの意味。ぜひ乙一の箱庭世界観をお楽しみ下さい。
乙一の原作ではないものの、読んだ後に何処か心が温まる乙一らしい作品でした。6本の短編どれもが、山場からラストまで一気に駆け抜けていく疾走感と読み易さは秀逸です。 また、別々の原作とはいえ、乙一がリメイ…クすることで6作品につながりがもたせられてあり、そのつながりを読者の妄想で心地良く膨らませることが出来るように仕上げられています。 ミステリ、ホラー、コミカル、ハートウォーミングな乙一のタッチをこれ一冊で味わえる、まさに箱庭図書館というタイトル通りの作品を是非お楽しみ下さい。続きを読む
投稿日:2014.06.07
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ヒロミじじぃのノホ本棚
beforeとafterを比べて読みたいところです。 「陽気なギャング・・・」のようなやり取りがおかしかった。
投稿日:2024.03.28
ちひろーる
乙一さんの短編集(文庫本)を購入。 やっぱり好きだな〜。 最後の方にある友井 羊さんによる解説も面白かった。 お気に入りのお話は「ホワイト・ステップ」。 「失はれる物語」に収録されていた「Calli…ng You」のお話みたいで面白かった。乙一さんによるSFファンタジー的なお話が好み。ちょっぴり切ないところも好き。 「コンビニ日和!」はコントみたいで面白かった。 「ワンダーランド」はずっとじとーっとした怖いお話でした。 【お気に入りの言葉】 手をやすめて町をながめる。いつもなら様々な色が氾濫している。ポストの赤色、カーブミラーのオレンジ、道路の黒。雪の降り積もった日にはそれらがすべて白色におおわらる。神様がまだ絵筆をふるう前の何も描かれていないキャンバスのようだ。雪という漢字は[雪ぐ]という動詞にもつかわれる。祓い清めるという意味だ。雑多な色をすべて真っ白に隠してしまう様子はまさに世界を祓い清めたかのようだ。(P.232) 続きを読む
投稿日:2024.03.20
Take
読みやすく、秀逸。一般の人から没ネタとなったものを募集して、それを作者がアレンジして完成させるという企画モノ。連作短編集といったつくりになっています。個人的には、ホワイト・ステップという作品が一番良か…ったです!続きを読む
投稿日:2024.03.08
ひろ
職場の先輩からのおすすめ。 リメイク作品で構成してる、と書いてあったけど乙一さんの世界になってました。王国の旗とホワイトステップが良かった。 選ばなかった世界で生きてる自分って何してるんかな?
投稿日:2024.02.25
つくね
物語を紡ぐ町、文善寺町が舞台となって、乙一さんが投稿者の作品をリメイクしてパッチワークのように仕上げた6つの連作短編。 活字中毒の潮音さんが変態すぎる。読書に集中すると我を忘れて読みふける。雪山で読…書したら間違いなく凍死してしまいそうだけど本人は死んだことさえ気づかないのかも。 この作品を読んでいて作者がサービス精神旺盛に読者を楽しませようと焦らして逸らして、アッと驚かせようと予想の斜め向こう側へずらして、もて遊ばれているのが癪にさわってイラッてするんです。 それを心地よく感じるかってゆうとどうなんだろう。 子猫なら好奇心旺盛にじゃれついてきそうだけど、スレてくると構ってくるのが面倒に思えたり。 どうだ凄いだろって、ガキ大将が捕まえた蛇を得意げに見せられるような作品でした。 最後のホワイト・ステップが秀逸でした。続きを読む
投稿日:2024.02.14
本ちゃん
乙一の作品は初めましてでした。読者の原稿を乙一さんがリメイクした短編集で全部の物語が少しずつ重なっていて複雑で自分にはちょっと合わなかったかなぁ…もっと単純な話の方が自分は好きかも。最後のお話は面白か…ったけど…続きを読む
投稿日:2024.01.21
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