【感想】機動戦士ガンダムF91 クロスボーン・バンガード(下)

富野由悠季 / 角川スニーカー文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • <金色に輝くF91>ニュータイプ シーブック・アノーの覚醒。

    映画を見た方ならこっちがしっくりきます。
    上巻が世界観を重視した内容なら、この下巻はクロスボーン・バンガードと地球連邦の戦い(=映画とほぼ同じ)です。

    仲間が死んだと思いロナ家に入ったセシリーを助けるために動くシーブック、
    バグによる人類殺害、カロッゾの乗る[ラフレシア]にやられ宇宙に投げ出されたセシリー、
    バイオセンサーが発動し分身するF91など映画の勢いがそのまま小説に!
    シャアの反乱やラプラス戦争で宇宙世紀を完結させた方にはぜひとも読んでもらいたい。
    悲しみで終わらないニュータイプの話もいいと思いますよ!
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    投稿日:2016.08.14

ブクログレビュー

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  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

    途中、ここまで風呂敷を広げて畳めるのか?との感はあった。その印象も踏まえていえば、本作は始まりの終わりであって、カタルシスを感じるまでには物語は結末をつけていない。しかも、家族からの自立・決別をテーマに据えているのだろうが、そうなると、そのテーマと「バグ」のような大層な(大量殺人という目的やその結果からみても)マシーンをばら撒く描写との極端な乖離に閉口してしまう。これでは、決別していく側に何の葛藤も生み出さないのでは…。殊にセシリーとカロッゾには親子としてのなんらの歴史も積み上げられていないのだから。

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    投稿日:2017.01.21

  • 中尾信之

    中尾信之

    宇宙世紀の正当なる続編
    ・宇宙世紀を描いた初代ガンダムや、それに続くZやZZなど
    宇宙世紀の他作との矛盾もなく自然に読むことができます。

    ・ガンダム小説の中で、もっとも組織と人のあり方を上手く描けている大きな作品。

    ・躍動する命や人と組織のあり方、人と地球、宇宙のつながりなど思慮に富んだ作品だと思われます。
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    投稿日:2010.07.03

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