【感想】脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

中野信子 / 幻冬舎新書
(95件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
9
25
44
7
1
  • 文章が読みやすい

    ドーパミンを「脳内麻薬」「快楽物質」と表現することにうさんくささを感じる人にとっては、物足りない本かもしれません。ものすごく掘り下げた、という感じもないかもしれません。
    しかし、「美人脳科学者が人体の深遠なる謎に迫る」という紹介文に反応した人にはおすすめです。
    文章が読みやすいので、この分野に興味があれば楽に読めますし、そろそろ電子書籍でましな本でも読もうかという気持ちも満たされ、ドーパミンが少し出ます。

    続きを読む

    投稿日:2017.09.08

  • 脳って不思議

    人間の脳はどうなっているのか、そんなことを普段考えることはありませんが、この本では、脳の不思議な機能をわかりやすく解説されていました。人間の脳が持つ不思議な力、人が人として生きていくことができるのは、この力のおかげなのかもしれません。続きを読む

    投稿日:2014.11.02

  • 身体の中に麻薬なんて

    脳が作り出す麻薬。麻薬であろうが、お金であろうが、セックスであろうがどれも脳内ではドーパミンという物質を得るということで差がない。脳内の報酬。不思議だね。言えることは、適度に報酬を得られ、幸福感をが得られるのが大事だね続きを読む

    投稿日:2015.04.14

ブクログレビュー

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  • ぬえ

    ぬえ

    ・どんなときにドーパミンが出るか、依存症の判断基準

    ・習慣化してしまえば何だってできる

    ・マジックマッシュルーム 「色が聞こえる」

    ・太りやすい人は食べ物を食べる時に出るドーパミンが少ない。だが食べ物を見た時に期待するドーパミンの量は多い。この差異で太る。

    ・拒食症と過食症は同じ

    ・脂肪細胞から出るレプチンで脳が体重を操作する

    ・報酬系……快楽を感じさせて何度もその行為をするようにするメカニズム

    ・金銭的報酬は単純作業に有効、社会的報酬は複雑な作業に有効な傾向

    ・セックスするから愛が生まれるか、愛があるからセックスをするか。前者

    …… 複合性局所疼痛症候群 モルフェウス マルクス・アウレリウス・アントニウス帝はアヘン常習者 代謝 
    人間関係への依存(依存性人格障害、利他的従属、世話型依存) YouメッセージとIメッセージ 社会的報酬、金銭的報酬 独裁者ゲーム 

    快楽を得る手段として何を選ぶか、という問題か。
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    投稿日:2023.10.16

  • まさき

    まさき

    読みやすい本だった
    動物は報酬系の快楽を得るために行動しているもの。
    利己的なメリットを得るときだけではなく、利他的な行動においてもドーパミンを分泌して快楽を得られる。

    投稿日:2023.01.02

  • yoshi1004

    yoshi1004

    脳内モルヒネ、ドーパミンの放出の仕組みが面白かった。昔の漫画で見た、人参を追っかける馬の絵が目に浮かんだ。

    投稿日:2022.12.21

  • lukia

    lukia

    このレビューはネタバレを含みます

    新書らしく、読みにくいところも多々(笑)
    やっぱり楽しいことしとけば、
    麻薬とかやれば、
    頭ウハウハになって楽しいんだなと思った。
    でも、上限がある。限界がある。慣れていってしまう。
    より強い麻薬求めても仕方ない。
    あとの方の、同じコミュニティで成功を認められてそこで快感を覚える、みたいなところはなるほどなと思った。
    やっぱりある程度のやりがい大事。
    チームワーク大事。
    仕事ってそういうもんだよね。

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    投稿日:2022.08.02

  • Smith, Ordinary. Person.

    Smith, Ordinary. Person.

    脳を持つ生物はみな薬物中毒!
    脳はモルヒネの6.5倍の効力を持つ興奮物質を自ら分泌する!
    依存症の原因は脳から分泌される物質!

     人の心、人の精神は脳から分泌される物質に支配されている。ということは、脳内麻薬、ホルモンを理解すれば人生をハッピーに過ごすことができるかも。脳内麻薬の基本から脳に作用する薬物、依存症から幸福感を管理する報酬系まで、生物を虜にする「快楽」の話をわかりやすく解説。
     本書での解説はありませんが、宗教やカルトにハマる要因の一つに脳内麻薬の作用があります。だから論理的に説得しようとしても、その快楽に依存している内は、当人は説得に耳を貸す気になりません。すべきは依存症の治療と同じように、その環境から引き離して隔離すること。そうして長期にわたって離脱するのを待つことです。
     またそれは、脳内麻薬の作用を利用して相手を自身に依存するようにすれば、相手を自由に操れる、とも言えます。
     詰まるところ、人を操ったり人に操られたりしないようにするには、脳内麻薬について学ぶことも手段の一つと言えるでしょう。
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    投稿日:2022.07.23

  • フランジパニ

    フランジパニ

    テレビで見る方ですが、初めて著書を読んでみた。

    わかったこと↓
    自分へのご褒美、という言葉を度々自分でも使うことがあるが(報酬)、本来の設計とは違う方法でご褒美を得ようとする病気が「依存症」なのだ、ということ。

    依存症には三種類あってそれぞれの解説が書いてあった。


    人は社会的報酬を求めている、という章が面白かった。
    恥ずかしい話、他者との比較で得られる幸福感、というのは確かにある。

    人間は、「自分が生きている意味を確認せずにはいられない特異な生き物」
    たしかに!
    続きを読む

    投稿日:2022.02.20

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