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秋田禎信 / 講談社文庫 (12件のレビュー)
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総合評価:
かっち
2
落ちてきたのは人?人工衛星?
地球観測用の人工衛星「カナスピカ」と加奈の物語。 異星人の作った人工衛星、なんのために地球を監視していたんだろう? 物語中で明らかになる目的に、ちょっと驚きと拍子抜けしつつ、案外、そういうものかもしれ…ないなぁと宇宙規模の視点で考えてしまったり。 市役所の宇宙人対策室、うちの街にもないかなぁ、なんて想ってしまいました。続きを読む
投稿日:2014.09.26
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m-t
中学生の少女が出会ったのは天から落ちてきた物体が、人間の形に変わるところだった。 そこから当たり前と思っていた日常に変化が。 親にも友人にも内緒で始めた宇宙船の出発点探しは、思わぬ波乱を巻き起こして…いく。 かなり奇妙な青春ファンタジー続きを読む
投稿日:2018.01.21
yureen
読んだ後がとてもスッキリ! 今まで読んだ中で一番映画になってほしいと思った本です! 私はあまり感動ものが好きではないけれど、これは 「爽やかな感動」って感じで読みやすかったです♪
投稿日:2012.10.12
猫トみかん。
カナスピカが口から光を発したところから、カナスピカに惚れました。そこから物語も加速して面白くなっていきました。オーフェンの作者さん、という先入観から読んだので、爽やか青春小説という感じで新鮮でした。
投稿日:2011.04.25
neon_books
ガール・ミーツ・ボーイなSF要素の強い ピュアな青春小説。ある日主人公「加奈」 の目の前に落ちてきた球体、その球体が 少年の姿に変化をして、2人は出会う。 その球体である少年は異星人の作ったという 観…測惑星「カナスピカ」だった。 落下したカナスピカを怪しい人物達から 匿い逃げる冒険をしつつ、少女は確実に その少年に恋をする。その恋は確実に 切ない結果を招くと分かってる訳ですが 彼との距離感を理解する事で、少女は 自分の周りの人達との、今まで 分からなかった距離を痛切に感じる事になり 青春小説の王道的な甘酸っぱい作品。 SF的な設定や観測惑星の擬人化という プロットはライトノベルで活躍されている 作家さんならではなのか、自然にその設定 を受け入れられ、爽やかな読後。続きを読む
投稿日:2010.11.21
oribon
困った時は図書館へ(笑 仕事柄、衛星なんかと無縁じゃない分「ああ、どういう話なんだろ?」と思いながら読み始めました。 まずは「本当にこれ、秋田さん?」と思いました。 オーフェンの時のあの雰囲気はどこ…?と。 小山内さんの存在が、ラノベ的な感じがしました。 読後は「やっぱ、プロは上手い」と実感しました。 新書しかないと思ってたけど、文庫もあるんですねぇ。 今度、文庫を買っても一度じっくり読みたいです。続きを読む
投稿日:2010.11.11
混宮
とても可愛らしいお話。流石秋田禎信。 カナの心情がとってもリアルだと思った。心情描写として明記するのではなくて、心情を行動にあらわして、それを描写する書き方がとても気に入った。 ストーリーもシンプル…で、秋田さんにしては分かりやすかった。純文学でもやっていける文章レベルだけど、ライトノベルの執筆も止めないでほしいなぁ。続きを読む
投稿日:2010.11.01
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