【感想】先生の白い嘘（１）

女“性”と男“性”にはどんな力学的な差があるというのか

人によってはとても恐くて、読む手が震えてくるかもしれません。“男と女に横たわる性の不平等をえぐる問題作”と表紙に書かれるように、女であることと男であることを強調した、もしくは疑問視し喪失したかのような…人物が、様々なパターンで登場してきます。

高校教師である主人口の原美鈴は、親友の彼との間に秘密の関係を結んでしまいます。他にも隠された関係や事実、思いが交錯し、読み手の感情を揺さぶってくるのです。

“アンタが怖いのは女のアソコじゃない… 男に生まれてしまった自分自身よ ホテルであたなは男と女が平等じゃないって知ったのよ 女から正しさを奪って 女から自由まで奪ってしまえる そういう不条理な力を持ってること…誰かに許されたいだけよ”

互いの隠している自我に強烈に突きつける様々な言葉と行為。心して読んで欲しい作品です。続きを読む

鳥飼茜 作品の中でも特におすすめです！

「おんなのいえ」もおもしろいですが、これもすごくいいです！
なんでしょう。この闇をかかえた感じ。暗くて、エロくて。。。でもなんか光が刺す気ざしがある感じ。。。
まさに大人のコミックですね。

大人のコミック

ちょっと暗くて斜めから人の心を描写する上手さが凄いなぁと思う大人のコミック。早藤はホント天罰くだらないと許せない。ついでに親友とやらの女も嫌だ・・。暗くて湿気すら感じるストーリーだけど、この先、美鈴が…むくわれる方向になるなら是非続きが読みたい。うわっ滑りなワンパターン漫画に飽きた大人な人は必見の面白い漫画です。続きを読む

怖いです

愛なく、性を知って、二人は、どうなるのですか。救いは、ない、始まりで、悲し過ぎました。