【感想】乙嫁語り 6巻

森薫 / Fellows!
(99件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
47
30
7
0
0
  • 物語は大きな転機を迎えます。

    これまで複数の乙嫁のお話が展開されて、それぞれの風土のもと丁寧に穏やかに進めれてきましたが、今巻ではメイン乙嫁のアミルの周囲がきな臭くなり始めます。
    以前に語られたアミルの実家との確執が本格的になり、大砲を持ち出しての紛争状態にまで展開します。
    実家が町を攻めてきたとき、実の父と無言で剣を突きつけるアミルの表情は葛藤に満ちていて素晴らしいです。
    次巻からの展開が楽しみです。
    英国人のスミスさんの恋の展開がどうなったのかも気になりますので早く続きが読みたいです。
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    投稿日:2014.02.19

  • 避けられなかった戦い

    ついに、本気で町を攻め落とそうとする騎馬民族。町の人達も皆武器を取り、必死に防戦。
    それぞれの部族や個人個人の思惑も絡み、手に汗握る展開。
    買ったその日の内に3回読み直してしまいました。相変わらず絵も良いです。
    アゼルお兄様がカッコいい。強いだけでなく、誇り高くて潔い人ですね。
    戦いの決着はひとまずついたものの、この後どうなるのか・・・
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    投稿日:2014.06.02

  • 動!

    失うものある一巻。アミルとお兄ちゃんたちが切ない。細部まで細かい絵からも目がはなせません。次巻も期待。

    投稿日:2014.06.10

  • 過保護ぶりがいいです。

    メインの物語もいいですが、6巻になり各登場人物の成長が垣間見えます。
    アミルが(年上のお嫁さん)がカルルク(年下の旦那さん)にたいする、過保護なまでに心配する話はとても面白かったです。

    投稿日:2014.03.29

  • おもしろい!

    独特な世界観があり、読みごたえがあります。7巻の発売が待ちどうしいです。

    投稿日:2014.08.29

  • 父の再来(2巻のような展開)

    他の方のレビューにあるように、戦いがメインの巻です。
    なんか戦争のカラクリみたいなものが垣間見えました。
    また、「岩山の女王」がケジメをつけるところも印象的です。
    それと最近、パソコンの大きな画面でも読めるようになりましたので、
    1巻から改めて読み返しています。
    精緻な描き込みが良くわかり、見開きページも迫力が伝わります。
    リーダーストアの対応に大変感謝しています。
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    投稿日:2014.10.03

ブクログレビュー

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  • megumi33

    megumi33

    このレビューはネタバレを含みます

    相変わらず、アミルさんとカルルクさんの年の差夫婦は微笑ましい。アミルさんが年若い夫のことを本当に大切に思っているんだな、成長を心待ちにしているんだなと伝わってくる。

    また、今回は部族同士? の戦闘シーンが大きな割合を占めていた。なかなかリアルなシーンの連続で、その過酷さ凄まじさがよく描かれていたと思う。
    大自然と共に生きる人々は、「やるか、やられるか」なのだろうか。お婆様の存在感は半端ない。ここでは女性もただ男に守られるだけの弱い存在ではなく、共に武器を取って戦う同士なのだと判る。
    そういえば、アミルさんも乗馬や弓の達人だし、お婆様と通じるものがあるかもしれない。

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    投稿日:2023.03.02

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    戦いの場面
    絵の力だなぁ
    すごいなぁ
    引いて
    寄って
    大きくなって
    小さくなって
    どんどんと
    この世界に連れて行かれる
    言葉でどうしようもなくなった時には
    結局武力しかないのは
    いつも
    どんな場所でも同じ

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    投稿日:2023.02.20

  • Double-K

    Double-K

    このレビューはネタバレを含みます

    アミルを取り戻す話はそういえばどうなったんだろうなぁとちょうど思って読んでいたらガチの争いになった。
    まぁなんかあるだろうなぁと思っていたら、裏切ったしね。最後、やっぱりばあちゃんカッコいい。

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    投稿日:2022.12.26

  • まなべ

    まなべ

    大陸でいろんな部族が存在する限り、いつも平穏であるわけではない。

    突如として大切なものを奪われるのは辛い。

    投稿日:2022.12.18

  • やくみ

    やくみ

    舞台は再びアミルとカルルクへ。
    少し前に嫁心を持ったアミルに対してのようやくのカルルクのターンはやっぱり初々しくて好き。
    そして遊牧民の土地の辛さからまたひとつの戦いへ。
    きらびやかな日常と反する戦いのシーンは勢いがあって引き込まれました。
    最後の方はちょっと泣いちゃった…
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    投稿日:2022.08.02

  • たなたな

    たなたな

    激動の第六巻。
    かつてアミル奪還に失敗した部族ハルガルが、部族バダンと手を組み、主人公たちの暮らす街を大砲、銃撃、騎馬隊で襲撃する。迫力に満ちた襲撃のスピード感、押し寄せてくる敵の恐ろしさがページを飛び出して読み手もその世界に引き込まれるような感覚すら覚えた。圧倒的なこのド迫力のシーンを描き切る作者に感嘆する。普段のこのシリーズの日常生活や文化の描写の深みを素晴らしく感じていたが、こういうシーンも圧倒的に描き切る。単純にすごいと思うし、それゆえにこの作品が面白いと感じる。
    生きる、守るために戦う彼らを待つ、悲しき結末は。生きていくのは、甘くない。
    続きを読む

    投稿日:2020.02.16

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