【感想】爆乳メイドのおもてなし

いろんな意味で物足りない

メイド喫茶の経営実態などは意外なほどリアルに書かれている反面、
肝心の官能部分がかなり端折り気味で、恐ろしく淡泊。
爆乳と謳っておきながら、爆乳ヒロインは後半のみの登場で、ほとんど刺身のツマ状態。
せ…っかくの爆乳もまるで描写がされておらず、ただの釣り文句に成り下がっている。
加えて、個々のセンテンスも短くページも少量で、通常の小説の1/3程度の分量しかなく、
これではいろいろな意味で物足りない。
ライトノベル風の官能小説なら、他にもっと質・量を兼ね備えた良作はたくさんあるので、
この程度の内容で、一般ラノベより少し安い程度の値段設定は納得いかない。
これなら、ちょいエロ系の一般ラノベのほうが、よほどドキドキできるだろう。
満18歳を迎えた官能小説ビギナー向けの入門書にくらいはなるだろうか…。続きを読む

悪い意味で中途半端

編集部は通常ラノベからこのレーベルに流れるのを想定しているのでしょうが、実際のところは美少女文庫や二次元ドリーム系列から流れてくる読者が多数ではないかと思いますので、そこを工夫して欲しいです。