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宇津田晴, 結賀さとる / ルルル文庫 (5件のレビュー)
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総合評価:
鈴うさぎ
胸キュンな言葉の掛け合いが魅力!
宇津田晴先生の作品はどれも胸キュンな内容ばかりです! 今回は「自分の居場所はジュールの隣!」っと最初から恋心を抱いている女の子が主人公です。そして私が読んだ宇津田晴先生の作品のなかでここまで知的な女性…という立ち位置も始めてかもしれません。頭がいいゆえに?深読みをしてしまいすれ違う二人な物語です。 個人的には知的女性と知的男性とのコンビでの恋愛・・・しかも「愛」とは恋愛だけの愛じゃない!いろんな愛があるんだ!っという駆け引きの微妙さがちょと無理やりな感があったので今回は☆4つです。 しかし宇津田晴先生の作品はどれも胸キュンできることは間違いなしなのでぜひ読んでみてください!続きを読む
投稿日:2013.12.07
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yoco
じれっじれな甘い話が読みたくて、購入しました。 幼い頃に婚約した王子と、陰謀によって引き裂かれた女の子が、再び王子のそばにいたいという一心で、王子を守る盾、ともに闘う剣であるアテナにまで上り詰めた。 … 設定からして好みです。 アテナとなってそばにいれるようになった後も、恋心と職務の狭間でゆらゆら揺れたり、それをまた王子が甘い言葉で煽ったりして。 「今、ちょっとときめいたね?」 「……あなたといる時の私は、大抵ときめいています」 なんて感じの雰囲気ですよ。甘い。 甘くてじれじれだし、ファンタジーな設定も好きなんですが、いつの間にか二人とも若いなあと思ってしまったり、ちょっと引いてしまう自分を発見してすごくショック・・・。 王子も有能でカッコイイんですが、年相応に嫉妬してみたり、嫉妬して相手に当たってしまって自己嫌悪してみたり・・・なんていう部分にきゅんとしていた時期が私にもあったはずなのに、もっと王子が大人だったらなーなんて思ってしまうのは、自分の実年齢が上がったせいですかね。 当たり前ですが、いつ読むかによっても、受け取り方が違うし、恋愛ものをこれから先どんどん楽しめなくなるんだったらすごく寂しい・・・と、雨だからかなんだかネガティブな感想になってしまいましたが、この作品自体はとっても魅力的な作品だと思います。続きを読む
投稿日:2016.03.14
本読み隊
叔父の手によって殺される窮地を脱しスーパー護衛官“アテナ"となって、国王ジュールの側に立つ為に這い上がってきた婚約者・エトワル。ちょっとズレた乙女のトキメキと、死んだはずの彼女への気持ちに大人な余裕を…みせながらもイッパイいっぱいの彼との掛け合いが楽しいラブコメ。 スーパーすぎる彼女の過去は笑ったので期待したのだが、ストリーの展開は単純で、当て馬がしょぼかったナ 特殊能力は短所じゃなくて長所の部分も読みたかった でも、彼の口説きは好きヨ。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3401.html続きを読む
投稿日:2014.02.21
うらこ
このレビューはネタバレを含みます
宇津田さんの新作ってことで期待してたんですけど、これはちょっとはずれかなぁ。「アテナ」っていう職業?が分かりづらかったのと、エールとジュールがどういう立場で、なんでこんな風にこんがらがった立場になっているのかが分かるまでに、ちょっと時間が必要でした。 なんだかんだいいながら、最初から両思いってのは、ドキドキ感が薄くなっちゃいますよね。私としては、最初は最悪だったけど、だんだん好きになってきたって感じのツンデレの方が好きかも。
投稿日:2013.11.23
ユエ
若き王・ジュールの婚約者だったエトワルは12歳の時にある貴族の陰謀により殺されそうになるが一命を取り留める。それは幼少時から彼女に施された軍人スパルタ教育のたまもの。このまま婚約者の元に戻った所でまた陰謀に巻き込まれるだけだとエトワルは新たな決意をする。名前をエールに変え、厳しい訓練を積み護衛官として王の元へ最強の「アテナ」として再び姿を現す。けれど4年ぶりに再会した婚約者は腹黒な王様に変わっていて、エールは彼の態度に翻弄される。 ワイルドすぎるエールに序盤笑わせてもらった。へびを笑顔で振り回したり、大人の男性でも根を上げる北方への旅を嬉々として乗り切ったり、などなど。恥ずかしすぎる妄想もおかしかった。そしてそんなエールにとっては恥ずかしすぎる過去のネタを用いてエールをからかい苛めるジュール。ヤキモチとかで余計に意地悪しちゃったりするのも分かるけど、あまり度が過ぎてエールが勘違いしてしまったりしてすれ違いな展開が多かったような・・・。エールの友達2人も面白かった。 でも、最初から通して主人公カップルは両想いなので(すれ違いはありますが)くっつくまでのドキドキ感とかはあんまりなかったような。くっつきそうでくっつかない、あのじれったい感じが好きなのでちょっと物足りない感もあったような気もします。 あ、最初の人物紹介のイラストが縦なのにちょっと驚いた。
投稿日:2013.11.03
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