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スコット・ジュレク, スティーヴ・フリードマン, 小原久典, 北村ポーリン / NHK出版 (46件のレビュー)
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総合評価:
fliwgh
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『EAT&RUN』 Scott Jurek
私も「走ること」は ダイエット、健康のため、以上のもの、少なくとも「生き方」に大きく影響すること、であると思っているが、本書を読み始めてウルトラランナーと言われている人々は(精神的にも)全然レベルが…違うと思った。 "Pain Only Hurts"つまり「痛みは痛いだけ」だそうだ。幻覚、嘔吐を乗り越え、高山病の頭痛、身体の痙攣も構わず、足のマメが爪に当たって痛ければ、爪を引き剥がすのだそうだ。何が彼らをそこまでさせるのだろうか?続きを読み進めた。 最終章でスコット・ジュレクは24時間走世界選手権に参加するが、「自分を忘れて、それによって自分の新しい限界を知り、それを超えたかった」とある。また、走ることは孤独だと感じるが、ランニングを通じて多彩な人びとと出合い、多くの影響を受け自分を作ってきた、とも言っている。走る理由はこれだけだはなく沢山あると思うが、これらは少なくともその中の大きな二つだと思う。 この本を読み始めてから、自転車通勤していたのを、可能な日には走っていくことにした。会社では、ちょっと疲れを感じたり空腹を感じることがあるが、なんとも良い気分になる。 また、本書ではスコット・ジュレク自身が沢山のヴィーガン料理を紹介してくれている。実際に作ってみるのも楽しそうだ。材料を揃えるのはちょっと大変だけども。続きを読む
投稿日:2014.02.15
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ウルトラマラソンの王者でありヴィーガンのスコット・ジュレクの自伝本。 気持ちの持ちかた次第で難題や困難を乗り越えられ、思い通りに自分自身をコントロールできるのだなって思えた。 揺るがぬ…精神力がずば抜けていてかっこいいと胸を打たれた、、読むのに時間かかっちゃうけどとてつもない距離を幾つも完走したジュレクさんだからこそ言える言葉や思考にハッパをかけられた。続きを読む
投稿日:2024.04.20
トシノリ
コメントいただけると学びになるので有り難いです。 アメリカを代表するウルトラマラソンランナーのスコットジュレクの自伝的1冊になります。 一言で感想を言うならばとても面白かったです。 トップアスリー…トの生い立ちからの苦悩や、孤独なスポーツであるはずのランニングを通しての人との繋がりや自分との向き合い方を垣間見える1冊です。 完全菜食主義を実践して自分なりに料理を研究していてレシピも多数載っています。一つは作ろうと思います。 「幸福とは何か?」を考えさせられるました。 そして幸福には食と運動に取り組む必要を感じました。 何よりもウルトラマラソンの過酷さを感じました。 私は絶対やりません。 しかし、これを機に普通のジャージで毎週1〜2回6kmの登山道を走るようになりました。楽しいです。 良い本影響って凄いですね。続きを読む
投稿日:2021.07.06
Kazukitripping
人生哲学、ビーガン食、強靭な精神、トレーニング、愛について、ウルトラを走る変人が赤裸々に書いた本だ。 タイトルとタイムばかり追いかけて自由を見失ってなにが大切かを教えてくれた。ゴールよりもそこまでの…プロセスがどうだったか。プロセスを楽しんで身体も精神も鍛えたいと思わしてくれる本だ。 最後の章でも、何にも囚われない自由な走りができたことで自分の道を見つけたと! ほとんどの人が好きで好きでしょうがなかった趣味が、人と比べたりしてもっともっとなりタスクになり嫌になったこともあると思う。(自分はある) 純粋に好きなものを夢中にできることは、人生が豊かに幸せになる!でしょ〜 ありがとう!応援してます。 続きを読む
投稿日:2021.04.15
ルビー婆
2020/8/31 100マイル(約160キロ) ウルトラマラソンランナーのスコット・ジュレクさん。 100マイル以上のレースも多々あり、また24時間でどれぐらいの距離を走れるかを競うレースもある…。同じところをぐるぐる回って拷問のようなレース! 日本では2013年にこの本は発行されたが、2019年に発行された『Northへ』では、スコットさんのアパラチアントレイル(3500キロ)踏破の記録が書かれている。 この本では、生い立ち、100マイル、(またはそれ以上)など、多くのウルトラマラソンで走った記録と、食べ物、生き方などについて書かれている。 写真がたくさんあり、食べ物の写真も美しい。 100マイルも走れば、何らかのトラブルが起きるのは当たり前。 壮絶だなと思う。 スコットさんは、足首を怪我して腫れ上がったまま残り数十キロ走ったり、吐きまくってまた走る、幻視…それでも走ってゴールする。 スコットさん以外でも爪の下にマメができたら爪を剥ぐ、吐きながら走るなどなど。 怪我してもそのまま受け入れて走り続けるという。 距離感がおかしくなる。 フルマラソンが短く思えてくる本だ。 スコットさんは、フルマラソンの距離は準備運動みたいなものだと。 ベジタリアンからヴィーガンへ。 走るためにも何を食べるかが大事で、ヴィーガンになったという。 徹底した食事管理。 うーん、すごい。 走るためにどうすればベストかを考えている。 食生活から、筋肉疲労の回復を早めたり、怪我しにくい体づくりを徹底する。 レシピも掲載されているけど、食材の調達が難しそう。 ただ、和食を考えれば日本はヴィーガン食事を実行できそうな気もする。 足りない栄養素をどのように補うか大変そうに思えるけど。 主に前半はお父さん、お母さんとの関係、どんな環境で育ったのかも書かれている。 お母さんとの別れは泣きました。 お母さんの強い精神の遺伝子が入ってる。 なんでこんな過酷なレースを?と思うかもしれない。だけど、何かを体験したらやめられないし、またなりたいと思う。 走らなかったらわからない世界。 “僕らは楽しいから走っているんだ” また走って頑張りたくなる本だ。 続きを読む
投稿日:2020.08.31
miyabiman
偉大なトレイルランナーだと思うし、非常に優しい人なんだなと感じました。書かれている内容も非常に励み(トレイルランニングをやってると)になるし、やれそうな気になります。 ただし、言葉とは裏腹にやってるこ…とは尋常じゃない位の鬼の精神力と行動力だと思った。とにかくやるんだ。のやってることが凄い内容。続きを読む
投稿日:2020.01.09
なー
このレビューはネタバレを含みます
途中で何度も読むのを中断して、ランニングに行っちゃいました(笑)アガる〜!とてもこの著者みたいには走れないけど、それでもきっと「走る楽しさ」は同じ。走るのは楽しい。とっても楽しい。ホントに楽しいんだよ! そして何度も何度も強調されているように、「生き物は食べたものからできている」。だから、何を食べるか/食べないかはすご〜く大事。
投稿日:2019.04.23
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