【感想】雑談力が上がる話し方

齋藤孝 / ダイヤモンド社
(326件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
41
94
129
25
2
  • 雑談が苦手な人にオススメ

    僕は基本的に無口で自分から話を振ることも少なく、沈黙が続いて気まずくなることが多々あるので、少しでも改善できればと思い読んでみました。
    最大のポイントは帯にも書かれている「オチも結論もいらない」ということ。その大前提に則って、いろんな状況におけるテクニックが紹介されています。
    テクニックと言っても細かい話ではなく、「話のネタを見つけるヒント、話の転がし方のコツ」といった感じで、手帳にメモして練習するようなものではありません。頭の片隅に置いておいて、実際に雑談しているときに思い出す感じです。
    完璧主義な性格のせいか、あるいは関西人の性か、「話にはオチをつけるもの」と無意識に思い込み、「こんなオチも無い話をしてもつまらなくさせるだろうな」と身構えていたのは間違いだったようです。
    内容については満足していますが、値段の割にページが少なかったので、もっと読みたいとは思いました。
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    投稿日:2013.09.24

  • 少し気が楽になった

    雑談が苦手なので、もっと気楽に雑談できるようになりたいと思って読んでみた。
    雑談はオチがなくてOK、肯定・同意から入る、相手の見た目を褒める、自意識・プライドのハードルを下げる、など雑談のテクニックはなるほどと思うところがあった。
    雑談力が上がったかどうかは分からないけど、少しリラックスできた様な気がする。
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    投稿日:2013.10.11

  • 雑談は無駄話ではない

    会社でちょっと話す雑談。一見無駄話に見えてしまうが、コミュニケーションの始まりであることがよくわかる。
    年代が違う人と何を話していいのか、迷ってしまうが、難しく考えずにオチがなくてもいいから話してみよう。
    接客業の人の雑談力は改めてすごいなあと思ってしまう。雑談はあいさつからですね。朝のおはよう。
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    投稿日:2013.09.24

  • 思い込みを払う

    雑談ってのは、盛り上がる必要もないし、笑いを取る必要もない。目的は距離を縮めることで、打ち解けることは必須ではない。ユーモアは距離を縮めるのに役には立つが、これまた必須ではない。どうもその辺について、最近、変に思い込んでいる人が多いのではないかと思う。浮くこととかに対して過敏になり過ぎているんだろう。
    この本は、そういった人に対して肩から力を抜いて話すきっかけを作る指南をしてくれるので、必要な人にとっては有り難い本なんだろうと思うが、わたしにとっては、あまり得るところのない本であった。本自体は、面白い読み物に仕上がっていると思う。
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    投稿日:2013.11.03

  • 正直、ちょっとだけ雑談力が上がったかも

    「雑談は結論がなくてもいい」とのことです。
    当たり前のようですが、自分には目からウロコでした。

    振り返ってみると、自分の雑談は「オチ」を意識しすぎで、
    なんとなく頑張ってオチに向かってストーリー立てて話したりしてましたが、
    その割りに話が上手いわけでも、
    日常に面白い出来事があふれかえっているわけでもないので、
    中途半端につまらない話を相手に聞かせていたなあと…。

    この本を読んで、雑談なんて到達点なんて気にせず、
    話を転がせばよいのだなあと気づかされました。
    おかげで、同僚・上司と20~30分電車に乗るような時間がだいぶ楽に。

    生活に実益があったので☆5。
    数十のトピック・テクニックが書かれているので、1個でも自分に引っかかれば
    読んだ意味があるかと。読みやすい書きぶりなので、一瞬で読めるのも良いです。
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    投稿日:2014.07.06

  • 思っていたより気軽に雑談してもいい

    正直、雑談は苦手です。日常の会話からも何かを得ようとするあまり、結論を求めたり新たな気づきを得ようとしたりして、無駄を削ぎ落とそうとするのが自然は会話を妨げてしまっているようです。
    また、人の顔を覚えられないというのもあって(これは雑談とは別の問題ですが)、前にあっているのだけれど誰だか思い出せない人に話しかけられない、というのも、気軽に雑談できない理由だろうなあと思っております。

    残念ながらこういう疑問を根本解決してくれるわけではありませんでしたが、雑談の効用やネタの集め方、転がし方については多くのページを割いています。
    たしかに、自分が妻と他愛ない話をしているときは、雑談ネタが勝手に転がっていって盛り上がりすぎて、「あれ、もともと何の話だったっけ?」ということもよくありますので、雑談がどんどん転がって展開していくときは話が盛り上がっているといえます。
    プレゼンやコンサルティングでは、自分の経験を話すほうが説得力が増しますが、雑談で説得力を求めても仕方がないし、他人から聞いた話やその時々の時事ネタなど、切り出しはほんとうに何でもあり。むしろそういう軽い話題から入ったほうが、雑談は広がるようです。

    苦手とか言って逃げていても仕方ないですね。
    コミュニケーションの手段でもあるし、少しずつでも意識していければと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2014.07.30

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  • まさまさ

    まさまさ

    第ニ章雑談のマナーは、自分でもなんとか雑談頑張ろうと思いましたが、第三章以降、雑談の意義とか雑談の上手な人や事例は、あまり役に立たないかと思いました。

    投稿日:2024.04.29

  • 麦の海

    麦の海

    このレビューはネタバレを含みます

    齋藤先生の著書。さすがと思わせてくれることばかりでした。特に、次の文については前々から私も感じていたことだったので、非常に共感できました。

    ある特定のグループでの集まりにおいて、雰囲気を和ませるか、硬くするかは、多数派の人たちに責任がある。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • sh

    sh

    雑談は結論付けるものではない、という主張だった。芸人の滑らない話等の影響か、話に落ちが必要と構えてしまっていたので、気が楽になった。雑談とはいえ、話の準備は必要だし、話すネタのためにアンテナを張ることも大事だと学んだ。続きを読む

    投稿日:2024.01.28

  • min

    min

    章が細かく区切られていて、ひとつにつき2分ほどで読めるため、さくっと読み終わります。

    雑談そのものよりも、雑談がなんで必要なのかについて、著者自身の経験を交えつつ語っている部分が多かったです。けれど同時にTipsを教えてくれる箇所もあり、いくつかヒントをもらいました。

    3つの気づき 
    ・雑談はオチとか面白さとかいらない、クッションのようなものと考える
    ・相手に話してもらう
    ・意外とみんな話したいと思ってるもの
    続きを読む

    投稿日:2024.01.24

  • たみこ

    たみこ

    この人はこの話題なら絶対食いつくだろう、というものを捉え用意するというのが結構難しそうと思った。今後取り組みたい。

    投稿日:2024.01.03

  • hemulen

    hemulen

    うちの本棚で発見。

    今すぐ役立ちそうなのは
    雑談で、心にスペースを空けるようにガス抜きする。ちょっと嫌になってることが話題になったら
    「わかるわかる」「えっそうなんですか!」
    すると、思いが肯定された気がする。
    アドバイス不要!
    家庭内でも。
    思いが肯定される感覚は、子どもも大人も必要だけど、子供にはしても、大人相手だとそう上手く行かないことあるから、気をつけよう…

    雑談の目的は場を和ませること。
    とりあえず見た目を褒める、取っ掛かりにする。服でも、玄関にある絵や花でも。
    一つの質問に、2つ以上の答えを返して相手にボールを渡す
    悪口は、笑い話にもっていくか、芸能人の話にすり替えてしまう、など

    なるほどー
    こっちから話しかけちゃうのが早道だな
    続きを読む

    投稿日:2023.07.02

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