【感想】コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法

永井孝尚, 阿部花次郎 / 中経☆コミックス
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
8
7
6
1
1
  • 営業だけでなく、商品企画や開発の人にも読んでもらいたい

    まぁ、一見営業向けの本に見えるのですが、実際の所としては、100円の物に対し、どうやって900円分の付加価値を与えて、購入者が喜んで購入するのか?を考える本です。ある意味、システムインテグレーターや、ソリューション営業といった分野の考え方を学べるとも言えますね。(それが出来ている会社は少ないと思うけど・・・)

    5月の連休明けでほっと一息ついた新入社員の人や、入社後3年くらいたって次のステップに進もうと考えている人に読んで欲しい本ですね。漫画なので読みやすいですし。
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    投稿日:2014.04.17

  • タイトルはあまり好きではなかったが...

    タイトルを見たときに内容が薄そうだな...と感じたがコミック版ということで購入。
    しかし、想像以上に幅広い内容をわかりやすく書かれていたのでかなり満足度の高いものでした。

    内容としは、マーケティングについて会計ソフトの会社を例にストーリーが進められています。
    下記に章ごとのポイントとなるワードを書きましたが、なかなか盛りだくさんの内容となっています。

    巻末の付録をみると多くの有名どころの書籍を参考に書かれていることがわかり、この一冊でざっくりと知ることができると
    考えるとお得な本だと思います。

    また、詳しく知りたい人向けにお勧めの書籍も最後に付録として載っています。

    このようなコミック版ではよくあるのですが、この本も同様に漫画で描かれて後に詳しい説明の文章という形で書かれています。
    しかし、この本は漫画の部分だけでもポイントとなる部分は理解できるようになっているので文章は読みたくないという方でも大丈夫だと思います。
    絵はそんなにうまくはないですがわかりやすいと思います。


    1章
    製品志向・市場志向

    2・3章
    顧客満足の式

    4章
    マーケットリーダー・マーケットチャレンジャー

    5・6章
    バリュープロポジション(キシリトールガムがヒットした理由)

    7章
    チャネル戦略・win-winの関係

    8章
    プロダクトセリング・バリューセリング(100円のコーラを1000円で売る方法)

    9章
    マーケティングコミュニケーション

    10章
    イノベーター理論とキャズム理論

    これだけの内容を一度にわかりやすく知ることができるのでおすすめです。
    私は続けて2巻、3巻も購入してしまいました笑
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    投稿日:2016.08.06

  • 読み物として十分面白く、本来万人が知っておいて良い知識

    マーケティング理論というのは経済学同様、万人が知っておいた方が良い知識だと考えています。
    本作自体は、会計ソフトをいかに販売するかという話です。競合他社と比較して自分に有利な点は何か、足りないなら何をすれば他者と渡り合う事が出来るのか・・を検討して、商品を販売するストーリーです。
    この考え方、実は応用範囲が広い。
    極端な話、自分自身を商品と見立てて、自分の有利な点、足りない点、を検討し不足している部分があるなら、強化し必要とされる人材になるべく自身を育成する。人間の集団の中にいる限り、ほぼ万人に適用できます。
    実際の事例を織り交ぜ、物語に組み込まれておりますので、イメージしやすいです。
    2巻の後半は凄い展開が待っています。3巻はネットをよく利用している方なら、割と身近な事例だと思います。
    ただ、価格はそれなりです。
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    投稿日:2016.04.24

  • 身についている感覚、その可能性はあります

    理論の名前は知らなくても
    すでにその思想が自分の中にある可能性
    特に学ばなくても知れる環境にいた可能性はあります。
    目新しさがなく残念でしたが、コミックなので相当読みやすいです。

    投稿日:2020.02.10

ブクログレビュー

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  • ricefield

    ricefield

    シリーズ3冊を通して、マーケティングの理論や手法が網羅的に掴める点が良い。自分のようなマーケティング初心者には、脇に置いておいて必要な時に再読するのに良いと感じた。この本を入口に他の書籍で深く学するなどすれば良い。続きを読む

    投稿日:2024.01.03

  • まな

    まな

    マーケティングの分野でよく聞いたり、自社の中で実際に取り組んでいるものの、なぜそれをするのか分からなかった部分を漫画のストーリーや事例の紹介を通して、理解することができてよかった。

    【学んだ内容】
    ・製品思考→市場思考
    ・バリュープロポジション
    ・価格勝負
    ・価格競争→価値競争
    ・チャネル戦略
    ・マーケティングコミュニケーション
    ・イノベーター理論とキャビズム理論
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    投稿日:2023.06.04

  • あやぴー

    あやぴー

    漫画はとっつきやすい割に難しい言葉も出てくるし、会社や登場人物の名前がそれに合わせてわかりづらかった。マーケティングについては学べました。先に読んだ本で見た内容だった。

    事業の定義:顧客の立場に立った内容
    価格競争の中のコーラの液体100円か、
    特別な時間で特別なひと時を過ごせる特別なコーラ1000円か。
    価格競争ではなく価値競争。
    お客様の言いなりになるのではなくこちらから課題を提示してその解決をする。
    自社商品を自社で売る必要はない。
    新商品は必ず売れない。など
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    投稿日:2021.05.26

  • ひろ

    ひろ

    原作から情報量を落とさずに読みやすさはUPしている

    マーケティング戦略とはいえ、マーケティング部だけでなく営業にとっても大事な考え方

    組織で一貫性のある戦略が打てると強い



    投稿日:2021.03.24

  • しあ

    しあ

    このレビューはネタバレを含みます

    読んで結構時間が経つけど、UXデザインの師匠に渡されて、衝撃を受けた本。
    UXデザインの初心者にマインドを掴んでもらうのに丁度だと思う。
    マンガで読みやすい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.04.06

  • mito333

    mito333

    漫画パートのお陰で初心者のわたしにはとっつきやすかった。

    顧客市場主義、プロダクト思考、値下げ競争はNGだということが全編総じて強く印象に残った。
    自身も主人公と同じように、考え方・捉え方を誤っていたなぁ…と振り返ることもできた。

    具体的なストーリーを元に学べるが、
    「コレはこういう理論」ときっちりと記されているのは一部なので注意。
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    投稿日:2019.06.23

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