0
堤葎子 / COMICリュウ (2件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
はわわわー
すごく好き
題材が本当に良い。 人里離れた大きな屋敷、訳ありの裕福で孤独な狂気の少女、犬の役をする美形クズのヒモ男、サスペンス、…少しロマンス。 6股ほどして女に山に捨てられたしょうもない美形クズの男が少…女に拾われ、犬、シルクとして生活するところから始まります。 男を犬としか認識出来ない少女、しかし様々な要素が犬のシルクと、シルクの役をする男とを隔てていきます。服、食事の量、洗濯…風呂… 少女は新しいシルクが以前と何か違うことは理解出来るものの、時たま挟まれる少女視点からの描写はどう見ても犬でしかなく、どう聞いても犬の吠える声でしかないので、いやこれは疑う方が難しいなと、読者にも圧倒的な説得力で描写されます。 少なくともこの1巻ではシルクは犬であるという事に何の疑いも生じてはいません。が、何かが崩れそうで、危うく薄暗く世界観。 続きに期待。続きを読む
投稿日:2023.12.07
報告する
"powered by"
くろねこ文学
【あらすじ】 山で遭難していたクズのヒモ男が、助けられた女の子に失踪した飼い犬のシルクだと思い込まれて世話される話。 【みどころ】 女性不信のクズのヒモ男が、失踪した犬になりきって、女の子から一途の…愛情を注がれるうちに、愛されるということに目覚めちゃうところ。 【かんそう】 ふぇぇ…切ない!! 女の子の狂気がすごく切なく可哀想。出だしコミカルなんですけど、男を飼い犬だと思い込む女の子の狂気にドン引きし、さらに背景の闇が分かっていくにつれて、悲しく切なく…こ、心が痛いですっ!! 女の子の狂気の理由は次巻で語られそうです。 男の方は、六股するようなクズなんだけど、女性から本当に愛された経験がなく女性に不信感を抱いています。ところが、女の子の純粋な愛情を受けて本当の愛を知るようになっていき、だんだん好意を抱いてしまうというね、もうグッと来ましたよ。ただ、女の子はあくまでも飼い犬を愛しているわけで、男はその点で複雑、モヤモヤしちゃう。なかなか人情の機微をとらえた奥深い作品となっております。 このままずっと、飼い犬のフリをするわけにもいかないだろうし、今後の二人の関係がすごく気になります。ハッピーエンドって、ありうる⁉️ ハラハラドキドキです。続きを読む
投稿日:2023.09.13
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。