【感想】聖女の姉ですが、なぜか魅惑の公爵様に仕えることになりました２

子供を叱れる大人にならなきゃダメだよね

聖女に選ばれたことで妹が豹変しヒロインを虐め始める。ヒロインは公爵家に逃げこみ召使として働きながら公爵さまとラブラブに。その後ヒロインが本当の聖女とわかり、妹がざまぁされる。
という大好物のテンプレ…ストーリーでしたが、ざまぁがスッキリしませんでした。

ヒロインおよびその家族はおかしい位のお人好しで、妹にひどいことをされたのに困って逃げ回るだけで向き合うこともなく、恨んでもいない。
妹の母親は、借金をヒロイン父に肩代わりしてもらったお礼にと押しかけ第二夫人となり衣食住の面倒みさせておきながら内緒で元婚約者と逢引して子供をつくり、またその子の面倒もみさせるというアバズレ。父親は妹母のストーカーで、ヒロイン父に離婚を迫るわけでも子供を引き取るわけでもなく、被害妄想で犯罪を計画するサイコなクズ。
妹は、家族に虐待されてもいないのに虐待されてると思いのみ復讐しはじめ、すべて自分が間違ってると分かってもゴメンナサイが言えないクズなアバズレでした。

被害者家族が甘ちゃんだからあんな子に育ったのか？でも兄や姉はちゃんとしてるからもともとサイコなのか？どちらにしても被害者にも加害者にも感情移入できずモヤっと終わりました。
挿絵はキレイで好きです。続きを読む