0
橘玲 / 講談社現代新書 (44件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
レビューネーム未設定
筆者自身の論旨が明確ではない。
読書家のレビューが羅列されたような内容であり、本人の考えが反映された部分は少ない。ファンにとっては物足りない。
投稿日:2022.01.27
報告する
"powered by"
まる
30代でFIREして数年。そんな立場で読んだ感想。 まず、恋愛、金融、依存症、自己啓発の残酷な現実をこれでもかと紹介。 この辺はそうなんだなぁと流し読み。 では、どうしたら残酷な現実を生き抜けるか…? 筆者の答えが、ミニマリズムとFIRE。 FIREの達成はモノをミニマムにしてれば、お金貯まる。 そして、資産運用して、4%ルールで暮らすと。 これは自分も似たような方法で達成した。 ぶっちゃけモノをミニマムは、遺伝というか性格も影響あると思う。 私は、元々モノにお金を使わない性格+副業+資産運用で達成できた。 努力でミニマムな人になれるかどうかは、わからない。 努力で収入を増やすことのほうが現実的かもしれない。 そして、FIRE達成したとして、それで幸せなのかだ。 「RE、悠々自適ではない 好きな仕事を通して大きな評判を手に入れる」 と筆者は述べているが、そこがポイントだと思う。 REは、結局、仕事関連のストレスから開放される点では幸せだが、それ以上でも以下でもない。 個人的には ・自分が真に好きなこと、やりたいことをみつけてやること ・日々、自分が少しずつ成長すること が幸福につながると思っている。 月並みかもしれませんが、今のところそれが自分の結論。 真に好きなことと書いたのは、 フルタイムで働いている時に「やりたいなぁ」と思っている事は、大して好きでもないしやりたいことでもない、事が多い。 FI状態になる前は、基本的に大半の時間を生きるために使っている。 その時にやりたいと感じることは、残った細切れ時間の中でやりたいと思い込んでることだから。続きを読む
投稿日:2024.05.08
tthitsuji
<目次> プロローグふつうの奴らの上の行け part1恋愛をHACKせよ ~モテ格差という残酷な現実 part2金融市場をHACKせよ ~効率よく大金持ちになる究極の方法 part3脳をHACKせ…よ ~あなたも簡単に依存症になる part4自分をHACKせよ ~テクノロジーが実現する至高の自己啓発 part5世界をHACKせよ ~どうしたら残酷な現実を生き抜けるか あとがき P159 チクセントミハイのゾーンに入る条件 ①短期の小さな目標 ②明確なルール ③即座のフィードバック ④制御(自己コントロール感)と挑戦が同時に起こっている という感覚 P172 オルターの行動依存の6つの要素 ①目標;手を伸ばせば届きそうな目標 ②フィードバック;報われる感覚 ③進歩の実感;向上していく感覚 ④難易度のエスカレート;徐々に増す難易度 ⑤クリフハンガー;解消されそうでされない緊張感 ⑥社会的相互作用;社会的結び付き P184 ギャンブル版のSDGs 予測生涯価値 P262 富から評判へという巨大なパラダイム変換が さらに加速続きを読む
投稿日:2023.09.09
詠み人知らず
割としっくりくる内容だった気がする。 既存の人たちが適応しづらい現実をハックすることによって、個人での勝利に向かっているというのが新しい視点だった。ただ、モテ、投資に関してはだよねぇ〜となる内容が多か…った。ただ、投資の章でのワラントの空売りで儲けるという発想は今までになかった。続きを読む
投稿日:2023.08.01
ミイ
著者のいう「無理ゲー社会」を生き抜くには、社会ルールの仕組みや人間心理を逆手にとった裏道攻略(ハック)が有効だという。戦略書というよりは事例集といった感じの一冊。 「快感回路」や依存症ビジネスなど人間…心理ハックのトピックが興味深い。 続きを読む
投稿日:2023.06.24
jet
タイトルから、この世界を攻略するための指南書のように感じるが、具体な方法や、何かしらの新しい見解を用意しているわけではない。 それは、第2章の『金融市場をHACKせよーー効率良く大金持ちになる「究極…の方法」方法』の結末が、投資で大成功したソープやバフェットの次の様な言葉の紹介であることからもわかるだろう。「インデックスファンドを長期間保有しなさい」(個人投資家が金融市場をハックするのは不可能であることを前提としている)。 投資の勉強をしたことのある人や、橘氏の本を読んできた読者であれば、こんなことは既に知っていることだろう。 本書はハック本ではなく、たくさんの本を読み、その本に書いてあることの紹介と、それを元に考えると世の中はこうなって行くのではないかという、推測がなされているだけである。本書を読んで、世界をハックする方法が見つかることはないだろうが、読みものとしては面白い。続きを読む
投稿日:2023.06.08
鴨田
Part3 脳をHACKせよ あなたも簡単に「依存症」になる の章が一番面白かった。報酬系回路を発見した後のラットや人間の忠実な反応ぶりを読むと、生き物も煎じ詰めるとアルゴリズムの塊に過ぎないのかな、…と思わないでもない。 塩基とタンパク質を通じての個体統治では、俊敏性に絶望的な弱点があるため、脳があり、その脳を通じた代理統治が人生だと考えると、その脳にどの程度のバグが許容されるのかは、よく分からない。多すぎると淘汰圧を掻い潜れないだろうし、完全を目指して余りに脳がエネルギーを使うと燃費が悪過ぎて生き残れなさそうだ(ネアンデルタール人のように)。結局、今(ご先祖様を含めて)生き残っている、ということは、そこそこバランスは取れているのだろうか。 続きを読む
投稿日:2023.04.29
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。