【感想】時の果てのフェブラリー

山本弘 / アドレナライズ
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 真実が正しいとは限ぎらない。でも真実は知らないといけない

    に複雑な思いを抱いている父、オムニパシーの力により父の思いを知覚しているフェブラリー。オムニパシーとは、今まで透視・テレパシー・予知に分類されていた超能力はすべて同じ超常的知覚力とし、それに名付けられた名前のことである。今の親娘関係が壊れるのが怖くて11才のフェブラリーは「本当のおとうさんは・・・」と聞けずにいた。そのフェブラリーはオムニパシーの力を頼られて、スポットヘ探索に行くことになった。スポットとは突然、地球にあらわれた時間重力異常地点のこと。このスポットを中心とし停滞巨大台風が発生した。スポットのために通信障害が発生し異常気象のために農作物が致命的な打撃を受けた。人類滅亡の危機であった。スポットの近くでは時間重力異常の影響で電子機器が使えない。スポットの原因どころか状況すらわからなかった。そこでオムニパシーに期待が寄せられた。以上がこの物語の導入部分。印象に残ったシーン。アラン少尉とフェブラリーの会話。フェブラリーがアランに「アラン。あなたの守もっているものはなーに?」少尉は冗談めかして答えた。「正義と真実とアメリカン・ウェイさ」「でも真実が正しいとは限らないでしょ?」「うーん。難しい質問だな。でも、何が真実か分からないと、何が正しいことなのかも分からないんじゃないか?俺ならまず、真実の方を選ぶな。何が正しいか考えるのはその後だ。」このシーンの後、フェブラリーは父に聞く。「私のパパってどんな人?」真実が正しいとは限ぎらない。でも真実は知らないといけないという事か続きを読む

    投稿日:2023.07.15

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