【感想】自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。3

蓮見ナツメ, しき / レジーナCOMICS
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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  • 作者ホント凄い

    バーティア嬢はそれまではアホでバカでアッパラパーな可愛らしい令嬢だった。しかし17話終盤のバーティア嬢は、心に痛み辛みを抱えつつも健気に想いを押し殺す、正に「華麗で美しい物語のヒロイン」と化している。この描き分けができる作者が本当に凄い。
    王子の表情も、普段の様子とは全く異なる運命に立ち向かう主人公の顔付きであり、非常に表現が上手い。二人の心理描写・感情表現も恐ろしく丁寧であり、読者を引き込み感情移入させてくる。
    この二人は巻数を重ねる毎にどんどん魅力的なキャラクターになっている。こんなキャラを生み出した原作者、絵的に表現した作者に脱帽する。
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    投稿日:2021.07.14

ブクログレビュー

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  • やお

    やお

    "自惚れでなければ多少なりともティアは私に好意を持ってくれていると思う
    なのになぜ執拗に私と「ヒロイン」が結ばれることを望むのかがわからなかった
    けれど今の彼女と言葉とティアの肯定するような態度
    「私に」ヒロインと結ばれなければならない理由があるということか?"

    ヒローニア嬢の"私が主役なんだから間違いなくゲーム通りになる"という強い思い込みがだんだん滑稽を通り越して可哀想になってくる。ヒローニア嬢があまり頭を使わず行動してる分、話の面白さが際立ってるところもあるにはあるだろうけど。
    本来のヒロインと結ばれないといけない理由が、ティアは語らないし物語はセシル視点で進むしでなかなか明らかにならない。もどかしいところ。卒業パーティーでここは明らかになるのかな?
    てっきりもう2巻に食い込んでると思ってた。今巻で1巻部分が終わったということは、卒業パーティー後もまだ話は続きそうで楽しみ。
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    投稿日:2020.05.05

  • suy-c-k

    suy-c-k

    このレビューはネタバレを含みます

    セシル、気持ちを自覚するの巻。
    ヒローニアは頑張って悲劇のヒロインを演出しようとしてるけど、残念ながら周りの令嬢たちがバーティアを賛辞した後に「なんだっていうのよ、これは!」と捨て台詞を吐いて立ち去るとか、だいぶ中途半端だと思うよ。
    バーティアが階段から落ちてセシルが「ほっ」とする所とかどう考えてもめっちゃ心配していたんだねと分かるし、読んでいてニヤニヤしてしまう。
    原作に記載されていたけど「バーティア以外が怪我をした」とか聞いても「ふーん」で済ませてしまうだろうセシルが唯一感情を揺さぶられるのがバーティアなので、ヒローニアが入る隙間は既に1mmもないのだよなぁ。
    イーリンを糾弾するときに「私のために」と目を輝かせるヒローニアに「うっ」って顔をするショーンも面白かった。
    バーティアも大概思い込みが激しいが、ヒローニアも思い込みが激しすぎて、実際にこんな人が居たら絶対避けるわ…と思ってしまう。話としてはそのお陰で面白さは増していると思う。

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    投稿日:2020.03.28

  • もゆ

    もゆ

    頑ななバーティアが隠していることとは…自分のためにしあわせを願って身を引くとかつらい。伏線チェックに原作読み返したい。あとがきの制服なセシルとティアかわいい。

    投稿日:2020.02.09

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