【感想】イレーナ、闇の先へ

マリア・V・スナイダー, 宮崎真紀 / ハーパーBOOKS
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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3
1
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  • 何から何までうまくいかない、イライラしっぱなしの一冊

    前作の衝撃のラストに続き、イレーナに降りかかる受難が描かれるシリーズ5作目。とにかく、やることなすことがすべて裏目に出て、敵の罠にかかり続けるイレーナとヴァレク。読んでいてかなりフラストレーションが溜まる一冊だった。スカッとできるのは次作までお預けかな。それにしても、イクシア領最高司令官の右腕にして冷徹な暗殺者として恐れられたヴァレクが、ただの優しいオッサンになっていく…。続きを読む

    投稿日:2018.08.26

ブクログレビュー

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  • fattycatlover

    fattycatlover

    このレビューはネタバレを含みます

    毒見師イレーナの五作目。

    前作のラストで妊娠を疑っていたイレーナだが、
    現実のものとなった。
    しかも、それはオノーラが妊娠を狙って避妊薬を打ち消す薬を
    打込んだ結果だった。
    最高司令官が、ヴァレクと同じようにオノーラの胸に、
    自分の頭文字を刻み忠誠を誓わせていたことや、
    ヴァレクの忠誠を疑っていること、
    さらには死刑にしたはずの魔術師を客として受け入れていたことで、
    ヴァレクは忠誠を捨て、イレーナに結婚を申し込む。

    イレーナがシティアに戻り議会を薬で牛耳る「結社」と闘う一方、
    ヴァレクは嵐の盗賊団の捜査を命じられていた。
    その捜査で水を操る姉と嵐を呼ぶ弟の魔術師に出会うが、
    実は自分の妹と弟であり、自分の両親のもとに帰ることとなる。
    さらには兄たちの死を受け入れたことによって、魔力を得る。
    イレーナが魔力を失い、ヴァレクが得ることになるとは。

    最後に、
    ヴァレクがふたりのこどものために未来を築くと言ったときに、
    イレーナが全てのこどものために、と言い直したのが感動的だった。

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    投稿日:2023.10.05

  • りんご花

    りんご花

    このレビューはネタバレを含みます

    ヴァレクに魔力が宿り、イレーナは妊娠、そしてヴァレクのプロポーズ。はーかっこいい。お互い好きな気持ちが伝わります。
    色々続きが気になります。

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    投稿日:2020.02.20

  • imapo

    imapo

    とても考え込まれた上質なアドベンチャーファンタジー。
    強かった者が強さをなくして別の力を得ていく過程が、弱々しくもあり力強さも感じる。
    この次の巻が最終の物語になるんだと思うけど、まだ出てないみたい。
    気になる。。。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.19

  • tomojuju

    tomojuju

    名前がね、ごっちゃになって、味方が敵かわからなくなる。
    が、そんなことは些細なことで、物語は大いに進み、色々な変化が起きて、読み応えあり。
    無敵だったイレーナやヴァレクがどんどん弱体化しつつ、別の力を身につけていくのも1つ面白いところ。
    あっちもこっちも敵だらけだけど、どう突破していくのか、続きも楽しみです。

    2018.8.31
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    投稿日:2018.08.31

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