【感想】私は悪役令嬢なんかじゃないっ‼ 闇使いだからって必ずしも悪役だと思うなよ

音無砂月, あららぎ蒼史 / レジーナブックス
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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  • 逆境っぷりはなかなかだった。

    主人公の逆境っぷりが凄い。
    ハッピーエンドだが、虐げていた両親は結局のところ流されたまま本当には和解していない。
    でも、そういったモヤモヤをきちんと表現しているのが面白かった。
    陰影をくっきりさせるためか、他のキャラクターの役割が単純化しているのは
    一冊に纏める為に必要だったと思うけれど、少し残念。
    長編で重くかつ、複雑な心の機微を画いたものも読んでみたい。
    ひねくれものの心理描写もう少しねっとり欲しかった。
    一つ大きく残念なのがイラスト。
    可愛いらしいのだけど、文章での描写に沿っていないものが多くて萎えた。
    主人公と精霊の容姿はインド系の美形だよねぇ。
    続きを読む

    投稿日:2018.05.13

  • 悪くはないけど、駆け足的展開。

    話の筋はいいけど、基本的に駆け足感が拭えない。
    私は悪役令嬢ものの王道展開が好きなので、キャラ設定は別に典型的でいいんだけど、駆け引きや心の葛藤などの、物語の個性、醍醐味ともいうべき場面が主人公の淡々としたモノローグで流されてしまい、定型をなぞった感が強く残ってしまった。
    1巻でまとめるためにエピソードをはしょったのかもしれないけど、そこはもうちょっと丁寧に書いてほしかったかな。出版デビュー作のようなので、今後に期待。
    続きを読む

    投稿日:2020.07.05

ブクログレビュー

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  • goya626

    goya626

    筋はまあまあありきたりかもしれないが、幼少の頃から両親に疎まれ距離を取られていたクローディアが、長じても多くの者から忌避されて、平気なふりを装っていても、傷ついた悲しみを感じさせる文章がよかったよ。最後は、ぱたぱたと終わってしまったけどね。続きを読む

    投稿日:2024.05.08

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