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米澤穂信 / 新潮文庫 (626件のレビュー)
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総合評価:
御殿まり
みんなが絶賛するわけが分かった!
古典部シリーズしか知らなかったので、著者が書く「人間の心の闇」には度肝を抜かれました。 しかもシリーズものでない短編なので全部が関係のない場面。 様々な場面での深い闇には著者の考える力に感服するほ…かありません。 犯人捜しの定番ミステリーではなく、犯人の動機を考える新ミステリーと言えます。続きを読む
投稿日:2018.02.01
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くっちゃね村のねむり姫
私が一番好きな話は。。。。
6編の短篇集なのですが、流石ですね。一つ一つの話は短いながらも読みごたえがあり、充実した感じでした。 中でも私が一番好きなのは「関守」かな。語り手が殺されてしまう話はよくある手法かもしれませんし…、途中から結末が見えてくる気もしますが、危ないぞ?大丈夫か?なんて感情移入してしまいました。人里離れた、滅多に人が来ないような峠の茶屋でおこる話は、如何にもありそうな感じで怖いですね。他の皆さんが絶賛している「万灯」もスゴイのですが、私には海外赴任の経験がありませんのでね。 人は誰もが心に闇を抱えているのでしょう。それは誰にも知られてはいけないことなのです。きっと。続きを読む
投稿日:2023.12.03
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あやぱん
米澤穂信先生の作品は毎回読みやすいですね。 短編集が得意な先生なので、さすがだなって思いました。どれも最後は驚く感じの終わり方で個人的に好きなのは柘榴は意外どな終わり方というか因果応報でもある終わり方…でした。 続きを読む
投稿日:2024.04.21
2061111番目の読書家
このレビューはネタバレを含みます
各エピソードを読み終わるたびにちょっと頭を休めたくなる一冊でした。 銃を撃ちたい新米警官の話と、資源開拓する商社マンの話、めっちゃおもしろかった。
QUIZGAME
ミステリーの短編集 短編なので圧倒的な読後感というのはないけど読みやすかったです ミステリーとしては死人宿、関守が面白かったです ヒューマンドラマとしては万灯、満願が面白かったです
投稿日:2024.04.18
朝田
6篇の短編集で、400ページ弱あるが飽きずに読むことができた。とにかく面白くてサクサク読めました! それぞれいろんなテーマのバラエティに富んだ6作だった。 殺人の動機には犯人のいろいろな感情や出来事…が織り交ざっていて、真髄は周りの人間には到底理解できるものではないのだと感じた。周りの人間がこうではないか、おそらく動機はそれではないかと色々詮索したところで、それはただの憶測であり無駄なことなのかもしれない。 全ての話において、読者を含め主人公が推理していたことが覆され、殺人をした本当の動機を後から知らさせることになりました。 罪を犯してしまった犯人の思いが、切なく描写されていてなんだか同情してしまいそうな作品もあった。 続きを読む
投稿日:2024.04.16
wakaritsu
初めてイヤミスというジャンルを読んだ。読む前は何でわざわざ嫌な気分にならないといけないんだと思っていたけど、確かに後味は悪いが、話に引き込まれて楽しめた。個人的には夜警、関守、万灯が好みだった。柘榴は…ちょっとエグくてきつかった。続きを読む
投稿日:2024.04.10
Naoty
短編なのにどの作品もとても丁寧で、話の中にすぐに引き込まれる。 一度引き込まれたら抜け出せなくなり、先が気になってまた読んでしまう。 終盤は「ここまで読んだらもう離さないぞ!」と言わんばかりのつかみ…方で、読んだ後までゾゾッとさせる。 米澤さんの本は初めて読んだけど、引き込ませる力がとても強いと感じた。 星5ではないのは、自分の好きなミステリーではなかったため。 館のクローズドサークルがやっぱり好きなので、今度は『インシテミル』を読みたい。 米澤作品を読んだきっかけは、綾辻行人さんの『時計館の殺人』の解説を米澤さんが書かれていてとても共感したので。 Audibleにて。続きを読む
投稿日:2024.04.08
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