0
原田マハ / 河出文庫 (97件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
ココすけのままりん
8
『型破りな新しい母』は、なんで母になろうとしたのか?思いを知って下さい!
“チェロ” 心許ない気持ちを、地に近づけてくれて、 そ~っとおさえていてくれている様な、そんな音色なので好きです。 この15歳の今まで、あの環境でよくぞいい子に育ってくれた。 と思いきや、またもや青天…の霹靂!和音ちゃんなんとか踏ん張れ! この作品もやはり、納得の「会話の妙」を楽しめることが魅力でもあり、 実のところ重い部分もありますが、それを踏まえた上で、 心で「分かり合える」という事を教えてくれるホッとする温かさがあります。続きを読む
投稿日:2017.01.07
報告する
理科好き
4
『新しい母』が良い味をだしている
世界的な指揮者とそのオケの主席チェリストの母の間に生まれた主人公。ある日,急に母が家を出てから,お手伝いさんとたまに帰ってくるだけの父との生活だったが・・・。 ここで登場する『新しい母』,訳ありなん…ですが,これがぐっときます。詳細は書けないのですが,ともかく,良くも悪くも魅力的な人物で,これまでこの作家さんのいろいろな作品にでてきた人物の中で,私ランキングではかなり上位に入ります。 ちょっとお話としてできすぎな部分はあるんですが,とにかくぐっときますよ。 という2つの要素で5つをつけてしまいました。 本書の最後に(本屋大賞をとった)宮下奈都さんが解説を書いているんですが,この題材やストーリー展開などは宮下さんの作品なんではないかという気さえしながら読んでいたのでびっくりしました。どちらも今とても好きな作家さんです。 続きを読む
投稿日:2016.07.18
KK
2
魅力的な登場人物たち
主人公の和音と,そのもとにやってきた新しい母親の二人。どのような生活が始まるかと思えば…。 それにしても,原田マハさんの描く人たちは,みな魅力的だ。そしてみな生き生きとしていて,心の底に秘めた強いエネ…ルギを感じる。 個人的には,チェロといえば,バッハの無伴奏チェロ組曲が好きだ。(この本には出てこないけど) 最近聴いていなかったが,また聴いてみたくなってきた。続きを読む
投稿日:2017.01.11
"powered by"
Misato
マハさんの作品好きだけど、これはかなり好き。目が痒いからなのか、情緒不安定なのか後半感情移入しすぎて号泣。あー読んでよかったそう思わせてくれる作品
投稿日:2024.05.03
yuki
原田マハさんの作品、大好きです。 複雑な家族構成やびっくりする災難を乗り越えて人が成長する様子に感動します。
投稿日:2024.04.17
かず
このレビューはネタバレを含みます
ほとんど家にいない父を持ち、ほぼ一人で暮らす主人公。ある日家に帰ると知らない女性がいて、しかも自分は母だと名乗る。このとんでも展開に面白い!と思って一気に読みました。 主人公と新しい母親の掛け合いが好きだったので、後半にかけて物語の展開が速く進んで行ったのがちょっと勿体無いなと思いました。あと100ページはゆっくり書いても良いくらいです。もう少し長く浸っていたかったです。
投稿日:2024.01.28
ちい
本当に愛が溢れる作品。それぞれの「まっすぐ」さが刺さる。満たされない思いも周りの人たちや自分の気持ちでこんなに変わっていくんだなぁと心に沁みた。
投稿日:2024.01.02
京
周りが無理にさせようしても動かない、本人が自らの意志で動き出すという事がどういう事かがよくわかる。
投稿日:2023.11.10
岡田 すみれ
チェロの話。最後は思わず泣いてしまった。 まっすぐにぶつかり合いながら、深い愛情を感じられる関係性よいなぁ。
投稿日:2023.10.26
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。