【感想】アリスと蔵六(1)

今井哲也 / COMICリュウ
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
2
5
5
1
1
  • 魔法少女モノ?いいえ、家族愛モノです

    一言でいってしまえば、魔法少女モノですが
    「萌え」ではなく「家族愛」要素がとても強い良作です。

    施設で育てられ、家族も友人も少なく外の世界を何も知らない
    そして不思議な超能力を持つゆえに非常識な言動をとる少女・紗名。
    ひょんなことから出会った蔵六という頑固爺と行動を共にすることになるが
    初めて出会った幼い子どもにも「悪いことは悪い」とキッパリ叱る蔵六。
    そんな蔵六に上から目線で反発しながらも惹かれ、懐いていく紗名。
    施設で育ったゆえに非常識で動物的だった少女が
    施設の外で出会った大人や友人と接することで人間性らしく、成長していく物語です。

    絵は少し特徴があるので最初は読みにくいところもあるかもしれないけれど
    大ゴマの使い方や、1巻の終盤に出てくる未来の紗名ちゃんであろう人物のモノローグの入れ方など
    人物の感情の変化やストーリーの展開がうまい作家さんだなぁ…と思います。
    絵柄や1巻の表紙で「幼女とおじいちゃんの日常系?」と思いがちですが
    表紙で嫌煙してるともったいない作品なので一読してみることをオススメします!
    続きを読む

    投稿日:2017.04.18

ブクログレビュー

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  • kasuran

    kasuran

    なるほどこれはファンタジーだ。アリスの能力は何をもとに発現しているのか、まだそのあたりは一切謎であるが、蔵六という何の特殊能力のない圧倒的大人の存在と、過去の記憶を無くした圧倒的子供のアリスとの対比が面白い。続きを読む

    投稿日:2017.06.03

  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    このレビューはネタバレを含みます

    「研究所」から脱走して、初めて「外の世界」を知った少女・紗名。彼女は「想像したことをすべて具現化できる」という途轍もない超能力の持ち主。しかしまだ幼くて未熟な彼女は、能力を巧みに使いこなすことができない。途方にくれていた紗名が出会ったのは、由緒正しい日本の頑固爺・蔵六。超能力も何も関係なく「悪いことは悪い」と真正面から説教してくる蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていくことになる――。(Amazon紹介より)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.05.16

  • chroju

    chroju

    トップクラスのデタラメで破天荒な能力者と、それに一切動じずマイペースに自分を貫く頑固ジジイというギャップがよい。まだ様子見?という感があるが、テンポもよくて読みやすい。

    投稿日:2016.08.26

  • あさひ

    あさひ

    お爺ちゃんと孫のほのぼの日常コメディかと思ったら、能力バトルもので驚きました。
    でもどこぞの少年マンガとは方向性が少し違う。能力を手に入れ無限大に強くなっていくのではなく、地に足を着けた普通の生活を手に入れる代わりに万能の力を失っていくという成長物語です。
    SF設定はあるけど、これは普通に子供の成長過程なのではと思います。昭和頑固ジジイ蔵六の健全な真っ当さが好印象です。
    続きを読む

    投稿日:2015.07.13

  • ひろむ

    ひろむ

    おじいちゃんと魔法少女。新しい組み合わせw曲がった事が大嫌いなおじいちゃんがお話に現実味をプラスさせていて素敵なヒューマンドラマのようになってます(*´∀`*)無知な魔法少女が素敵に育っていく過程が楽しみな一冊★続きを読む

    投稿日:2015.02.09

  • aktio

    aktio

    超能力少女と頑固爺の交流。

    ハートフルストーリーです。子供っぽさを楽しむ系でありながら、結構SF。今後の展開次第。

    投稿日:2014.11.30

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