【感想】異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

エリン・メイヤー, 田岡恵, 樋口武志 / 英治出版
(112件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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  • 読みやすく判りやすく内容が濃い

    上海で異文化コミュニケーションの講師をするために、再勉強として購入。
    多様な国々とのコミュニケーションについて、ギャップが生じる理由、対策などを判りやすくまとめている。
    その内容は、異文化に限らず日本人の友人たちとの関係構築でも役立つものでした。
    海外と業務やり取りのある人だけでなく、日本の中でも人とのコミュニケーションに悩む人にはお勧めです。
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    投稿日:2017.06.28

ブクログレビュー

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  • katsuya

    katsuya

    多様性を学ぼうシリーズ第4弾。異文化理解力をビジネスの観点で解説してくれる。この本の面白いのは、ビジネスに必要な8つの要素について、各国の比較をしているところ。8つの要素とは、コミュニケーション、評価、説得、リード、決断、信頼、見解の相違、スケジューリング。一例としてコミュニケーションの指標では、ローコンテクスト(シンプルで明確、額面通り)とハイコンテクスト(繊細で多層的、行間を読む必要がある)の分布があり、日本(ハイコンテクストの最たる事例)から見ると、欧米人は皆同じローコンテクストに見えるが、イタリア人は、アメリカ人が大切なことだからと何度も念を押すことを、子供扱いされていると憤る。もちろん、〇〇人が皆同じなわけはなく、日本人でも青森の人と沖縄の人は違うよという主張もあるが、傾向で見ると必ず釣鐘型の分布となり、ほとんどの人が”日本人らしく”振る舞うだろう。これ、海外の方と仕事をするときなどに本当に役立つと思う。異文化理解にもってこいの一冊。続きを読む

    投稿日:2024.03.13

  • nobu2kun

    nobu2kun

    『#異文化理解力』

    ほぼ日書評 Day748

    Day744と重なる内容が多いが、こちらの方がより異文化コミュニケーションのhowに特化した内容なので、そのあたりに興味のある方にはオススメ。

    https://amzn.to/48G4diW続きを読む

    投稿日:2024.01.03

  • まっくす

    まっくす

    「○○人は△△だ」という考え方は主語が大きすぎるし、個人の特性を無視して偏見に繋がる良くない考え方だ。

    と思っていましたが、この本での私の一番の気付きは「物の見方・考え方それ自体に、自分が属する文化圏のフィルターが反映されている」という点です。

    サブタイトルに「自分の」と含まれているのも、異文化理解において大切なことだと筆者が考えているからでしょう。

    自分も相手も色付きのサングラスをかけていることを自覚し、互いの文化と個性を尊重しながらコミュニケーションをとることで、良好な関係とアウトプットを生み出せる。

    いつかグローバルなチームを率いる立場になったら、また必ず読み直そうと思える良本です。
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    投稿日:2023.11.04

  • arasanta

    arasanta

    国ごとに常識とされている文化の違いをジャンル別に論じている本。具体例も多く、日本の事例も数多く出ているためとても興味深く読めた。
    日本人だけの職場でも、ネガティブフィードバックを出すのが得意な人/苦手な人、トップダウン式の決定を望む/合意形成を望む、など若干の差があるため、使える部分が多いです。続きを読む

    投稿日:2023.11.03

  • shirayuri21eibun

    shirayuri21eibun

    白百合女子大学英語英文学科 上野由佳先生お薦めの一冊です。

    ~上野先生より~

    異文化理解というと、相手の文化を私たちがどれぐらい理解できるか、との点だけに意識を向けていませんか?でも実際にはそれと同じぐらい、あるいはそれ以上に、自分の意見を異なる文化の人に理解してもらうことも必要です。では、そのためにはどうすればいいのでしょう。まずは文化によるコミュニケーションスタイルの違いを把握することが第一歩となります。これをわかりやすく解説したのがこの『異文化理解力』です。文化の差を「カルチャー・マップ」を使って可視化し、文化の見取り図を解説しています。読み進めると、「なるほど!やっぱりそうか」「え、本当?」とさまざまな発見が得られます。一例を挙げると、「空気を読む」は日本固有の文化の様に思えます。でも、程度の差はありますが、「空気を読む」文化を有する国は他にもあることが同書を読むとわかります。(*原書では「空気を読む」は”listening to the air”となっています。)日本以外ではどんな国が空気を読む文化を有しているのか、あるいは、空気を読んでしまうと、全くコミュニケーションが取れない国はどこなのか、一目でわかる様になっています。
    留学を希望する人、将来グローバルに働きたい人、そして日本を客観視したい人にとっても非常に面白い本です。ぜひ一読をお勧めします。
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    投稿日:2023.09.30

  • ナン

    ナン

    新しい視点を提供してくれました。まずは知れました。

    とはいえ、書かれているように、試して失敗して見直して慣れる、真の姿。

    投稿日:2023.06.21

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