【感想】僕らの群青【おまけマンガ付】

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▼あらすじ
同性が恋愛対象の木ノ下は、ある日、担任の青木に呼び出される。出会いを求めて赤裸々なブログをしていたのが、よりにもよって生真面目な青木にバレてしまった。男子校に入っても恋人なんて簡単にはできないのに。ブログを削除するよう言われ納得がいかない木ノ下だったけれど、あることを思いつく！　
ブログをやめる条件として、青木に恋人になるよう迫って…!?

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正直、絵柄はあんまり好みじゃないかな？と思っていたのですが、周りの評判が良かったので気になって購入しました。
読む前まではそこまで期待していなかったんですが(すみません…;)
実際に読み始めたらあっという間にこの作品に夢中になっていました。

ド真面目でちょっぴり天然な先生(青木)×無邪気なワンコ系生徒(木ノ下)のお話なんですが、この二人の関係が凄く清らかであったかくて、とにかく癒されるの何の。しかも先生がとっても紳士で、思わず胸キュンしてしまうシーンが幾つもありました。

中でも特に印象的だったのが、授業中に「今日行ってもいい？」とこっそり話し掛けて来た木ノ下に対して、微笑みながら人差し指を唇に当てて「授業中ですよ」って返すシーンです。
先生、その仕草は色気あり過ぎです…！(笑)
後はカレーのシーンも凄く印象的で、先生がほろっと泣いてしまうシーンに感情が揺さぶられ、危うくこちらまで泣いてしまうところでした。

作中にエロは殆ど無く、殆どハグしかしてないのですが、このハグがまた凄く甘酸っぱくて…！もうキュンキュンしっぱなし！(笑)
ただ、両想いになったら幾ら真面目な先生と言えど、やっぱり最後までしてしまうんだろうな…と思っていたら、まさか本当に手を出さないとは…！
キスはしたんですが、やっぱりそれ以上はダメという事で…(笑)
でも、相手はまだ我慢を知らない子供。先生が手を出してくれないなら「俺が襲った設定でします♡」と先生の手首を縛って無理矢理お口でしちゃうという大胆な行動を見せるのですが、ここでもまたハグ。

“あなたが僕の生徒じゃなくなってから堂々と抱きたい”

これにはやられましたね〜！こんな事言われたら幾らヤりたい盛りなお年頃である木ノ下でも大人しく待つしかないよね！(笑)
理性を捨てず、最後まで信念を貫き通す先生に男らしさを感じた瞬間でした。
こういう受けを大事にする紳士な攻め、大好きです…。

途中、伊藤先生の教師として有り得ないあの行動にはヒヤッとさせられましたが、木ノ下の友達が理解のある子で良かったです。
良い友達に恵まれて良かったなぁ…としみじみ。

イラストの線の細さも相俟って全体的に透明度が高く感じられる作品で、読んでいる内に何かが浄化されるような、そんな気持ちすら覚えました。
エロはあまり無いので、エロ重視の方にはイマイチかもしれませんが、沢山胸キュン出来て、心があったかくなるような作品を読みたいという方にはこの作品はかなりお勧めです。

出来れば卒業後のお話も出てくれたら嬉しいのですが…。

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面白かった～♪秋平先生外れなし？！前作が
実写化されるほどノリにノッテますね～(実写化は抵抗感あるけど^^;)

丸々表題作。先生×生徒。よくある恋人のフリ、からの～でしたが、いやもうキュンキュンしまくりですw先生が立場とか大人の節度を越える過程とかすごく丁寧に描かれてて好き。

ゲイの子がアホ可愛い。登場人物、皆捨てキャラ無しで、特に受けの友達のセリフに感動してしまった(;-;)ちょっとドロッとした展開もドキドキでした～。
カバー裏のおまけ漫画がいつも嬉しいw

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