【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員II」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(31件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
12
12
3
0
0
  • レオノーレの暗躍にびっくり!

    本好きの下剋上第四部2巻です。
    ローゼマインが他領や王族関連で1巻以上に騒動を起こすという内容になっています。
    そして、その中心で好き放題暴れまわり、周りに影響を与えまくるローゼマインという構図がいつも通り面白かったです。

    また、プロローグやエピローグ、SS2つはいつも通り書き下ろしでそれが非常に面白かったです。
    特にレオノーレ主人公のSSがよかったです。レオノーレの隠れた面が面白く、特にあの話の裏でレオノーレがあんな暗躍してたなんてすごくびっくりでした。
    いつも通り、非常に満足感の高い一冊です。
    小説家になろうで読んだ人も読んでいない人も是非読んでみて下さい。
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    投稿日:2018.03.10

  • 司書を目指してまっしぐら! とはなかなか…

    いよいよ貴族院の図書館に入り浸り、司書への道をまっしぐらに進み… たいローゼマインですが、何故だか上手くはいきません。そのドタバタが、WEB版よりもいっそう緻密に展開されていて、ますます楽しい作品になっています。
    そのWEB版が完結してからちょうど1年。そちらでは語られていなかったソランジュ先生・ベンノさん・アナスタージウス王子そして側近レオノーレ嬢の視点によるお話もとても面白く、さらに、巻末おまけで爆笑して呼吸困難に陥ってしまいました!
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    投稿日:2018.03.10

  • うっかりしすぎて目が離せない(^^)d

    2年の眠りのブランクのせいかハデにうっかりミスを連発していますね。
    ヒロインにとっては軽い気持ちの言動が、周りに大きな影響を与えてしまっていく流れが楽しいですね。

    宝盗りディッターのシーンも中々に読みごたえもあって面白かったですが、自分的には尋問会の話がツボでしたね。

    新キャラたちの活躍が豊富でイラストもきれいだったのでイチオシの巻ですね。
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    投稿日:2018.03.11

ブクログレビュー

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  • jube

    jube

    面白かった。学校生活も、ローゼマイン的には順調。
    初めてのお茶会は司書のソランジュ先生、というのがとても良い。
    ヴァイスシュバルツの採寸と、其後の争奪戦、
    そんでもって脳筋のルーフェン先生により宝とりディッターという競技で対決することになり、やはりのローゼマイン無双。
    めんどくさいトラウゴットのイザコザとか、王子とかエグランティーヌのあれこれとか、
    地元へもどってちょっと仕事とか。
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    投稿日:2024.03.21

  • min

    min

    このレビューはネタバレを含みます

    今巻もローゼマインはいろいろやらかしてましたが、なんといってもディッター勝負!勝ち方が鮮やかだし、側近たちの意識改革にも成功してるしで、読んでて楽しかったです。

    一番ふ〜んって思ったのは、ライゼガング系のヴィルフリートに対する感情です。ローゼマインは派閥意識が薄いし関心もないので、別視点からの見え方が違いすぎました。これが積もっていくと、将来はなかなか大変そうです。

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    投稿日:2024.01.22

  • haruco

    haruco

    貴族院おもしろーい。上級貴族とか王族といったヒエラルキーの頂点に、インフルエンサー・ローゼマインが絡み出す感じ。
    階級社会ムキムキの世界で、マインがあれこれやらかしつつ伝説作っていくのいい感じ。
    リヒャルダの激怒で最初、怒られたのはマインだと思ってた。群像劇がどんどん広がってて、久しぶりに下町に戻った時なんだかホッとするような不思議な気持ちになった。
    おまけで出てきたヴィルフリートの横暴っぷりにショック受けた。あかんやん、この人。根本変わってない。早くシャルロッテが入学して、領主候補としてローゼマインの立ち位置に変化をもたらさないと、このままだと派閥が荒れそう。
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    投稿日:2024.01.13

  • kitano

    kitano

    このレビューはネタバレを含みます

    もう銀河英雄伝説クラスの大事な小説になってきた
    一部・二部・三部と順調に環境を変えての下剋上が
    此処にきて物語として動き出す
    どれ程の緻密な設計で書かれているのかと驚愕した
    くなる作品に化けそうである
    貴族院ダケのストーリーにならず、だんだんと領内
    を超えた広域の話と外交の話、ローゼマインの成長
    と頓珍漢の物語を一冊で楽しめるので・・・読め

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    投稿日:2024.01.13

  • さら

    さら

    このレビューはネタバレを含みます

    図書館の魔術具、シュバルツとヴァイスの主になったことから上位領地ダンケルフェルガーに絡まれたローゼマイン。アナスタージウス王子が裁定し、宝盗りディッターで勝利した方が主になることになりました。ローゼマインの奇策で勝利しますが、ダンケルフェルガーの領主候補生からは悪辣だと言われました。フェルディナンドの教育の賜物ではないでしょうか(笑)。

    アナスタージウス王子の恋が上手くいきそうで良かったです。男女の機微には疎そうなローゼマインの忠告が役に立ったようです。ほっこりしました。

    そして契約魔術の解消に動揺するルッツを諭すベンノ。ローゼマインの良き理解者がいて本当に良かったと思います。

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    投稿日:2023.12.22

  • finger0217

    finger0217

    貴族院での波乱に満ちた生活がますます盛り上がる巻でした。図書館の魔道具の主の座を奪おうとする大領地の貴族に喧嘩を売られたり、王族に目を着けられたりと休まる暇がありません。
    わずかな間を見つけては念願の図書館に入り浸るローゼマインの姿はほほえましく思えます。
    きっと、貴族院からは離れていても、話題の中心はローゼマインになるのでしょう。

    この後はいよいよ「領主会議」が控えています。ローゼマインがマインの時代から作り上げてきた様々な商品がどのような影響をもたらすのか、貴族院の中での彼女の立ち位置がどのように変化するのか、目が離せません。
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    投稿日:2023.12.02

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