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福田和代 / 双葉文庫 (5件のレビュー)
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総合評価:
getsu
8
やっぱり最後は人間関係
”熱血ビジネス小説”っていうのはちょっと大袈裟かもしれませんが・・・ 仕事をするうえで、やっぱり人間関係って大事だよねって気付かせてくれるお話でした。 内容は書籍説明にある通りなので、説明する必要もな…のですが、個人の能力よりも組織力だったり、人間的な魅力のほうが最終的には上回るんだなぁってあらためて思いました。 コンピュータのことを知らなくても理解できますし、さらっと読むには良いと思います。 続きを読む
投稿日:2017.02.19
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Chie
金融システム・リンカーの保守を担当するPM(プロジェクトマネージャー)の横田大志(よこただいし)は、夜中にオペレーターから電話を受け、リンカーシステムのダウンを告げられる。元々の原因は停電だというの…だが、その時に発動するための無停電電源装置(UPS)が作動しなかったらしい。 著者の作品は何作か読んでいるため、ミステリの要素があるのかと思いきや、本作は完全なる仕事小説。金融システムがどういうものなのか、それがダウンするということがどれだけ大変なことなのか。そして問題解決能力はもちろんのこと、PMという仕事において、部下に対しての接し方や育て方に対する振る舞いがどれほど重要視されるか、どういう人物がふさわしいとされるのかなど、あまり今まで読んでこなかった類の話で新鮮ではあった。が、ちょっと求めていたものとは違ったかなぁ。続きを読む
投稿日:2022.04.24
DJ Charlie
“リブート”…「再起動」という程の意味であろう。実際に作中で不具合を来したプログラムを再起動するような感じにもなるのだが、或いは横田や、カウンターパートの東京の人達、横田のチームに居る人達が、自身の仕…事や私生活を“再起動”というような側面も視られる。寧ろ、少しほのぼのとした読後感に包まれる小説だった。続きを読む
投稿日:2017.02.22
makilong
こんな良い感じのチームワークが出来たら理想ですけどね。。。 システムトラブルの描写はリアルでした。
投稿日:2015.05.17
honno-遊民
全編これ、銀行オンライン障害の修復作業に携わる担当者の、悪戦苦闘を描いたという異色作。 専門用語が次々と飛び出し、門外漢には何のことやらと、戸惑いながらも読み終えた。 ここまで専門分野に立ち入った迫真…の描写をよく書けたものだと、著者の努力に敬服していたら、解説で、著者は元SEと書いてあった。さもありなん(笑)続きを読む
投稿日:2014.12.03
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