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結城浩 / ちくま学芸文庫 (34件のレビュー)
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総合評価:
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7
意外と数式も役に立つんです
自分の言いたいことが、うまく相手に伝えられない。 要点をまとめるのが苦手。 そんなあなたに、意外と数式は役立つかも知れません。 「数学文章作法」というタイトルと、数式が目立つ説明文に気後れする人も…いるかも知れませんが、決して難解な内容が待ち構えているわけではありません。 数式を軸に、「分かりやすく伝えるにはどうすればいいのか?」という一点を、懇切丁寧に解説してくれるのが本書です。 この本が掲げる原則はたったひとつ、「読者のことを考える」ということ。 拍子抜けしてしまいそうな要点ですが、読み進めていくにつれ、いかにその当たり前がこれまで考えられていなかったが浮き彫りになっていきます。 簡明な考え方、具体的なノウハウが詰まった本書。 まずはこの本で、絡まってしまった自分の頭を解きほぐしてみませんか 続きを読む
投稿日:2015.02.16
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nha6ki
具体的な例が多くすぐに読める. 第1章 読者:読者の知識・意欲・目的をよく考える 第2章 基本:形式(構造,語句など)を意識,文を短く 第3章 順序と階層:ここまで読んで読者は何を知っているか(順序…),期待通りの場所に書く(階層) 第4章 数式と命題:(第3章までを踏まえて)数式を使った文章の悪い例と正しい例,数式を無くしても文章の構造は正しくなるように 第5章 例:数式の適切な例の作り方 第6章 問いと答え:問いかけに明確に答える 第7章 目次と索引:目次は良い見出しの集まりを作る(形式,順序と階層) 第8章 たったひとつの伝えたいこと:まとめ続きを読む
投稿日:2021.08.06
mktr
基礎編ということで、こちらはわかりやすい文章を「書く」ことに重点を置いている。数学系の文章に限らず、文系の作文にも役立つヒントが多い。この本自体が読みやすい点も評価できる。何らかの文章を書く機会がある…人には1度は読んでみて欲しい本。続きを読む
投稿日:2021.04.04
takujitsu
文章を書くたびに読み直したい本。 形式や、例題、箇条書きなどを見直す時の観点で、迷うことがなくなりそう。
投稿日:2021.01.18
miyajan
文章を書く上でのお作法について書かれた本です。 数学文章作法というタイトルですが、数学に限らず一般的な文章にも当てはまることばかりです。 特に、最大の原則である「読者のことを考える」というのはすべての…文章を書く人が気をつけるべきことだと思います。 内容的には正しいことばかり書かれているのですが、一方で自分としてはあまり新しい発見はなかったです。 普段文章がわかりにくいと言われることがある人にはおすすめできるかもしれませんが、一般的な国語力がある人であれば自然と気をつけてるようなことばかりなのではと思いました。 また、この本を読んで内容を理解したからといっても、実践できるかどうかは別の話のような気がします。続きを読む
投稿日:2019.11.17
hir0cky
主に数式を使った論文やレポートなどを書く人向けの本。ブログなどのライトな文章にはあまり向いてないかも。 文中のところどころ数式が出てきて、文系数学アレルギーの私は一瞬「ウッ」となったが、説明が丁寧な…のですんなりと読むことができた。 とりあえず《読者のことを考える》という原則だけ押さえておけばオーケー。続きを読む
投稿日:2018.08.31
sakippo0405
読者のことを考える ・読者の知識 ・読者の意欲 ・読者の目的 接続詞・副詞・指示語はひらがなで とき・こと・ものもひらがなで 列挙の順序を入れ替えてOK→ナカグロ「・」 列挙の順序の入れ替えNG…→カンマ「、」 良い例は良い理解から生まれる。もしも良い例が作れないなら、自分の理解を疑え続きを読む
投稿日:2018.05.22
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