【感想】魅せられた狩人

寄生虫 / マガジンサイベリア
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • クリ三昧っ!!

    「寄生虫」名義では20年ぶりになる単行本、
    巻頭4pカラーの182ページ(2008年出版)。

    モノローグで展開する少女と教師のイメージプレイ
    「イメージチャイルドお・し・お・き」、

    の入院で預けられた唯が、その母に未練を持つ
    叔父に調教・開発される「真綿の檻」、
    眠る父のすぐ傍で行われるその娘と叔父の痴態、
    「真綿の檻」の続編「魅せられた狩人」、

    年の離れた幼馴染みの家庭教師と教え子が、
    ひょんな事からHする「家庭教師厚也君(19)」、
    孫の心の傷を癒すべく、祖父が愛情を籠めて
    性の喜びを教える「ホテルの光 孫の由紀」、

    彼氏にフラれた少女に目を付けた両刀の夢魔が、
    彼女にHな魔力を注ぎ込む
    「女の子大好きサッキュバスside A」、
    大変身を遂げた少女が彼氏を見返し激しくHする
    続編「女の子大好きサッキュバス side B」、

    両目の色が違う美貌の転校生が、親切な委員長の
    真意を催眠術でHに探る「魔少年2003」、
    優しい担任教師の本心をHな催眠術で丸裸にする
    「魔少年2003」の前日譚「HYPNO ROOM」の
    9編が収録されています。

    特に大ゴマを多用し、セリフを排した斬新な構成が
    印象的な「イメージチャイルドお・し・お・き」、
    寝ている父親の顔の上で娘をイカせ、父親のを
    しごかせながらバックから激しく責め立てる
    「魅せられた狩人」、ボクッ娘の夢魔が少女のクリを
    竿に変化させH、ウナギ型の尻尾で交互に刺激し合う
    プレイが凄い「女の子大好きサッキュバス」が
    良かったです。

    他にも父に乱暴された孫をHで救おうとするトンデモ話、
    少女の扱いが妙に上手いお爺さんの過去が非常に気になる
    「ホテルの光 孫の由紀」、凄い催眠術を自分への好意を
    確かめる為に使い、惨事を引き起こす狭量な主人公が
    登場する「魔少年2003」、「HYPNO ROOM」が
    印象に残りました。

    ナボコフの小説から題名を付けるだけあり、ほとんどが
    少女モノ、成人女性が登場するのは1話のみでヒロインの
    ヘア描写も2作品以外はありません。

    特筆すべきなのは著者のクリへの異常なまでの執着で、
    全編執拗なクリ弄りのシーンが出て来ます。
    ここまでクリに拘っている作家を私は他に知らないので、
    嗜好に合えば他に類を見ない名作かも知れません。

    また、ベテラン作家なので絵自体は綺麗なのですが、
    イキ顔や一部破瓜による血の描写に少々クセがあったり、
    全般ややダークでスッキリとした後味の話は少ない点で
    好みが分かれそうです。

    寄生虫さんでなければ描けない独特の世界観と快楽描写が
    楽しめるので、興味があればおススメです!
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    投稿日:2017.10.12

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