【感想】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア

大森藤ノ, はいむらきよたか, ヤスダスズヒト / GA文庫
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
9
4
4
0
0
  • 【アニメ化決定】本編『ダンまち』とは違うコンセプト

    本編『ダンまち』がベルの成長を描いているのに対し
    こちらはアイズを基軸にロキファミリアのメンバーのやり取りを
    中心に書かれています。

    セクハラ大魔神:ロキ
    オラリオで大人気:フィン
    アイズを気に掛ける親心:リヴェリア
    天然爆走娘:ティオナ
    フィンに大恋愛中:ティオネ
    強面だけど以外とナイーブ:ベート
    アイズへの憧れ度120%:レフィーナ

    などなど、濃すぎるキャラクターがこの本を彩っています。
    外伝でありながら本編を食うほどおもしろく、
    どんどんページをめくりたくなるほどの勢いがあります。

    これはおもしろい!読んで後悔なし!!

    僕が一番好きな場面はティオネの団長フィンへの愛情表現ですね。

    ★今巻のティオネによる団長フィンへの愛情表現
    ①値引き:使命感よりも団長に褒めてもらうため
    ②お酒:ハイペースで団長に酒盛り、その後は…
    続きを読む

    投稿日:2016.06.03

  • 外伝?

    【外伝】:正式の記録以外の伝記。本伝に載っていない逸話など。また、それらを集めた記録。「赤穂義士―」出典:デジタル大辞泉

    外伝の意味からして、イメージとしては閑話休題的な短編やちょっとした中編を集めたものだと思っていた為、発売後すぐに買ってはいたものの、暇な時に読もうと思ったまま、放置してしまっていました。

    読んでみると完全にベル・クラネルの物語と同格またはそれ以上の”本伝”です。アイズ・ヴァレンシュタインが主役でレベルが高い分、物語の規模も大きく、こちらの「外伝」のほうが「ダンジョン」してます。

    なにしろ、こっちの物語ではレベル4,5の冒険者がごろごろいて、レベル3で一部を除いてモブ扱い、レベル4でも厳しいという...。むしろこっちが本流で、「本編」のほうが支流という印象を受けました。

    この「ダンまち」はえげつないほど大量のモンスターがエンカウントし、この手のダンジョンものにしては珍しく、中隊から大隊規模の戦闘が起こります。レベル差による隔絶により無双することはあるものの、一人強いキャラがいても数で押し潰されるという厳しい世界。広域殲滅魔法の有用性が如何なく発揮されていています。まさに切り札といった感じで、カッコイイ!ベル君が憧れる気持ちが分かります。こっちの「外伝」ではそれが堪能できて楽しいです。

    この「外伝」は1巻より、2巻、2巻より、3巻とだんだんと盛り上がっていき、巻が進むほど面白いです。
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    投稿日:2015.06.01

  • 本編とはまた違った「感動」

    「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」ヒロインのアイズ・ヴァレンシュタインが主役。RPG的な「強さ」では、スタートからトップクラスの主役。さらなる高みを目指し、「経験値」以外の方法でさらに強くなっていく姿が描かれた物語。

    1巻は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」本編1巻の時系列と平行して動いていた裏話的な物語。裏でこんな事も起こっていたのか、と思わせるような展開。

    約2時間半くらいで読み終わりました。

    本編とはまた違った「成長する姿に感動」を味わうことが出来そうな話となっています。ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの世界観がより広がる位置づけにあるシリーズになりそうなので、本編を楽しめる方ならば、読んで損はない作品です。
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    投稿日:2015.04.25

  • アイズ視点のダンまち

    アニメ化決定おめでとうございます。
     主人公が冒険者を始めた時と時系列を合わせて始まりますが、その内容はどっちが主役的なディープなクエストをこなしていきます。SSでしょ?なんて思っていたからびっくりしました。ロキ・ファミリア主要メンバーはレベル5,6(および3)ですが、違和感のないストーリーになっていますねー。
     しかしなんで、はいむら氏のイラストにしましたかね。禁書でも判るとおり躍動感ゼロです。そこで★を一つ減らしています。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.24

  • あの時アイズ=バレンシュタインは・・・

    他の方のレビューにも在るとおりアイズ視点の外伝となっています。
    本編では書ききれなかった主人公及びロキファミリアの面々の姿や
    ベルが初めてミノタウロスに遭遇するまでの経緯。ロキファミリア
    所属の中堅エルフの葛藤と成長等読んでいて楽しかったです。
    続きを読む

    投稿日:2015.07.13

  • これもアニメ化して欲しい

    「外伝」とはなっていますが、こちらを先に読んでも問題なく読み進める事が出来ます。
    もちろん本編の物語を読んでおけば、一段と面白さが増すのは、保証できます。
    本編の主人公から見れば、遥か高見にいる人達の物語で、ダンジョンものとしてはこちらのほうが王道の物語かもしれません。
    「禁書目録」のように本編と外伝を交互にアニメ化を是非してもらいたいと感じました。
    本当に読んでいてワクワク・ニヤニヤが止まらない、最高に面白い本でした。
    続きを読む

    投稿日:2015.09.29

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ブクログレビュー

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  • らいら

    らいら

    アイズ視点のダンまち。
    半分ぐらいはダンまちと同じで、半分ぐらいが新情報だろうか。とりあえず、アイズがかっこいい。

    投稿日:2023.03.06

  • 無垢野タイラ

    無垢野タイラ

    ベルと出会ったのは、あんな化け物と戦った後だったとは…。

    謎の芋虫モンスターだったり、モンスターフィリアでの花のモンスターだったり、裏で何かが起きている?

    投稿日:2021.09.26

  • kumasank

    kumasank

    ダンまちアイズ視点で描く外伝。ロキファミリアのメンバーも魅力的に描かれており、戦闘シーンは迫力がある。

    投稿日:2020.02.06

  • ビブロス

    ビブロス

    このレビューはネタバレを含みます

    12巻まで読んで読み返し。
    ポイントはp221 神の宴での、ディオニュソス、デメテルの会話。女神はなおも微笑んだ。
    P296 ディオニュソスと極彩色の魔石。
    気になる

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.09

  • nur1202

    nur1202

    アイズらロキ側視点での文字通りの外伝。
    本編一話目の裏側のお話です。
    本編では、主人公のあこがれの対象になっているせいか、超然としているというか何も考えてないみたいな描かれ方をするアイズが、実際にはちょっと黒いことを考えているところとか、本編を読んだ上で愉しめる部分が多いですね。
    高レベル帯の冒険者の活躍譚としても、面白かったかな。
    同じ世界を舞台にしていても、見えることが違うみたいな。
    続きを読む

    投稿日:2015.07.25

  • rant

    rant

    外伝。
    あれだ。魔界都市のメフィスト話のようなもの。
    本編が超王道な成長物語に比して既に成長してるのでそこはものたりないか。
    まあ、同じ事件でも低レベル対応の本編と高レベル対応の外伝とみればいいのだろうか。
    一応、1巻の裏になっているし。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.15

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