【感想】コフィン・ダンサー 下

ジェフリー・ディーヴァー, 池田真紀子 / 文春文庫
(69件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
22
31
10
1
0
  • いったい誰が犯人なのか?

    リンカーン・ライムシリーズの第2弾はやはり結末が二転三転。真の殺し屋は誰なのか?その首謀者は?
    自分の思っていたのと異なり、最後まで裏切りつつけられる内容。
    ライムとサックスの愛の行方など、推理以外の展開も興味をそそる。
    面白いけど、スケールが大きすぎて、これを映像化するのは大変だろうなと思う
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    投稿日:2016.04.12

  • 最後の1ページまで目が離せない

    単に、頭のいい殺し屋と科学捜査官との知恵比べの話と思いきや、いやいやそんな浅いもんじゃなかった。
    もちろんそれだけでも充分読み応えがあるのだが、次々に新展開が訪れ、その都度、は?とか、え?とか驚かされる。
    そして、アメリア・サックスも前作よりかなりパワーアップしている。
    今回は彼女の射撃の腕が見もの。
    ついでにリンカーンとの恋の行方も気になるところ。
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    投稿日:2016.10.11

ブクログレビュー

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  • NORAxx

    NORAxx

    実は読み終えてたんです下巻...
    最近とても慌ただしくて、移動時間だったり 何故かいつも無駄に長引く美容院でだったり 雀の涙程度の休憩時間だったりにコツコツと読み進めていました。正に点滴穿石。
    してこのレビューはなんだか眠れないそんな夜にヒャッと綴っているので変態仕様ですごめんなさいごめんなさいでもデフォルトです( ˙σω˙ )ホジホジ

    ダンサーとの最終決戦
    内容が記憶中枢からやや漏れ出しているのは否めないのだが、完全に鼻血ブー(訳 騙された してやられた そーゆー事だったのか!!的な意)した事だけはしっかりと覚えている。それはもう上巻のレビューを読むと赤面しちゃう程に(照)

    私は飛行機に全く興味が無いのだが、本書はダンサーのターゲットであるパーシー・クレイを主軸とした要所要所で中々濃密な飛行機描写がある。そして確信したのが、私は飛行機に興味が無いのではなく、ただ単純に全く理解できないだけという事に気付いてしまった。エンジンの話をされても、機材の名称を並べられても知識として存在していないのだ。
    いつもフルスクリーンの社畜脳内が全く機能しないのである。社畜はいきなりの休日をどう過ごせば良いのかわからないのである。
    という私の低スペックのせいで楽しむべき所を楽しめなかったので、愛情は全てライムとダンサーに捧げる事となった。比率は3:7くらい。

    決着は一瞬。勝負がどんなに長引こうとも、首を摂られる時は一瞬なのだ。しかしなんとまぁ...ライムの戦いはまるで将棋みたいだ。
    静かだが激しい読み合いという戦いの末でライムが放つ「王手」の一声は、確実に「勝利」の二文字に変換される。これを読者は首を長くして待ってしまうのだろう。
    これがものの数日間の出来事だと言うことを忘れる程の背脂コッテリ仕様に至福の胃もたれを感じている。

    余談ですがサックスの嫉妬が愛狂おしかったですねぇニヤニヤしちゃいました。
    因みに、下巻を読み始めてすぐ書き留めていたメモにこんな物がありました
    【残りの生存者パーシーの存在がサックスとライムの仲を掻き回す!うひょ!】原文ママ

    この時の自分のテンションが思い出せません...
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    投稿日:2023.12.04

  • あおこ

    あおこ

    このレビューはネタバレを含みます

    物語に疾走感も、スリルも、驚きも盛りだくさん。
    けれど、どこかお腹いっぱいな感がある。
    ジャンクフード食べすぎたかなというような。

    パーシーが意志を通さず飛行機に関することを一旦諦めれば、警備の人たちや貨物の臓器を必要としていた多くの命が助かったのでは?と感じ展開に入り込めない。経営者の判断としても、かなり危うくリアリティがないのではと思ってしまう。
    総じて、見せ場を作るためのキャラクターの動きに違和感を感じてしまう。

    今作がたまたま読んだ時期や相性が合わなかった、という見方もできるので、諦めずに少し時間を置いてまた、巨匠ジェフリーディーバーの作品を読んでみたいと思う。

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    投稿日:2023.11.15

  • まふゆん

    まふゆん

    FBIの重要証人であるパイロットが亡くなった。残された妻であり自身もパイロットである航空会社の社長を狙う殺し屋“コフィン・ダンサー”は、四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムにとって因縁の相手で……。シリーズ2冊目

    前作から一年後の話。サックスがすっかりライムのバディ感が出ていて読みやすい。あと、ライムは車椅子でまぁまぁ自由に動いている。だからなのか、物語にスピード感があって楽しい。
    証人であるパーシーがいいキャラで、ライムとサックスの間に入って(とサックスが勘違いして)いるのもたのしい。

    ミステリとしても裏切らない。下巻後半のバタバタ変わる景色は楽しいし。え?まさか?はい?って脳がバグる展開はクセになる(笑)
    楽しいよー。リンカーン・ライムシリーズ、めちゃくちゃ娯楽小説感あって楽しい!!
    私の今作の推しはベルです( *´艸`)
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    投稿日:2023.04.14

  • Blue Broccoli

    Blue Broccoli

    前回読んだ食わず嫌いだったリンカーン・ライム シリーズの「ソウル コレクター」が面白かったので
    ディーヴァーファンとしてはライム シリーズの中で面白いと言われている
    「コフィン ダンサー」と「ウォッチ メーカー」を読んで見ることに。
    そこそこ面白かった。
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    投稿日:2023.02.21

  • ケロンボ

    ケロンボ

    全作より面白かった!映画を見ているように場面がありありと浮かぶような描写。ストーリーも面白い。いっきに読んでしまった。

    投稿日:2023.01.25

  • ヒボ

    ヒボ

    このレビューはネタバレを含みます

    スタンディングオベーションでパチパチパチパチパチパチ...(拍手)

    いやぁ、面白かった。

    前作「ボーン・コレクター」は3日間、本作はそれをも上回る45時間の疾走劇です。

    濃いぃ〜

    ダンサーとリンカーンの息詰まる知能戦。

    怒涛のラスト。

    詰め込んで来ましたねぇ〜

    どんな感じで詰め込んだかというと...

    !!(゜ロ゜ノ)ノ

    そんな...

    !!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ

    マジで⁉︎

    !!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ

    そうだったんだー‼︎

    こんな感じです^^;

    いやはや、参りましたm(_ _)m

    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    殺し屋「コフィン・ダンサー」は執拗に証人の命を狙う。科学捜査専門家リンカーン・ライムは罠を張って待ち構えるが、ダンサーは思いもよらぬところから現れる。その素顔とは。そして四肢麻痺のライムと、その手足となって働くアメリア・サックス巡査の間には愛情が育っていくが…。サックスにダンサーの魔手が迫る。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    ディーヴァー,ジェフリー
    1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、雑誌記者となる。大手の法律事務所で弁護士として働いた後、40歳にしてフルタイムの小説家となる

    池田/真紀子
    1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    投稿日:2022.11.12

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