【感想】狩りのとき(下)

スティーヴン・ハンター, 公手成幸 / 扶桑社BOOKSミステリー
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
1
4
3
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0
  • ここまできて、やっとダニーがなぜ撃たれたのか、わかるとは・・・・・。

    上巻は、いつか狙撃され命を落とすとわかっているダニーの話だけに、かなり読み進めるのがつらかった。ダニーの人となりを知ることでよけいに苦痛が増してくるんで、下巻のエンタテイメント?アクション・パズルの解読には、ある意味ほっとして、まるで別の本を読んでるような気がするくらいでした。ボブはこの時点で50歳過ぎ、なのにこのタフさ,不死身さ、強過ぎです!続きを読む

    投稿日:2015.04.24

ブクログレビュー

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  • bookmania1105

    bookmania1105

    ボブ・リー・スワガー初期4部作を読み終えた。
    確かに面白い。最後に、もう一捻りが良い。
    ただ、話が長い(笑)。
    もう少しコンパクトに話をまとめて欲しい。
    このシリーズは、今後読み続けるかと言うと、取り敢えず
    もうよいかなと思う。
    取り敢えず、僕の中ではお仕舞い。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.17

  • ありんこゆういち

    ありんこゆういち

    内容(「BOOK」データベースより)
    ダニーとボブの狙撃ティーム“シエラ・ブラヴォー・フォー”は幾多の戦闘を勝ち抜く。が、北ヴェトナム軍を支援するソ連は超人的な射撃技術と精神力を持つスナイパーを送り込んで来たのだ。ボブ・リー・スワガー海兵隊一等軍曹対謎のロシア人スナイパーの狡知を極めた闘いが繰り広げられる。だがこの闘いはダニーを失ったところで中断されることに…。そして永い時間が経過し舞台は米国国内へ移る。ひっそりと牧場に暮らすボブ・スワガー一家を狙ってあのロシア人スナイパーが現れた。続きを読む

    投稿日:2018.03.27

  • tomoyafujine

    tomoyafujine

    このレビューはネタバレを含みます

    上巻はベトナム戦争の回顧録がメインだったが、下巻からは一転し、現代のアメリカが舞台。
    ボブ・スワガーは過去の戦争に未だにとらわれながらも妻・娘との生活を過ごしていた。
    そんなある日、自分が居合せていないときに妻と娘が狙撃される。間一髪、命は落とさずに済んだが。
    ボブは静かに怒り、狙撃手を独自に調査する。

    すると狙撃手は以前に相棒を狙撃したロシアの怪物、ソララトフであることがわかった。

    下巻はアクションもありますが、推理や謎解きが多いです。
    でも、伏線がちゃんと回収されてていい感じ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.07.08

  • Daisuke

    Daisuke

    ダニーが戦場に戻るきっかけとなる、ジュリーとのDCを舞台した物語、、、そして戦争を終えて戻ったボブ・リーとジュリーを襲う刺客、、またまた二転三転する謎解きと、スナイパー達の息を飲む緻密な戦いが!相変わらず夢中にさせられます。2015/5読了続きを読む

    投稿日:2015.05.24

  • teshiigogo

    teshiigogo

    遂に因縁のスナイパー同士の戦いの火蓋が暁に染まる雪山を舞台に切って落とされる。眼下には、ターゲットとなっている妻が隠れる山小屋があり、一刻も猶予が許されない。スティーブ・ハンターならではの硬質な文章が読み手を引き付ける。続きを読む

    投稿日:2014.01.13

  • garbo

    garbo

    『極大射程』、『ブラックライト』でもちらっと触れていた、ベトナム戦争でのある事件の詳細がやっと語られる。

    上巻はダニーが主人公のような展開。彼の正義感やボブとの師弟関係など、読み応えはあるが、アプローチ部分が長すぎる(後々ここが重要になってくるのだが)のと、ベトナムでのパートがくどく感じたので、退屈のあまり飛ばし読みすることもしばしば。

    下巻に入ると一気に展開が加速する。背後に隠された策略と、それに迫るボブ。この辺りのプロセスはいつもわくわくしながら読んでしまう。事件の骨格が二転三転する時のハンドルさばきがスムーズなのは、読者にとって非常に有難い。

    そして大きな見どころは、スナイパー同士の攻防だろう。今までもボブを狙うスナイパーは登場してきたが、今回はレベルが違う感じ。静寂の中で相手を追い詰める狩りの緊張感は、本シリーズでしか味わえない醍醐味のひとつ。静と動のコントラストが抜群で、スローモーションで映像をイメージできる作者の描写もまた素晴らしい。

    クライマックスのインパクトが大きいので、ラストが余計ドタバタしてるように見えた。少ないスペースに詰め込んで、無理矢理押さえつけたような印象を持ってしまったのが残念だが、骨太の秀作シリーズという評価は変わらず。
    続きを読む

    投稿日:2011.07.07

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