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ティモシー・テイラー, 池上彰, 高橋璃子 / かんき出版 (46件のレビュー)
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総合評価:
ヨッピー
1
経済学入門にはちょうど良いレベル
スタンフォード大学とミネソタ大学で使われている経済学テキストとの事。本書の発行は2013年ですが、内容が古くなるわけでもありません。 私は経済学素人ですが、とっつきやすく書かれており、初心者でも一気に…読めます。経済学部に入学予定の高校生にもピッタリです。 ミクロ編もありますので、そちらとセットで読むと良いと思います。 既に何冊も同様の書籍を読んでいる方にとっては、内容が薄いと感じるかもしれませんので、そこは注意。 単行本ですと1600円以上しますので、お得に電子書籍で読むとGOODです!続きを読む
投稿日:2016.02.02
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tommuger
経済学の基礎固め。
マクロ経済学の入門書としてはうってつけだと思う。基本的な事柄を丁寧に解説してくれている。 正直物足りないなと思うところもあるが、それはそれで基礎固めにはなるだろう。 これから経済学を学びたいという…人からもう一度基礎から復習したいという人まできっと役に立つ本だと思う。続きを読む
投稿日:2016.02.20
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suy-c-k
マクロ経済について詳細に具体例を用いて説明している入門書であり、経済学に苦手意識を抱いている私にとっても非常に読みやすく理解しやすい一冊であった(わかった気になっているだけかもしれないが) 小難しい言…葉ではなく平易な文章であるため、サクッと読める。興味があれば一読するのも良いだろう。 なお、本書の姉妹編であるミクロ経済学を先に読むことが推奨されているが、特に順番にはこだわらずとも理解できるという印象であった。 ミクロ経済学の方を読んだらまた違う感想になるかもしれない?続きを読む
投稿日:2023.08.18
ごうごう
ミクロマクロ共通して、初版が2010年代前半のため、各種データが古い点はあるものの、instant economistという観点では、色褪せていない。 例えが平易で非常にわかりやすい。 自分の場合、…恥ずかしながら大学でも経済を学ばず、診断士試験で初めて学んだレベル。 合格のための知識ということで、偏ったインプットを解消すべく読んでみたが、幅広に、かつ小難しくなく書かれている。タイトル通り入門書。 --------- ・経常収支が黒字であることの1つの理由は、国民の貯蓄率が高いこと。 ・新古典派は、供給が需要を生むという主張。供給が増える→売れて会社と従業員にお金が入る→そのお金が消費に回る。 ・ケインズ派は需要がそれ自身の供給を生むという主張。なぜなら不況になっても潜在的な供給力は低下しないため。なので、財政政策で需要を増やす。 ・供給は比較的安定しているが、需要はアニマルスピリットによる非合理的な判断が介在することで、不規則に揺れ動く。 ・デフレによってもたらされた不況には、金融政策が効かない。例えばデフレ率が5%の状況で、仮に名目金利を0%にしたとしても、0-(-5)で実質金利が5%までしか下がらないため。続きを読む
投稿日:2023.08.13
テクノグリーン
ティモシー・テイラー著、池上彰監訳『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編』(かんき出版) 2013.4発行 2017.12.26読了 池上彰監訳のマクロ経済学入門の本。ミクロとマクロ…で分冊となっているが、もともと原書は一冊の本。筆者はアメリカの経済学者のため、アメリカ経済の事例を交えながら、経済学の初歩について説明する。グラスの線を右に左に動かしたり、微分積分したりといった一般的な入門書と一線を画し、非常にわかりやすい。情報が古いところもあるけれど、基礎を学ぶためには非常に良い。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/024385916続きを読む
投稿日:2023.01.10
atsushiga
マクロ経済学の入門書。数式はほとんど出てこず、豊富な事例とともにマクロ経済学のトピックが網羅的に書かれているる。自分はマクロ経済については初学者だが、非常にわかりやすくストレスなく読むことができた。マ…クロ経済学の全体観を掴む上では非常に有用だと感じた。ただし、2013年に出版された本なのでトピックが少し古い続きを読む
投稿日:2023.01.07
tanukitune1031
ミクロ編では、企業間の競争や技術の発展によって、市場がどのように動いているかを学んだ。マクロ編では、経済成長や国際収支など国レベルに範囲を広げて、市場と政府の関係について述べられている。ミクロはより…身近な話題を、マクロではニュースなどで議論される内容を取り扱う。 経済成長のためには、金利やインフレ・貿易による資金の移動など様々な原因が絡み合っており、誰もその動きを完璧に読み解くことはできない。しかし、その傾向を知ることはできる。 お金の価値は、儲けが出ることを見越して、投資される。それは、銀行を通すことで行われるのでデータ上で金銭の移動が発生する。そして、貸した側はリターンを利子付きで返済してもらうことで、お金の量は増えていくのである。そのような取り組みが結果的にインフレやデフレとなり、経済成長に変化を起こすのである。 インフレ率が高くなりすぎると、物価が上がりすぎてしまい、商品を買うことがでいなくなってしまう。そのときは、金利を引き上げることで投資の意欲を引き下げる。すると、インフレの上昇を食い止めることができる。 また、国レベルでの投資が行われると、投資された国は資金ができる反面、儲けを出さなければならない。この現象が如実に表れているのがアメリカである。アメリカは財政赤字を減らすか、国民に貯蓄をしてもらうなどして投資されることによる赤字をいずれ減らす必要がある。 また、経済の発展および縮小についての一定の傾向であるセイの法則、ケインズ派というものがある。セイの法則は供給が需要を生む、ケインズ派は需要が供給を生むとされる考え方である。ただ、実際では短期的にはケインズ派、長期的にはセイの法則が重要になるとされている。続きを読む
投稿日:2022.11.27
708
ミクロ編と合わせて読みました。 ミクロ編を読んでからマクロ編を、とのことでしたがどっちからでも変わらないかな…。むしろ日々のニュースをより深く理解するならマクロの知識があれば十分なのでマクロ編でも良い…かも。 ミクロ編では基本一つの国の政策や補助金・給付金、お金の巡り方について語られていましたが、マクロはもっと大枠の金融政策・財政政策の話、貿易・為替が絡んできます。 よくニュースで目にする公定歩合とかそういったところです。 ざっくりとした考え方でも日頃のニュースの読み解き方が変わると思うので一度読んでおいて損はないと思います。 特に今の円安状況でネタには事欠かないかと。続きを読む
投稿日:2022.10.02
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