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佐藤正午 / 小学館 (4件のレビュー)
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総合評価:
幾の感動大陸
1
「あなたはいま、自分の世界を踏み越えそうとしている」
連作短編集「バニシングポイント」の改題。ミステリーと思って読むといけない。逆に言えば「秘密」を抱えて危うく生き繫ぐ人々の意味のなさにこそ、リアリティを感じるかもしれない。7つの物語で登場人物が微妙に、…かぶるくらいで連鎖せず、全てが氷解する結末ではなかったが、印象的なシーンや台詞があって、ほろ苦い面白いハードボイルド調の読ませる作品だった。ファンなら、そのバーガーが佐世保バーガーだと思うだろう(^O^)続きを読む
投稿日:2014.05.06
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konnok
佐藤正午の事の次第を読みました。 ごくふつうに生きている中年の男性や女性がひそかに抱えている秘密を描いた短編集でした。 「姉の悲しみ」では姉からみた妹の姿が描かれ、「言い残したこと」では妹からみた姉…の姿が描かれています。 その対照が鮮やかで面白く読みました。続きを読む
投稿日:2021.09.18
wespo
それぞれのショートストーリーがちょっとずつ繋がっている群像劇。そのストーリーが繋がることで進むわけでもなく、最後に全て回収するわけでもないのでちょっと消化不良の感じがあった。佐藤さんの作風は好きなので…、それぞれのストーリーや、リンクしていく感じは楽しめました。続きを読む
投稿日:2021.02.07
todo23
『バニシングポイント』改題。 佐藤さんらしい作品だと思います。基本的に男と女の物語ですが、どこか夜の街の破戒的な雰囲気が漂います。 解説にもあるように、7つの短編が上手くリンクしているようなのですが、…どうも、ドタバタとした日常の中で読んだため、途切れ途切れになって頭に入ってきませんでした。 もっとも、ほかの人の感想を見ても「分かり難い」と書かれているものが多いので、そういう作品なのかもしれません。続きを読む
投稿日:2013.06.12
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