【感想】ぼくの地球を守って 1巻

日渡早紀 / 花とゆめ
(52件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
31
13
2
2
0
  • 前世の月の記憶

    当時前世ブームを巻き起こしたと言われる傑作。
    今読むと少しカルト宗教っぽく感じますが当時はそういった事件も無く新鮮なものでした。
    内容を忘れていたので最近全巻読みましたが、素晴らしかったです。
    今読んでも面白く、前世の因縁と愛憎が現代に転生した主人公達を結びつけて始まる物語に
    ドキドキハラハラ、徐々に謎が明らかになって行きます。
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    投稿日:2013.11.04

  • 自分の前世は、宇宙人?

    自分の前世はどんなものだったのか?
    90年代に「前世探しブーム」を巻き起こしたのが本シリーズ、「ぼくの地球を守って」です。

    主人公は、東京に転校してきた女子高校生の坂口亜梨子。彼女はたまたま、クラスメイトふたりが同じ夢を共有していて、夢の中では別人として生活しているという話を耳にします。そしてある日、彼女自身も木蓮という名前で別の惑星で暮らしている夢を見るのです。

    なぜこんな夢を見るのか?
    夢の中の自分たちは、どうなっていくのか?

    現在と過去の謎が入り乱れ、壮大な輪廻転生の物語が展開されていきます。少女漫画雑誌「花とゆめ」で連載されていた本作品ですが、骨太な近未来SFは少女漫画の枠を越えて多くの読み手を魅了していきました。老若男女を問わず手にとってもらいたい、普及の名作SFです。
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    投稿日:2016.03.18

  • 花とゆめ全盛期の傑作

    1980年代から1990年代前半の白泉社系コミックスはとにかく面白いものが多かったですが、その中でも面白かったのが日渡早紀と成田美名子だと思っています。
    20年以上前の作品ですが、今読んでも古さを感じさせません。
    続編もReader Storeで配信されてますので是非。
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    投稿日:2013.09.26

  • 私の2大泣きマンガのひとつ

    SF少女マンガの傑作といっていいでしょう。
    何度も何度も読んでるのに、毎回感動して涙してしまう、これぞ名作。
    脇役のはずの未来路の小エピソードにまで涙腺が緩んでしまって、やばいです。
    篠原千絵の「闇のパープルアイ」とこちらは、私の二大泣きマンガです。続きを読む

    投稿日:2014.04.12

  • 美しい未来へ

    転生によって地球にうまれかわった主人公たち。
    あいまいな過去の、現代の人間模様。次第にあきらかになっていく謎。
    日渡早紀の最高傑作だと思います。

    投稿日:2013.09.24

  • 日渡早紀の代表作です!

    今なお、続々編を執筆中の名作です。この作品は過去の画風を挑戦的(実験的)に変えた作品で、最初の1巻と後半の巻では同じ人が書いたとは思えないほど変化しています。すでに人気作家だったにもかかわらず、作品をより高みへと上げた挑戦だったのではないでしょうか。

    また物語も、何度も読み返して伏線を確認したくなる、そういう緻密なストーリーで、先に進めば進むほど面白くなり、予想外のストーリー展開に目が離せなくなります。
    まとめ読みをおすすめします。
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    投稿日:2016.03.06

ブクログレビュー

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  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    始まり方は正直、ありすも輪も好きになれないし
    絵柄も古くてネタもよく分からなくて読み難い。

    食いかけのガムを食べさせられたり
    髪につけられたりするのは許せない。
    恋仲だと誤解したにしてもクラスメートに会ったら
    挨拶くらいするだろうに無視するのが違和感。
    マンションの15階のベランダから鉢を落とすのも
    子供を柵から下ろす前に殴るのも酷いが
    子供の面倒をよその子供に押し付けて発生した事故で
    子供を殴って「なんの恨みが」と激昂する輪の母親が腹立たしい。

    余計にクラスで孤立するような気もするが、
    行動を起こせる迅八は恰好良かった。
    輪の意識が戻ってクラスメートが自分達の行動を
    反省した時にも、虫が良過ぎると怒るでもなく
    あっさり「謝れば?」と言うところも好き。

    輪の意識が戻ったのは良かったし
    母親が一転してありすに謝りたいと言うのも
    思うところはあれど良いとして
    小学生が婚約したいと言い出したのを
    普通相手の家に言いに行くか?
    家庭内で諭して終わるだろうに。

    田村さんのキャラが良い。
    不良に囲まれて一歩も引かない2人がすごいが
    更に啖呵も切れる迅八は只者ではない。
    先生相手にも言う事は言う。

    他の仲間たちが見つかる展開に心踊った。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.05.19

  • もんきち

    もんきち

    当時やっていたアニメのクオリティがすごくて、コミックも読破して世界観にどっぷりハマりました。あれから10年以上経って読み返しても、なんと構成がすごいのだろう、天才すぎでしょ、とやっぱりどっぷり世界にハマりました。
    ずっと手元に置いておきたい、大切な本です。
    続きを読む

    投稿日:2022.05.25

  • やや

    やや

    全巻読了。
    美しく壮大なSF。現世と前世、運命や巡りあわせ、幸せや愛のかたちなど…
    キャラクターたちのチャーミングさや、苦しくなるような心象表現など圧巻でした。とにかく絵がすごい。あとありすや木蓮の植物と話せる設定、うらやましい!続きを読む

    投稿日:2021.07.31

  • 麦の海

    麦の海

    妻が職場で薦められて持って帰ってきた本。適当に読み始めたが、想像以上に面白い!まず設定がSF好きには堪らない。登場人物も好感が持てる人物ばかりで不快になる箇所が見当たらない。その分、心理描写甘いんじゃないかと思ったが、そんなことはなく絶妙に表現されています。他の方のレビューにもあるとおりセンスの塊。続きを読む

    投稿日:2021.01.12

  • dk

    dk

    このレビューはネタバレを含みます

    前世少女の火付け役とかいう本

    前世に孤独の逃げ道を求めるセンシティブな少年少女のSFロマンとして最初の3巻くらいまでは抜群におもしろかった

    途中から大河メロドラマになってからせりふを読み飛ばして筋だけ追っていた

    特別な能力があるくせに何の使命感も責任感もなく、人に頼られると弱者ぶって嘆く木蓮も嫌いだし、自分の境遇や孤独を言い訳に人を責めたり傷つけたりする紫苑も好きになれない

    紫苑が柊に「責任者だから地球降下しないならみんな殺して自分が最後まで見守るべきだったのにそうしなかったのは罪」とか言い出して「は???」となった
    いやお前は月基地のメンバーのために一体なにをしたんだよと
    別にみんなを救いたいとかも思わずみんなで地球降下できる手だても探さず否定されたらスネてレイプしたくせに、人の責任だけは責めるって意味不明すぎじゃね???

    私は一環して木蓮・紫苑サイドは嫌いで柊・玉蘭・秋サイドの方が好感持てる
    玉蘭はともかくとして「最低じゃね?!」発言以外は迅八も好きだし

    こういう自分の心の傷を盾に悲劇の被害者ぶるキャラって本当に嫌いだけど、これがいわゆる「前世少女」たちの理想の自己投影なのかなと感じた

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.02.27

  • Chanrisa

    Chanrisa

    未来へ還っていく
    という言葉が印象的でした。ひととひとが出会うことの尊さも…
    皆それぞれいろんな愛の形があって。

    全12巻

    投稿日:2015.06.01

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