【感想】シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

三川みり, あき / 角川ビーンズ文庫
(87件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
33
35
13
0
0
  • 質の良いメルヘン

    ヒロインのアンは砂糖菓子職人という珍しい設定ですが、それがとてもよく生きていて、つい拳を握って応援したくなります!
    妖精シャルと心を通わせて互いに想い合うまでの過程もとても丁寧に描かれていて、
    ベタな甘さでなく、上品なふわりとしたお話になってます(まるでアンの作る砂糖菓子のよう)
    読むと心が優しくなれる、とても素敵なお話。
    現在続きを楽しみにしている数少ないシリーズです。
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    投稿日:2013.12.31

  • やさしい気持ちになれる

    上質な童話のような、大切にしたくなる作品。
    登場人物たちの喜びや悲しみ、痛みを、見守っているようなあたたかさが作中に流れていて、読んでいるとやさしい気持ちになります。

    妖精を愛し、情熱のままに夢へと突き進むアンと、そんな彼女を静かに見守る戦士妖精のシャル。そしてなんといっても私のイチオシは、小さな「俺様」ミスリル!可愛い~~っ!!続きを読む

    投稿日:2013.10.19

  • ふんわり甘い匂いがする本

    とても素直で真っ直ぐな主人公、アンが銀砂糖師になるという夢に向かってひたむきに頑張るお話。

    砂糖菓子の描写がとても丁寧で…実際にこんなお菓子があったら素敵だろうなぁ。
    あきさんのイラストもすごく合っていて、繊細で可愛い雰囲気に惹きこまれました。
    このシリーズはオススメです!
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    投稿日:2013.11.20

  • みんなに薦めたいとっておき。

    主人公の、夢と希望と絶望と、苦境と再起と成長が、ぎゅっと詰まった一冊。恋する部分はありますが、それだけではない、共感とともに主人公の確かな成長が感じ取れる作品です。読み終わった後、心が暖かくなる、お薦めの少女小説です。


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    投稿日:2013.11.21

  • 漫画がきっかけで

    幸村アルト先生の漫画が好きで、そちらのシュガーアップルフェアリーテイル(銀砂糖師と黒の妖精1、2巻)を読んだのがきっかけでした。
    その漫画はこちらのシリーズの一部だと知り、続きが読みたいけどライトノベルは読んだことがない…うーん…と思いながらもまず読んでみようと改めて1巻から読んでみました。
    結果、読んでよかった。がんばり屋さんのアンと無愛想だけど、優しい妖精シャルのほんわかしたお話でした。
    妖精という設定のせいか直球ばかり投げてくるシャルに、こんな人現実にはなかなか居ないよな(泣)と、若干空しくなりつつもファンタジーな世界観にどっぷり浸かってしまいました。
    仕事に恋に一生懸命な主人公がひたすら頑張るお話です。
    興味のある人は是非(´ω`)
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    投稿日:2016.08.21

ブクログレビュー

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  • ちくわ

    ちくわ

    アニメ化だ漫画化だ単行本化だっていって1巻目まるっと無料公開してたから読んだ
    あんま話覚えてないからアンってこんなに気が強いタイプだったっけって思ったりしたけど面白かった
    母を亡くした女の子が、お母さんを弔う砂糖菓子を作れる職人になるために旅に出る話。続きを読む

    投稿日:2023.11.21

  • コプ眠

    コプ眠

    三川みり原作の本作が今季(2023年冬)アニメになってる!デビュー&出世作みたいなので興味もあり、読んでみました。この一巻がアニメ4話までです。
    話の筋はわりとありきたりな感じで結末は見えつつ読むものの、妖精を人が使役することが普通の世界でそれを是とせず信念を貫こうとする主人公や妖精達のスタンスなど、話を支える土台がしっかりしていて心地よい定番でした。はっきりいって、好みの話で、確実に2巻は読みます。17巻あるようなので、途中で挫折するかもだけど。
    小学校でも大丈夫な内容でした。つばさ文庫にしてくれたら良いのに。幸村アルトのコミカライズに興味あり!
    続きを読む

    投稿日:2023.01.09

  • うさぎもち

    うさぎもち

    あきさんのイラストにつられて読み始めました。
    やわらかい絵柄の表紙・挿絵と優しい雰囲気の文章が合わさって、ひとつの絵本のようでした。

    アンの成長と旅路、シャルとの恋、2人を取り巻く人間(妖精)関係に心踊りながら一気に読み進めてしまいました。当時は中学生だったので図書館で借りて読んでいましたが、古本屋で偶然見かけて一冊だけ購入。その後コンプリートしました。
    まだ全て読み返せてはいませんが、何回でも読みたくなる少女小説です。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.20

  • 夕日

    夕日

    2022/10/31

    銀砂糖師を目指すアン。銀砂糖師になるには王都で開催される品評会で選ばれなければならない。先を急ぐアンは護衛に戦士妖精であるシャルを買う。王都に向かっていると半年滞在したジョナスも合流し、謎の男ヒューと出会いつつ日々を過ごす。

    久しぶりに読んだ。シャルかっこよすぎる。この話にこのイラストレーター選んだ人最高すぎる。
    続きを読む

    投稿日:2022.10.31

  • 永遠ニ馨ル

    永遠ニ馨ル

    龍ノ国幻想の美川みりさんのデビュー作と知り
    図書館で借りてきました。

    角川ビーンズ文庫ならではの
    キュンキュンストーリーですね。
    砂糖細工師になりたい女の子の
    おそらくサクセスストーリーとなるでしょう。

    デビュー作だけに荒削りな部分も感じますが
    むしろ主人公のアンと重なって好ましいです。

    せっかくなので、続きも読みます。
    続きを読む

    投稿日:2022.09.06

  • goya626

    goya626

    人間が妖精たちを使役しているという世界。それに抵抗がある主人公の銀砂糖師のアン。こういう差別構造の舞台設定がいかにも三川みりだ。処女作からちゃんと自分なりの個性を持っているのが大したもの。アンは、戦士妖精のシャルを買って、銀砂糖の細工作品の大会に出るために旅に出るが、これがなかなか大変な道中になる。アンの健気な思いもかわいいし、シャルが少しづつ変わっていく過程もいい。銀砂糖師としての成長も見どころだが、人と妖精との関わりもこのシリーズの大きな柱になっていくのだろうか。続きを読む

    投稿日:2022.04.03

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