【感想】NO.6〔ナンバーシックス〕 #5

あさのあつこ / 講談社文庫
(58件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
16
20
15
2
0
  • 矯正施設潜入

    ようやく紫苑とネズミが矯正施設に潜入。ネズミにとっては「戻ってきた」わけだけど、一体どうしてネズミが矯正施設にいたかはまだ分からない。
    施設内は不気味で少しグロい。紫苑、しっかりネズミについていくのよ
    クライマックスへの序盤ということで読み応えがありました。ダークな雰囲気が好きな人には待ってましたといった巻でしょう。
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    投稿日:2013.12.07

ブクログレビュー

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  • すー

    すー

    このレビューはネタバレを含みます

    矯正施設の中で文字通り人々を踏み台にして先へと進むネズミと紫苑の姿に「沙布を絶対に助ける」という強い信念を感じると同時に、西ブロックの人々をゴミ以下の存在のように扱うNo.6側がとても残酷に見えます。ネズミと紫苑が沙布を無事助け出して、No.6をぎゃふんと言わせてくれる展開を期待したいです 笑

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    投稿日:2023.05.11

  • gaku0014

    gaku0014

    あさのあつこ氏のSF小説【NO.6】第五巻。攫われた友達を救出すべく、紫苑とネズミは治安局の矯正施設へ乗り込む。果たして救出出来るのか。先が気になりすぎる。

    投稿日:2022.10.19

  • 23

    23

    このレビューはネタバレを含みます

    2019/01/17 再読。
    2023/02/10-12。再々読。



    ・火藍の近くに楊眠いるとハラハラしちゃうんだよな。


    ・捕らえられた沙布が紫苑との思い出を回想するとこ、す~ごく切ないんだけど、紫苑がほんとに沙布のことを友人としか思ってなくてめちゃくちゃ残酷というか…… 天然というか…… こりゃまたどうしようもない子だなと思う。

    ・しかもこのあとネズミに「おれにはあんたが必要なんだ」って言われて自分を奮い立たせるとこ、その言葉を「媚薬のような」と表すシーンなんだから本当にどうしようもないわな。なんかのインタビューか何かで紫苑がネズミに対して抱いている感情の話をあさのあつこさんがしてたような気がするんだけどな~…… どこだったっけな……

    ・あんまりよくない言い方だけど、紫苑はなぜ沙布ではいけなかったんだろうなと考えると、やっぱり沙布がNO.6内の人間だったからかなと思う。NO.6内の森林公園を森と呼ぶことに強い抵抗を示していたこととか、予測がつかない自然現象を好ましく思っていたこととか……

    ・しかもその前にネズミに「喉を掻き切る前にキスしてやる」って言われてめちゃくちゃ興奮してるし。これはなんなんだ? ネズミのこと、NO.6から連れ出してくれて真実を教えてくれる人、としてだけじゃなくふつうにネズミという人間が好きなんだもんなあ紫苑。


    ・あとね~。ネズミを殺されそうになって真っ先に絞首に踏み切る紫苑さん。ネズミドン引きしてるじゃん。

    ・「おれの知っている紫苑は、何が合っても断罪などしない」ってあまりにエゴすぎる。ネズミ、紫苑に紫苑のままでいてほしいと言ったけど、ネズミに危害を与える相手につかみかかる紫苑も紫苑でしかないよと思う。清純なままでいられるわけがないだろ…… あ…… あ…… どうしようもない……

    ・このあたりからのネズミの紫苑に対する理想と、ネズミと出会って変わっていった現実の紫苑とのギャップに惑わされるやつ、いいよね。紫苑はわりとピンピンしてるのに。

    ・力河に掴みかかった頃から紫苑のネズミに害を与えるもの絶対許さん精神が育ってきてた気がするけど、明確に変化し始めるのはこの辺なのかな、やっぱり。ネズミが乞うくらいになるまでの変化だもんなあ。まあ、これはネズミが紫苑のことを見る目が再会直後から変わってきているっていうのもあるだろうけど。


    ・この辺はアニメでざっくりカットされてるからほんとにあんまり覚えてない!たのしみだ。

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    投稿日:2022.06.19

  • そねこ

    そねこ

    この巻から本格的に物語が動いた感じがする。子供を押し付けられたイヌカシが不憫だと思った。もし紫苑に出会う前位のイヌカシなら、絶対赤ん坊なんて押し付けられたとしても面倒なんて見なかったんだろうなと思う。他にも矯正施設の内部の洞窟に住んでいる老やサソリなど、彼等が何者か気になる。続きが早く読みたい。続きを読む

    投稿日:2021.05.08

  • ななみ

    ななみ

    このレビューはネタバレを含みます

     人狩り以降の描写はかなり残酷で、読むのが辛かったです。しかし、私たちが生きる現実の世界でも、これに近いことが行われていると考えると複雑な気持ちになります。
     このあたりから、イヌカシと力河のシーンが多くなります。2人の会話は軽やかに進んでいくので読んでいて楽しいです。イヌカシはネズミのことばかり考えています。ネズミの魅力に惹かれている部分があるのでしょうか。
     紫苑がサソリの首を絞めるシーンは衝撃でした。ネズミも同様に衝撃を受けたと思います。この巻あたりから、読者とネズミの視点が一致する部分があるのが興味深いです。

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    投稿日:2020.11.20

  • yanagise

    yanagise

    このレビューはネタバレを含みます

    莉莉の父の謎の死,本当の幸せとは,矯正施設内の地獄,紫苑が託した赤ん坊を育てることにしたイヌカシ,沙布が見る白い闇,紫苑への恐怖

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    投稿日:2018.08.22

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