【感想】晩夏のプレイボール

あさのあつこ / 角川文庫
(46件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
5
16
14
2
0
  • 土の匂いがしてきます

    先にバッテリーを読んだこともあってか、また短編それぞれの登場人物に魅力がありもっと彼等を見ていたいと強く思ったこともあってか、短編 に少し物足りなさを感じていました。ですが、最後の一編を読んでとても満たされた気持ちになりました。野球というスポーツの面白さ、 儚さ、怖さ色んな面を知る…切なくてじわじわと心に染み入るような短編集です。

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    投稿日:2013.09.24

ブクログレビュー

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  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「練習球」
    一緒に連れて行く。
    故障に関しては本人が違和感に気付かない限り、周りがおかしいと思う頃には手遅れだろう。

    「驟雨の後に」
    女の子だったから。
    実力があれば道はあっただろうが、好きだけでは続けることが不可能なこともあるだろうな。

    「梅香る街」
    中二で知った現実。
    喧嘩した際に口にしてしまう話であるのなら、せめて子供には聞こえない声で言うべきだろ。

    「このグラウンドで」
    手を出したのは誰。
    どれだけ想う事があったとしても、喧嘩をしたら努力が無駄になる可能性があるというのに。

    「空が見える」
    成長した姿を見に。
    偶然にも同姓同名の選手だったとしても、二人からしてみれば帰ってきてくれたと想うだろ。

    「街の風景」
    何をしたらいいか。
    夢を完璧に叶えてしまったからこそ、目標とするものすらなくなってしまい困惑したのだろ。

    「雨上がり」
    平凡すぎたけれど。
    誰でも特別な才能があるわけではないのだから、それを目の前で言ったら流石にダメだろう。

    「ランニング」
    一人だけ遅すぎる。
    努力しても限界はあるだろうが、やりたい事が見つかったのだから応援してもいいだろうに。

    「東藤倉商店街」
    諦めてしまったら。
    本当に何も足掻けない状況でないのであれば、そこで手を抜いたら捨てたのと同じだろうな。

    「練習球Ⅱ」
    繋がった一塁打は。
    ピンチなことに変わりはないが、闘志を再び燃やすには十分な燃料の一つとなっただろうな。
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    投稿日:2024.05.08

  • ちゃいこv

    ちゃいこv

    ラジオ深夜便 文芸館 「練習球Ⅱ」
    熱血スポ根とちょっと違うココロの動き
    この二人の出会いも読んでみたいかなー
    2021.01
    木内達郎氏の表紙でハードカバー見つけた
    版画風でカッコいい!
    練習球を含む短編集
    野球がテーマで本当にいろんなドラマがあるんだなって思う
    ハッピーな話はあんまりなくて切ない
    優勝投手も悩んでる
    スッキリスポ根を期待する人には向かないかな
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    投稿日:2020.11.16

  • ヨッシー

    ヨッシー

    同作者の「敗者達の季節」を読み終えた後、本屋で手にした一冊。
    野球というスポーツを通じて、これだけの人間ドラマが書けるのだということを証明してくれていて、とても励みになる。こうなってくるともう、可能性なんて無限にあるのだと言われているような気さえする。
    野球で盛り上がるシーンってのは大体相場が決まってしまっていて、例えば大事な試合の九回裏、ツーアウト満塁……なんて、野球関連の作品でこれまで幾度となく描写されてきたシーンだと思うけど、それでも一つとして全く同じ物語はないのだろう。グラウンドに立つ一人一人に生きてきた人生があり、そんな選手達を見守る家族や恋人、先生といった親しい立場の人達にもまた積み重ねてきたものがある。それらが絡み合うことで紡がれていくドラマは、高校まで野球に身を投じてきた僕からすれば等しく尊くて愛おしい。
    全10話ある中で自分が一番印象に残ったのは「ランニング」。これだけなんか、他の作品とは匂いが違うような気がした。
    さあ、今年も熱い夏が始まろうとしているぞい。
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    投稿日:2019.08.06

  • booska17

    booska17

    悪くはないんですが・・・、ちょっと文章が固いかな? いつ書いたものなんだろう。
    あと、主人公の名前がみんな難しすぎ。山田太郎とかそんな名前でもよかったじゃん。

    投稿日:2019.01.02

  • sky-reader

    sky-reader

    それぞれの夏の甲子園を短編10篇で描く1冊

    野球が織りなす人生の一部を描いた作品

    野球とそれぞれの思い。。

    投稿日:2018.10.28

  • kazemakase

    kazemakase

    それぞれの人の甲子園の短編集です。あさのあつこの甲子園ものには珍しくラブコメな話も数本あって満足しました。

    投稿日:2018.09.01

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