【感想】鴨川ホルモー

万城目学 / KADOKAWA
(897件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
245
370
204
17
1
  • 表紙イラストは4人ですが、ブルースは5人です・・?

    なるほど!面白い。ホルモーとは何かというのは本編を読んでいただくとして、内容は18歳から25歳くらい(高校~大学卒業ぐらいまで)のよくある恋愛モヤモヤ模様。それでいてドロドロ感はなく、むしろアルアル感?をイメージするのはなぜ?。 好きなコがいる時は、妄想と勘違いの幸せな日々だったと、懐かしささえ覚えてしまいます。 主人公が男なので男目線で語られるのだけど、女の子はこの本をどう感じるのかな?嫁さんにでも聞いてみよう・・・。続きを読む

    投稿日:2015.03.16

  • よくわからないけど面白い!

    何だかよくわからないけど面白かったです。これが万城目ワールドなのでしょうか。
    ホルモーって何?って聞かれてもうまく説明できません。不可思議な設定なのですが、個性的なキャラ設定、情景が容易に想像できる表現力。電車のなかで何度笑ったことか。
    だいぶ前に映画化されいるようですが、これは映像で見ても面白いかも!?
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    投稿日:2015.02.18

  • 極上エンタメ度★★★★★

    迷っている方、間違いなく面白いです。3時間くらいで一気読みしてしまいます。大学生が主人公、サークルが舞台ということで大学生ならではの個性のきらめきや、サークルならではの恋愛バトルの要素が満載。高校を舞台設定にしている『鹿男あをによし』『偉大なるしゅららぽん』と比べても一層の躍動感や自分の体験に近い共感を感じます。万城目さんの伝奇系作品の中では一番好きかも知れません。『ホルモー』が何かは読んでのお楽しみですが、私はまるで三国志やキングダムの大将軍になったかのような錯覚を覚え、できることならホルモーやりたい!という気持ちになりました。
    ちなみに千葉の鴨川ではなく京都の鴨川が舞台です。読むまで勘違いしてました。読んだ後は京都であることの必然性に納得です。
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    投稿日:2015.08.05

  • 素晴らしき京都学生時代

    式神云々は、荒俣宏大先生を元祖として、伝奇系ファンタジーやライトノベルで散々使い古されたネタなので、正直言って新鮮味があまり無かったが、京都4大学(京大、立命館、京産大、龍谷大)の対抗戦としたところが秀逸。バックグラウンドの「京都の学生生活」が、近年実体験した人間ならではのリアルさで、実に魅力的に描かれているのがポイント高い。
    ちなみに映画も、作品世界を斜め上に拡張していて実に面白かった。両方ともお勧め。
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    投稿日:2013.09.25

  • 一体京都って何? 小説読みで行った事の無い奴ぁモグリ!?

    表題、表紙、同氏の他作品、最近ハマってる森見作品と通じるものがあるという勝手な憶測(京都繋がりで)、あまつさえどこぞで見た本作の映画ポスターまで総動員して頭に描いた予想図を事も無げに雲散霧消させ、とんでもない世界へ連れて行ってくれたものです。

    一体京都って何なの?
    小説読みで行った事の無い奴はモグリなの!?

    予測もつかなかった展開からあれよあれよと読み切らせてくれる筆力には頭が下がりますが、今思えば主人公含め登場人物の個性が弱かったのと、テーマの割に頁数が少なかったのが物足りず。
    しかし作者は気に入りました。
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    投稿日:2014.04.07

  • 映画を見て納得している人はもったいない。

    この作品は映画化されています。映画を見たことがありますが、原作小説の方が100倍はおもしろいです。私は京都で生活したことはないのですが、この小説で描かれている京都は雰囲気満点で、時代的エキゾチックと言えば良いのか?非常に楽しい小説です。続きを読む

    投稿日:2014.01.03

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ブクログレビュー

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  • ラムネ

    ラムネ

    主人公の真っ直ぐで正直で内省的で、なんだかんだ周囲の皆を救える「漢」な性格がかなり好みだった。ホルモーってなんなん、と改めて思うが妙にしっくりくる。文体も潔くて、誰も憎めないのに読んでいてスカッとした
    舞台ではどうやって表現しているのかな…私も彼らを見てみたい、少しだけ。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.14

  • 霽

    京都だと本当に見えていないものを見ていそうな人がいそうだと感じました。
    また、冬の京都に旅行に行ってみたいです。

    「それは-彼らは信じているからだ。彼らは自分の力を信じている。」

    投稿日:2024.05.12

  • リン/タロー

    リン/タロー

    総評 ラノベとして読めば名作
    京都+大学生の先駆け作品。
    うだつが上がらない大学生男子の青春部活ものでありながら、部活競技が「ホルモー」という妖怪を使役するストラテジーものなのが独自色。
    「青春」部分は恋愛要素あり、友情あり、笑いありでそれなりに面白い。
    しかし、「ホルモー」の描写に関してはあまり面白いとは思わなかった。
    簡単に言えば対戦RTSなのだが、緻密な戦略などはないので良くも悪くもざっくりな描写しかないので、読んでいてなんでもありじゃんとしか思えない。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.12

  • りえぽん

    りえぽん

    な、なんだなんだ、おもしろい、おもしろすぎる……!
    作品名も著者名も、もちろんかなり前から知ってはいたけれど、ちょっとふざけたタイトルからなかなか手が出せなかった本。(何しろどんな話か想像もつかなかったもので……)
    BSテレ東の番組で著者のインタビューを見たのをきっかけに一念発起して読んでみたら、なんとまぁ面白いこと。
    ずっと読まなかったのを後悔しました。
    バカバカしいけど爽やかな青春小説。
    しかし、森見先生といい、京大には魅力的なサークルがありすぎる(と思わせられる)。
    私も人生やり直せるなら、京大青龍会に入りたい!
    ……まずは、京大に入らないと……!?
    続きを読む

    投稿日:2024.05.12

  • まっちゃん

    まっちゃん

    京都が舞台はわかるが、ホルモーってなに?
    主人公の安倍が京都大学に入学し、京大青竜会に入る。青竜会はなにをやるサークルなのかも気になる。

    友人の高村や安倍が好意を抱いている早良やリケジョの楠木、芦屋など、青竜会で繰り広げられるちょっと不思議な物語。ホルモーと青竜という名前、そして京都ということで繋がっていく。

    ホルモーは殊の外、死闘となる事もわかった。現実の日常生活にちょっと不思議な出来事が重なるのは、万城目学さんらしい作品だ。

    読み始めた時は、なんだこれ?ってハテナで頭の中がいっぱいになった。ところが、読み進めるほど面白くなってくる。どんどん引き込まれていくのだ。
    大学時代のサークル仲間や恋愛が絡み、現実に非現実が溶け込んでいる事が、そうさせていると思う。それが京都であり、私も同じような経験があるからだろう。(非現実的な方の経験はないが)
    エピローグで面白い事実もわかる。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.10

  • つんどくって読むのかよー

    つんどくって読むのかよー

    舞台の配信に合わせて読む。
    急いで読んだにも関わらず、とても楽しめた。
    そして内容を取りこぼすことがなかった。
    (もしかしたら舞台を繰り返し見たからかもしれないが)
    鴨川六景も読もうと思った。

    投稿日:2024.05.07

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